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SOLOのルークです!
英語を軸に、海外進学される方をサポートしています。
今回の記事では「IELTSライティングの最適な文字数」を紹介します。
目次:
IELTSライティングの最適な文字数
IELTSライティングは、2つのタスクは出題されます。
「タスク1では150字以上、タスク2では250字以上書きなさい」
と設問に指示があります。
この指定文字数を満たしていれば大丈夫だろうけれど、
実際には、何文字を目安に書けば良いのか?
については、知らない人もいるかと思います。
一緒に、確認をしていきましょう。
タスク1の文字数
まずは、タスク1です。
タスク1は、以下のような設問が出題されます。
- The graph below shows the proportion of the population aged 60 and over between 1950 and 2050 in three different countries.
- Summarise the information by selecting and reporting the main features, and make comparisons where relevant.
- You should write at least 150 words.
- 「下のグラフは、3カ国の1950年から2050年にかけての60歳以上人口の割合を示している。主要な特徴を選び、情報を要約し、関連する場合は比較を行いなさい。150語以上で記述しなさい。
設問の一番下に、 “You should write at least 150 words.” と書かれていますね。
答案が150字未満の場合には、減点されます。
設問の指示に沿っていないことになるためです。
つまり、149字は減点されるということです。
ちなみに、文字数が満たない場合は、スコア5.5以下になる確率が高まります。
タスク1は、文字数によってスコアが変動しやすいです。
傾向としては、タスク1は、文字数が増えるほどスコアが上がります。
以下は、1つの目安です。
- 5.5 – 6.0:150-160字
- 6.5 – 7.0:160-180字
- 7.5 – 8.0:180-220字
文字数が多いほど、スコアが上がる傾向があることが確認できます。
念のためですが、これは、たくさん書けば良いという意味ではありません。
前提として、語彙や文法がそこそこしっかりしていることは必要です。
その上で、なんとか指定文字数を満たせた場合は、スコア6.0前後の評価を得ることが多いです。
必要 ”最低限”の情報が書けた場合に、150字程度になるように作られているためです。
タスク1で高得点を取りたい場合は、少なくとも180字以上を目指して書くことを目標にしましょう。
図表を、具体的に描写しようとすればするほど文字数が多くなるのです。
タスク2の文字数
次に、タスク2です。
タスク2は、以下のような設問が出題されます。
- Advertising discourages people from being different individuals by making us want to be and to look the same.
- To what extent do you agree or disagree?
- You should write at least 250 words.
- 「広告は、私たちに同じでありたい、同じに見えるようにしたいと思わせることで、人々が異なる個であることを抑制します。あなたは、どの程度、賛成ですか、それとも反対ですか?少なくとも250時以上書くこと」
設問の一番下に “You should write at least 250 words.” と含まれていますね。
こちらも、249字ですと減点されるので気をつけてください。
ちなみに減点は、評価項目TA(タスクの達成度)でされてしまいます。
タスク2の理想の文字数は、260~280字です。
タスク1のように、文字数によってスコアは変動しません。
タスク2では自分の意見を展開しますね。
タスク1と違い、書きすぎると、ロジックに穴ができてしまいます。
実際、スコア6.0-7.0程度の人の中には、300字以上書く人が多かったりします。
言いたいことを助長的に説明しており、実は採点官には伝わっていないのです。
書くことをグっと絞り、行間を読ませないように展開をすることが理想です。
とはいえ、250字に到達させられないリスクを考慮すると、やはり260字程度は少なくとも書いた方が良いでしょう。
ペーパー受験の場合は、採点官は、わざわざ文字数をカウントしています。
文字カウントのルール
最後に、文字数のカウントルールを確認しておきましょう。
- ハイフンで結ばれた語句は一語
- 略語は一語
- 句読点はカウントされない
- 「a・ an・ the」は一語
ハイフンで結ばれた語句とは、以下のようなものです。
One-third(三分の一)
Up-to-date(最新の)
Self-confidence(自信)
こういった語句は、一語としてカウントされています。
略語には、以下のようなものが使えます。
CEO – Chief Executive Officer(最高経営責任者)
NASA – National Aeronautics and Space Administration(米国航空宇宙局)
こういった語句も、一語扱いです。
意外に勘違いされているのは、句読点です。句読点は、ノーカウントです。
また、冠詞は一語扱いです。
最後に
以上が、IELTSライティングの最適な文字数の紹介でした。
ちなみに、We’re や I’m などの略語は、アカデミック・ライティングではインフォーマルな表現です。
使用しないようにしましょう。
口語のテストではないので、混合しないように気をつけましょう。
記事を最後まで読んでいただきありがとうございました。
最後に、IELTS対策や海外進学などでお悩みのことがあればお気軽にご連絡ください!