こんにちは!SOLOのルークです。
海外へ行かれる方に、IELTSを教えています。
この記事では「ヨーロッパでファッションを英語専攻できる学校」を紹介します。
欧州では、修士では多くの英語コースが開講されていますが、学部ではまだまだ選択肢が少ないのが現状です。
この記事では、学部と修士の双方で英語コースを開講してる学校をご紹介します。
ここ数年、欧州にファッションを学びに行く人が弊社を訪れてくれます。英語圏と比べて、学費が安くクオリティの高い授業を提供している学校がいくつかあります!
目次:
欧州でファッション専攻
ファッションの聖地ヨーロッパ。
実際に、ファッションコースは欧州で数多く開講されています。
特に、ファッション大国のフランス、スペイン、イタリアでは英語コースも開講されており、選択肢がいくつかあります。
ファッションと一口に述べても、
- ファッションスタイル
- ファッションビジネス
- ファッションデザイン
- ファッションマテリアル
と、それぞれの学校のコースにより特徴が異なります。
学校を出た後に、「自分は将来どういったキャリアを進みたいのか」
自分のキャリアプランをきちんと考慮して、専攻を選ぶようにしましょう。
学校1. IED
一つ目は、「デザイン」大手の学校”Istituto Europeo di Design”(IED)です。
イタリア、スペイン、ブラジルの3国12校で学校展開をしています。本校は、イタリアのミラノにあります。
以下が出願の詳細です:
- 出願期間:未記載
- 入学日:10月
- コース期間:3年
- 出願要件:IELTS 6.5
- 学費:15,100€
デザインという大きな枠の中に、様々なコースが用意されています。
その中でもファッションに関するコースはいくつかありますが、現在英語で開講されているのは、
学部の場合は、スペインマドリッドキャンパスの”ファッションビジネス学科“です。
短期ディプロマの場合は、「ファッションバイング、ファッションプロダクトマネジメント、ファッションライセンス、ファッションスタイル&コミュニケーション」の4学科です。いずれも、マドリッドキャンパスです。
出願期間については書かれていませんので、随時募集をしています。
出願に必要な英語資格は、IELTS6.5です。これは、英検一級と同等のレベル感です。
コース開始の3か月前には、IELTSのスコアとともに、願書をウェブサイトから送るようにしましょう。
学費は年間15,100€です。2023年1月のレートでは、日本円でおよそ215万円です。
注意点としては、IEDは「正式な認可大学ではない」という点です。
IEDで学部を出ても、修士過程へ進もうと思った際に、進学できない可能性があります。
- 参照:IED
学校2. IFA Paris
次に、「ファッション」大手の学校International Fashion Academy Paris(IFA Paris)です。
本拠点はフランスのパリですが、上海、イスタンブール、オンラインでも展開をしています。
以下が出願の詳細です:
- 出願期間:未記載
- 入学日:9月
- コース期間:3年
- 出願要件:IELTS5.5
- 学費:€9,400(修士は€12,800)
ファッションを軸に、様々なコースが用意されています。
学部課程は以下です:
- ファッションデザイン&テクノロジー
- ファッションマーケティング
- 持続可能性ファッション
修士課程は以下です:
- 現代ファッションデザイン
- ファッションマネジメント(MBA)
- ファッションテクノロジー
ファッションで、マーケティングに特化をしたコースは珍しいですね。
出願に必要なIELTSも5.5ですので、ハードルは低めです。IELTS5.5は、およそ英検準一級と同等のレベルです。
学費は年間€9,400です。2023年1月のレートでは、日本円でおよそ134万円です。
- 参照:IFA Paris
学校3. LISAA
次に、「デザイン」の大手の学校LISAAです。
フランス全土で学校を展開しています。
以下が出願の詳細です:
- 出願期間:未記載
- 入学日:9月
- コース期間:3年
- 出願要件:IELTS6.0
- 学費:€10,490
学部課程は以下です:
- ファッションビジネス
- ファッションデザイン
- ファッション / パタンナーメイキング
- ファッション / テキスタルデザイン
修士課程は以下です:
- ファッションラグジュアリーマネジメント
- ファッションコミュニケーションとデジタルマーケティング
- ファッションマーケティングと持続可能性
- ファッションビジネス
- ファッションマーケティング
ファッションという切り口で、これほど英語コースが用意されている学校はないかと思います
出願に必要な英語力は、IELTSは6.0です。IELTS6.0は、英検準一級と英検一級の間のレベル感です。
学費は年間€10,490です。2023年1月のレートでは、日本円でおよそ149万円です。
- 参照:LISAA
その他の学校
上記3校が、ファッションにおいては知名度がある学校です。
その他の、英語コースを開講している欧州の大学を紹介します。
1校目は、スペインのUniversity of A Coruña(ラ・コルーニャ大学)の”Fashion Industry Management”です。
田舎に位置している大学ですが、学費が年間740€であることが特徴的です。
2校目は、イタリアのAccademia del Lussoの”Fashion Styling & Communication”と”Fashion Design”です。
ファッション界では有名な学校ですが、学費は18,950€と高めです。
3校目は、ドイツのMacromedia University of Applied Sciencesによる”Fashion Design”です。
ドイツという点において特徴的です。英語で開講されているファッションスクールは少ないです。学費は10,600€です。
4校目は、スペインのMarbella Design Academyによる”Fashion Design & Manufacture”です。
学科名にManufacture「製造」とついている点が特徴的です。学費は11,500€です。
最後に
今回の記事のポイントを以下にまとめておきます:
- フランス、スペイン、イタリアに学校多数
- 学校により学費は大きく異なる
- IELTS5.5から出願可能
以上が、ヨーロッパでファッションを英語専攻できる大学の紹介でした。
上記の大学に進学するためには、IELTSのスコア、卒業証明書、成績の3点を出願することで可能です。
IELTSは、日本にいながらも確実にスコアを上げることができます。
対策にはある程度の時間がかかります。進学を希望している人は、早めに学習を開始しましょう。
弊社では、IELTSと出願準備の双方をサポートすることが可能です。欧州への進学を考えてる人などは、遠慮なくご相談ください!
記事を最後までよんでいただき、ありがとうございました。