こんにちは!SOLO IELTS TOEFLのルークです!
今回は、「TOEFL iBTリスニングで出題される『詳細問題』の対策方法」を紹介します。
詳細問題が苦手な方や、TOEFLのリスニング対策をやりたい方にはオススメの内容です。
「詳細問題」は聞き逃してしまうことが多い問題です!きちんと対策して着実に解けるようにしておきましょう!
目次:
リスニング「詳細問題」
TOEFLリスニングでは質問の種類が8パターンあります。
「詳細問題」はその内の一つです。コンセプトの詳細に関することが質問されます。
答えは音源中にてストレートに述べられます。そういった意味で感情問題と比べて難易度は少し下がります。
一方で聞き逃したら答えられない、塗り絵問題になるリスクがあります。
メモが鍵を握ります
練習問題で確認
実際にTOEFLリスニングの詳細問題を練習してみましょう。
What does the professor point out about Frantzen’s farm scene painting?
A. It looks like a photograph
B. It might be her most well-known painting
C. Frantzen painted it in the impressionist style.
D. Frantzen painted it while she was living abroad.
どの答えを選びましたか? コツを確認しながら答えをみてみましょう。
コツ1. メモをとる
詳細問題で最も大事なことです。
具体的には、シンボル(→↓= etc..)を活用して時間節約をしながら、大切な情報だけを抜き取る練習を繰り返すことです。
上記の練習問題では、下記のようなメモになることが理想です。
- Rose Frantzen = Realistic-Impressionism artist
- Impressionism = paint on canvas, trick paint, large brushstroke, every day life scene
- a paining at exhibit = Impressionism style, Frantzen’s painting, a winter day on a farm.
コンセプトに関して知らなかったり聞き取れなくても焦らないようにしましょう。教授が何度も例を挙げながら詳細を説明してくれます。
詳しいメモの取り方に関しては以下の記事を参照にしてください。
コツ2. 選択肢に注意する
詳細問題の選択肢は基本的にひっかけです。以下のような手法でTOEFLさんはひっかけてきます。
- アイデアは間違っているのに、語彙が正答のそれと近い
- アイデアはあっているけども、問と関係がない
聞けた気がする人はだいたい間違うようになっています
コツ3. 知と経験に基づく憶測
TOEFLあるあるですが、背景知識と経験が役に立つことがあります。
ただし前提としてきちんとリスニング力があってメモが取れていることが必要です。 メモというファクトと自分の背景知識をつなげることが大切だからです。
高校生や大学生にとっては少し難易度が高いです
それを踏まえて、AとBは消去ができます。Aのphotographは述べられていない。Bもbest-know, famous paintingsについて述べられていません。
Dはもっともらしいひっかけでした。
画家が 海外に住んでいたと述べていたためです。 ただし海外にいるときに書かれた絵だとは述べられていませんでした。
よって答えはCです。
練習問題3
さて最後に練習問題でTOEFLリスニングの詳細問題を極めましょう。きちんとメモを取ってくださいね。
What do birds typically do when they are putting on the ” destruction display”, according to the lecture?
A. They imitate other animals
B. They fly circles around the nest
C. They use their wings to cover their nest
D. They pretend that they are injured or ill
Distraction displayのコンセプト理解ができた後に、Different actions, behaviours of birdsに関するキーワードがメモできることがポイントでした。
具体的には、 ‘’broken wing display’’, “injured appearances”, ” imitation of a mouse on the ground”などです。
よって答えはAとDです。
まとめ
TOEFLリスニングの「詳細問題」の練習を一緒にみていきました。
ストレートに答えが述べられる一方で、聞き逃してしまうと落としてしまうタイプの問でした。
自らの記憶に頼ることはリスクですので、メモの取り方を練習し、背景知識と統合して答えることがポイントです。
次の記事: 【暗示問題】TOEFL iBTリスニングを練習
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