こんにちは、SOLO IELTS TOEFLのルークです。
この記事は、MIT SloanのMBAの特徴と日本人にとっての難易度を徹底検証しています。
TOEFLやIELTSの資格が必要ない海外トップMBAスクールは珍しいです
目次:
MIT SloanのMBA
日本人に自ずとしれたMITはイノベーションに重きをおいた理系のプロフェッショナルが集まる学校です。
MIT SloanのMBAも研究と実践の融合をベースにイノベーションを生み出すことを目的に運営されており、母体の理念を引き継いでいます。
まずはそのMIT Sloanの基本情報を確認してみましょう。
都市 | Cambridge, Massachusetts |
生徒数 | 409人 |
学費(24か月) | $136,135 |
総費用(24か月) | $192,115 |
コース期間 | 24か月 |
受験者数 | 5,560 |
合格率 | 11.5% |
GMAT平均値 | 728 |
英語の必要資格 | NR |
平均勤務年数 | 4.8年 |
平均年齢 | 28歳 |
ウェブサイト | https://mitsloan.mit.edu/ |
GMATの平均の高さと合格率の低さをみると、IELTSやTOEFLの資格が必要ないとはいえ、かなりの英語力とエッセイによる独自性を証明する必要がありそうです。
- 参考: 海外MBAトップ15校の入学要件
MIT Sloanの特徴
次に、MIT SloanのMBA世界ランキング、給与と将来のキャリアの特徴を順にみていきましょう。Financial Timesのデータを参照にしています。
まずはMIT SloanのフルタイムMBAの世界ランキングの推移です。
世界ランキング
2020 | 6位 |
2019 | 8位 |
2018 | 9位 |
平均 | 8位 |
2018年度から毎年順位を上げてきており、世界のイノベーションのニーズが毎年高まっているのを物語っているようです。
給与
次にMIT Sloanの入学前、卒業後の給与平均を比べています。
入学前 | $80,000 |
卒業3か月後 | $126,436 |
卒業3年後 | $195,300 |
投資回収 | 4.1年 |
給与は卒業直後で1.58倍に、3年後には入学前の2.44倍となっています。給与の上昇率は他の海外トップMBA校とほぼ同等です。
その他の情報
最後にその他のMIT SloanのMBAのデータとして気になる点を確認してみましょう。
留学生比率 | 38% |
女性比率 | 42% |
卒業3か月以内就職率 | 94% |
卒業生のよる推薦ランク | 3位 |
キャリアサポート | 46位 |
卒業生の満足度が極めて高いことがこの学校の価値の高さを表しているといえます。
卒業後の就職先
それではMIT SloanのMBAの卒業後の就職先について確認しましょう。

特殊した点としてはFinanceが14%と他のトップMBA校よりも低めな一方、Marketing/SalesとOperations/Logisticsが高めである点です。
頭脳を最大限に活用するという点でコンサルティングが40%近くを占めています。
他のMBAとの違い
それではMIT Sloanが海外の他のMBAとはどう違うのかをウェブサイトやデータからまとめてみましょう。
- グローバルネットワークの構築に重きをおいたプログラム
- ディスカッションベースの授業+実践プロジェクト
- 起業家精神とイノベーションを育む理念
- ハーバード大とのデュアルディグリー制度
- 論理と実践のバランスを大事にしているアクションベースのカリキュラム
金融とマネジメント界においてのイノベーションのパイオニアであるMITならではの特徴が伺えます。
メッセージ
MIT SloanのMBAの概要はある程度把握できたでしょうか。
日本人にとっては合格できるかはさておいて、英語の資格が必要ないことで応募自体の難易度はさほど高くないでしょう。
イノベーションが世界を牽引することに確信を持っており、その精神がMBAプログラムにも反映されいることが分かりますね。
最後に、弊社は海外進学をされる方が必要な、IELTSやTOEFL対策をオンラインで専門的に教えています。英語対策でお悩みなどありましたら、遠慮なくご連絡下さい!
記事を最後まで読んでいただき、ありがとうございました。