こんにちは!
今回の記事では「ヴァンダービルト大学MBA(Owen)の特徴と日本人にとっての難易度を紹介しています。
「Owen MBAについて詳しく情報を得たい方」や「MBA取得を将来的に考えている方」の参考になれば幸いです。
Owen MBAは出願資格のTOEFL、IELTSスコアが他のMBAスクールに比べると若干低いことが特徴です。一方でGMATの平均スコアが高いので、英語資格を素早く満たし、いかに早くGMAT対策に移れるかが鍵になりそうです!
それでは詳しくみていきましょう。
目次:
ヴァンダービルト大学 MBA(Owen)とは
Owen MBAの特徴
早速、ヴァンダービルト大学 MBA(Owen)の基本的な情報を確認していきましょう:
都市 | Nashville, TN |
生徒数 | 179人 |
学費 | $ 121,500 |
総費用(24ヶ月) | 約$ 181,500 |
コース期間 | 24ヶ月 |
受験者数 | 704名 |
合格率 | 約62% |
GMAT平均値 | 680 |
出願資格(英語) | TOEFL 100点・ IELTS 7.0 |
平均勤務年数 | 約5年 |
平均年齢 | 28歳 |
留学生比率 | 20% |
女性比率 | 37% |
就職率(卒業3ヶ月以内) | 95% |
キャリアサポート | 6位 |
ウェブサイト | https://business.vanderbilt.edu/mba/ |
ヴァンダービルト大学 MBA(Owen)は「 個人に対して世界で最高のビジネス教育を施す」をミッションとしています。ヘルスケアを専門としたMBAとして地位を確立しています。
学費はその他のMBAプログラムと比較して年間100万円ほど安いです。またテネシー州という事で物価も安めなので総費用としても抑えられます。
またTOEFLとIELTSの出願資格は他のトップMBA校と比べても同じ基準値ですがGMATは低めです!
Owen MBAのロケーション
次にOwen があるロケーションを確認してみましょう:
キャンパスがあるナッシュビルは比較的治安もよく、キャンパス内及び周辺地域の治安維持・向上のために配属された警察官(Vanderbilt Police)が巡回をしている。
南部のアイビー、いわゆるサザン・アイビー・リーグ校の一校です!
Owen MBAの世界ランキング
次にOwenのフルタイムMBAの世界ランキングの推移を確認してみます:
- 2020年:73位
- 2019年:52位
- 2018年:45位
- 平均:57位
- 参照元:Financial Times
世界ランキングは3年で73位から45位まで上げています。卒業生の給与の伸びが著しい事が想像できます。FTの世界ランキングの評価の40%が給与に関連するためです。
Owen MBAの給与平均
Owenの入学前、卒業後の給与平均を確認してみましょう:
- 入学前:$ 64,000
- 卒業(3ヶ月後):$ 111,168
- 卒業(3年後):$ 148,039
- 投資回収:3.9年
給与は卒業直後で「1.7倍」に、3年後には入学前の「2.31倍」になります。ランキング20位前後のMBAスクールとにも引けを取らない結果です。
日本人の出願資格と入学難易度
先ほど特徴で紹介しましたが、もう一度出願資格を確認してみましょう:
- GMAT(平均値):680
- IELTS:バンドスコア7.0
- TOEFL:100点
トップMBAスクールの出願資格と比較するとGMATの平均スコアが若干低く、IELTSとTOEFLのスコアは平均的であることが分かります。
合格率が高い事を考えると、準備の大半がTOEFLやIELTS対策それから短期のGMAT対策がキーポイントになります。
「TOEFL100点」と「IELTS 7.0」どちらがオススメ
私個人の見解としては、IELTSの方がオススメと考えています。理由は以下の2点です:
- 理由1:リスニング・リーディングで間違えることのできる問題数が多い
- 理由2:ライティングにリスニングが必要ない
TOEFLで100点を目指す場合、リーディングとリスニングは27点以上取得できることが理想的です。つまり3問程度しか間違えることが許されません。一方でIELTSは10問程度間違えても、バンドスコア7.0以上を取得することができます。
また仮にリスニングが苦手な場合、スピーキングとライティングでリスニングの作業が必要になるTOEFLよりも、それぞれのスキルだけに専念できるIELTSの方がセクションごとに対策がしやすいと考えます。
まずは双方の模試を解いてみましょう。自分にあったテストがどちらなのか解く事によって初めて明確に分かります!
まとめ
MBAを考える場合はまずIELTSとTOEFLの対策を
今回の記事のポイントを以下にまとめておきます:
- ポイント1:キャリアサポートが非常に充実
- ポイント2:女性の支援に特に力を入れている
- ポイント3:出願資格はIELTS 7.0またはTOEFL 100点
仮にMBAを考えている場合、今からでもIELTS又はTOEFLの対策を始めておくと良いでしょう。基礎となる英語力があれば短期で結果が出ますが、基礎をカバーしながら対策をすると1年以上対策が必要になることもあります。
Owenは元より、海外MBA進学においては仮に「バンドスコア7.0」又は「TOEFL 100点」を取得できたとすると選択肢は大きく広がります。そこからスクールを慎重に選ぶという戦略も良いかもしれませんね。
一見難しく見えるTOEFLやIELTSであっても、課題を特定して一つずつ対処していけば確実に目標スコアに到達できます。諦めずに学習を継続していきましょう!
最後にIELTSやTOEFL対策、MBAに関するご相談などありましたらお気軽にご連絡ください!