今回の記事は、「コロンビア大学MBA（CBS）の特徴と進学方法」を紹介します。
コロンビア大学MBAは、Financial Timesの世界ランキングで2位にランクインしています。また、通常のMBA出願に必須である、TOEFLが必要のない珍しいスクールです！
目次：
コロンビア大学 MBA（CBS）の特徴
まずは、基本情報から確認しましょう。
| 都市 | ニューヨーク |
| コース期間 | 20か月 |
| GMAT平均値 | 729 |
| 英語の必要資格 | 必要ない |
| 平均勤務年数 | 5年 |
| 年齢 | 23-43歳 |
| ウェブサイト | https://www8.gsb.columbia.edu/programs/ |
コロンビア大学MBAは「賢く、柔軟に、有能なビジネスリーダーを輩出すること」というビジョンを掲げ運営されています。
21年度より、英語資格の提出が必要なくなりました。
一方で、GMATの合格者平均点は729点と、どちみち高い英語力は必要です。
CBSでは、 理論と実践を融合し、起業家精神を育成すること。戦略的な思考を身につけ、競争の激しいビジネス環境で勝ち抜くことを目標にしています！
学費
コロンビア大学MBAの2023年度の学費です。
| 学費（年） | $80,472 |
- 参照 : Tuition Fee
コロンビア大学MBAの学費は、2023年4月現在のレートで年間およそ1,060万円です。
トップ校の中でも高めの学費です。その学費は、年間2-5%の割合で高くなり続けています。
ニューヨークという立地もあり、生活費も高いため、卒業までにかかる総費用も高額です。
奨学金に関しては、NeedとMeritベースの双方が用意されている珍しいスクールです。事前にウェブサイトで確認しておきましょう。
ランキング
コロンビア大学MBAの世界ランキングの推移です。
| Year | QS | FT |
| 2023 | 8位 | 1位 |
| 2022 | 9位 | 2位 |
| 2021 | 8位 | N/A |
コロンビア大学MBAの世界ランキングは、大学格付け機関QS 8位、FT 1位です。いずれも常に上位にランクインしています。
格付け機関により、評価方法が異なります。QSのランキングは、「雇用機会（40％）、起業家精神と卒業生の成果（15％）、投資収益率（20％）、リーダーシップ（15％）、クラスと教員の多様性（10％）」の内訳にて評価されています。
FTは、「加重平均給与、昇給率、女性教員・学生の割合、キャリアアップ」など多岐にわたって評価されていますが、その比重は公開されていません。「企業の社会的責任・卒業生の推薦」が評価に含まれていることが、他社との違いです。
その他の情報
その他のデータを確認してみましょう。
| 留学生比率 | 57% |
| 女性比率 | 44% |
| 卒業3か月以内就職率 | 92% |
| キャリアサポート | 23位 |
| 給与上昇率 | 132% |
欧州MBAと比べると留学生比率と女性比率が低く感じますが、アメリカのMBA校の中では極めて高い数値です。さらに、毎年数%ずつ数値が中央値50%に向けて改善されています。
また、米国内の人手不足の影響もあり、しばらく80%代後半だった「卒業3か月以内就職率」も92%と飛躍しています。
コロンビア大学MBA（CBS）の進学方法
コロンビア大学MBAの出願要件です。
- GMAT （GRE）
- 学士の成績
- 推薦状
- エッセイ
- レジュメ（職歴）
- 願書
- インタビュー
上記の出願要件は、トップMBA校ですと、おおよそどこも同じです。一方で、TOEFL（IELTS）が必要ないことが特徴的です。
日本人受験生にとっての大きなハードルはGMATになります。GMATの合格者平均点が729点と驚異的な数値になっています。
GMAT対策には高い英語力が必要です。英語に自信がない人は、他校と併願をする中で高い英語力をつけた上で対策を始めると良いでしょう。
最後に
今回の記事のポイントです：
- FT 世界大学ランキング1位
- 年間の学費は1,060万円
- 出願に英語資格が必要なし
コロンビア大学MBAの特徴はある程度把握できましたでしょうか。
興味がある方は、下記の動画でキャンパスツアーをしてみましょう。
自分が実際にキャンパスにいることをイメージすると、より海外留学をする実感をえられるのではないでしょうか。
コロンビア大学MBAには、”Immersion Seminars”と呼ばれる学内での学びを素早く実践に移すための、一流企業とのタイアップが用意されています。
こういった一流企業との提携は、卒業生のコネクションを最大限に利用しています。アルムナイとの関係性を重要視しています。
CBS卒業後のキャリアパスですが、卒業生の多くが米国内で就職をしています。産業は多岐に渡りますが、金融、コンサルティングが多くを占めます。
その他の海外MBA校や情報は下記のサイトにまとめておりますので、必要な場合はご参照下さい。
- 参照元: 海外MBA 一覧
最後に、弊社は海外MBAを志す方に、TOEFLとIELTSをオンラインで専門的に教えています。英語対策でお悩みなどありましたら、遠慮なくご連絡下さい！
記事を最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
