こんにちは!
英語を軸に、海外進学される方をサポートしています。
今回の記事では「スペインの大学のランキング・学費・進学方法」を紹介します。
「スペイン留学を考えている方」や「欧州に興味がある人」の参考になれば幸いです。
スペイン留学は、「デザイン、建築」に興味がある人にオススメです。IELTS5.5から出願が可能ですので、英語があまり得意でなくとも進学できる可能があります!
それでは、詳しくみていきましょう。
目次:
スペインの大学 まとめ
ランキング
まずは、ランキングから見ていきましょう。
以下は、2023年度のスペインの大学ランキング上位校です。
日本語名 | TIMES | QS | U.S.News |
バルセロナ大学 | 182 | 184 | 86 |
バルセロナ自治大学 | 183 | 178 | 143 |
ポンペウ・ファブラ大学 | 186 | 233 | 196 |
ナバラ大学 | 251 | 253 | 389 |
マドリード自治大学 | 301 | 215 | 231 |
コンプルテンセ大学 | 401 | 226 | 337 |
ラモン・リュリ大学 | 501 | 651 | 966 |
ESADE | 501 | 651 | 966 |
ESDiデザイン高等学校 | 501 | 651 | 966 |
La Salle IGS | 501 | 651 | 966 |
カタルーニャ・オベルタ大学 | 501 | – | – |
バレンシア大学 | 501 | 571 | 212 |
ルビーラ・イ・ビルジーリ大学 | 601 | 751 | 625 |
留学生に人気の上位進学先は、「バルセロナ大学」「バルセロナ自治大学」「ポンペウ・ファブラ大学」の3校です。
大学の格付け機関によりランキングが異なるのは、評価方法に違いがあるためです。
QSのランキングは「学界での評判(40%)、論文被引用数/教員数(20%)、学生数/教員数(20%)、ビジネス界での評判(10%)、留学生比率(5%)、外国人教員比率(5%)」の内訳にて評価されています。
The Timesのランキングは「教育(40%)、研究(30%)、論文被引用数(30%)、国際性(7.5%)、企業からの収入(2.5%)」の内訳にて評価されています。
U.S.Newsのランキングは「卒業・留年率(22%)、学部評価(20%)、教員資源(20%)、学生一人当たりの財源(10%)、卒業実績(8%)、学生の成績(7%)、卒業後の負債比率(5%)、社会的流動性(5%)、卒業生評価(3%)」の内訳です。
英語で学べるコース
次に、スペインで英語コースを提供している大学を確認します。
現在、スペインでは学士で500以上、修士で800以上の学科が英語コースを開講しています。
世界ランキングの上位校では、「カタルーニャ工科大学」「マドリード・カルロス3世大学」の2校が学部レベルで英語コースを提供しています。
カタルーニャ工科大学では、「バイオインフォマティクス、ビデオデザイン&開発、土木工学、産業テクノロジー&経済分析」を専攻可能です。
マドリード・カルロス3世大学では「ビジネスアドミニストレーション、経済、金融と会計、コンピューターサイエンス、航空工学、バイオメディカル工学、国際関係、数学とコンピューティング」を専攻できます。
スペインといえばデザインと建築に強い国です。
「マルベーリャデザインアカデミー」「ESDiデザインスクール」「ヨーロッパ・デザイン学院」など、当分野で有名な大学が提供する英語コースがあります。
また、その他の欧州では専攻するのが難しい「歯科や薬学」などの学科を英語で提供している大学が複数あることも特徴的です。
具体的には、「CEUカルデナルエレーラ大学」「カトリカ・サン・アントニオ・デ・ムルシア」「UICバルセロナ」では歯科や薬学を学べます。
一般的に、スペインの大学はその他の欧州の大学と同様に3年制または4年制で、学科によって変わります。
より多くの選択肢から吟味したい人は、以下のウェブサイトがオススメです。英語で開講されているコースを網羅的に確認することが可能です!
学費
スペインの大学の学費です。
学費(年) | 6,800 € – 16,400 € |
スペインの大学の年間の学費は2023年3月現在のレートで年間98-237万円です。
上記テーブルは、3年を仮定して計算した概算費用です。
スペインの大学の学費は、どの学科を専攻してもほとんど学費の変動がありません。
留学方法
スペインの大学(学部)には基本的に、
- 1. 高校の卒業証書
- 2. 高校の成績
- 3. IELTS(TOEFL)
の3点の提出で進学が可能です。
成績は高ければ高いほど良いですが、低いからといって出願できないわけではないので積極的にチャレンジしてみると良いでしょう。
成績は、高校1-3年全てを提出しないといけない大学と、2-3年の成績のみを提出する学校に分かれます。
英語の資格は、IELTSまたはTOEFLのスコア提出が必須です。通常、IELTSですとスコア5.5が1つの大きな基準になり、6.0を取得するとどこの大学にでも出願することが可能です。
上記3点の書類が揃ったら、志望校のウェブサイトから出願をします。合格通知が届いたら、ビザの申請を済ませて渡航準備に入ります!
最後に
スペインはデザインと建築分野に強い
最後に今回の記事のポイントをまとめておきます:
- 英語で学べる学科が多数ある
- 年間の学費は98-237万円
- IELTS5.5から留学可能
スペイン留学の特徴は、「デザイン or 建築」と「ビジネス」を掛け合わせた学科の選択肢が充実していることです。
欧州の大学は、各国が独自の強みを生かした学科を大学にで提供しています。例えば、北欧は「IT」を中心に、フランスは「ファッションや芸術」の選択肢が充実しています。
また、その他の欧州の大学と比べて、スペイン留学はIELTSの基準が若干低いことも特徴的です。
多くの欧州の大学では、IELTS6.0-6.5が必要ですが、スペイン留学の場合はIELTS5.5から進学ができる大学が多いです。
将来的に、デザインや建築分野でキャリアを築きたい人はスペイン留学を考慮してみてはいかがでしょうか!
その他の世界の大学が気になる方は、下記にまとめていますのでご参照下さい。
記事を最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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