こんにちは、SOLOのルークです!
MBA進学希望者の方に、TOEFLやIELTSを教えています。
今回の記事は、「UCLA MBA(Anderson)特徴と進学方法」を紹介します。
通常のMBAでは、個の成長やキャリアにフォーカスしている事が多いですが、UCLAではその先の組織や社会での大きな課題解決に焦点をあてています!
それでは、詳しく見ていきましょう。
目次:
UCLA MBA(Anderson)
まずは、基本情報から確認しましょう。
都市 | Los Angeles, CA |
生徒数 | 372人 |
コース期間 | 22か月 |
受験者数 | 3,085 |
合格率 | 13.1% |
GMAT平均値 | 713 |
英語の必要資格 | TOEFL87 or IELTS7.0 |
平均勤務年数 | 5.0年 |
平均年齢 | 24 – 38歳 |
ウェブサイト | https://www.anderson.ucla.edu/degrees/full-time-mba |
UCLA MBAは「協力、メンターシップ、寛容の3つをもってして集合的勝利を収める」というビジョンを掲げ運営されています。
受験者数は3,841人ですが、入学者数は291人です。つまり、UCLA MBAの合格率はおよそ13.1%ということになります。合格者が全員入学することを前提とした確率ですので、実際の合格率はもう少し高いでしょう。
出願に必要な英語に関しては、他のトップ校と比べて低めの基準です。一方で、GMATは合格者平均が713と高い水準です。
学費
UCLA MBAの2022-23年度の学費です。
学費(年) | $71,071 |
卒業までの概算総費用 | $234,796 |
- 参照 : Tuition Fee
UCLA MBAの学費は、2022年8月現在のレートで年間およそ966万円です。生活費込みの卒業までの費用はおよそ3,193万円です。
トップ校の中では低めの学費です。その学費は、年間2-5%の割合で高くなり続けています。カリフォルニアという立地もあり、生活費が高いため、卒業までにかかる総費用は高額です。
奨学金に関しては、UCLA MBAではMerit-basedを採用しています。Merit-basedとは、能力や学業成績に基づいて支給される奨学金です。
ランキング
UCLA MBAの世界ランキングの推移です。
Year | QS | FT | Economist |
2022 | 15位 | 26位 | 20位 |
2021 | 15位 | N/A | N/A |
2020 | 13位 | 25位 | N/A |
UCLA MBAは、大学格付け機関QS 15位、FT 26位、Economist 20位のランキングとなっています。順位が大きく変わるのは、機関により評価方法が異なるためです
格付け機関により、評価方法が異なります。QSのランキングは、「雇用機会(40%)、起業家精神と卒業生の成果(15%)、投資収益率(20%)、リーダーシップ(15%)、クラスと教員の多様性(10%)」の内訳にて評価されています。
FTは、「加重平均給与、昇給率、女性教員・学生の割合、キャリアアップ」など多岐にわたって評価されていますが、その比重は公開されていません。「企業の社会的責任・卒業生の推薦」が評価に含まれていることが、他社との違いです。
Economistは、「新しいキャリアの機会(35%)、自己啓発/教育経験(35%)、給与の増加(20%)、ネットワークの可能性(10%)」の4点が評価対象です。
給与
UCLA MBAの給与の推移です。
入学前 | $73,682 |
卒業後 | $135,273 |
上昇率 | 84.3% |
UCLA MBA卒業直後の給与は、入学前のおよそ1.84倍になります。給与上昇率は、他の海外トップMBA校と比較をしても良いと言えます。
Anderson卒業後のキャリアパスですが、産業は多岐に渡りますが、テクノロジー分野へ行かれる方が最も多いのはカリフォルニアを感じさせます。
その他の情報
その他のデータを確認してみましょう。
留学生比率 | 34% |
女性比率 | 42% |
卒業3か月以内就職率 | 93% |
卒業生のよる推薦ランク | 26位 |
キャリアサポート | 3位 |
留学生比率は、米国MBAスクールの中では平均的です。2年前と比べ、女性比率が10%以上改善され42%となりました。
キャリアサポートが3位と充実しており、卒業3ヶ月以内の就職率も93%と素晴らしい数値になっています。
UCLA MBA(Anderson)の進学方法
UCLA MBAの出願要件です。
- TOEFL(IELTS)
- GMAT (GRE)
- 学士の成績
- 推薦状 2通
- エッセイ
- レジュメ(職歴)
- 願書
- インタビュー
上記の出願要件は、トップMBA校ですと、おおよそどこも同じです。
出願の最初の準備は、TOEFL87またはIELTS7.0のスコアメイクです。その上で、GMAT対策へとうつります。合格者平均点が713点と高い数値になっているので、高い英語力が必要です。
英語資格のスコアは、低めでも出願自体は可能ですが、少なくともリーディングに関しては満点近くが取れるようにしておくと良いでしょう。
TOEFL87 vs IELTS7.0
UCLA MBA出願にあたり、TOEFLとIELTSのどちらで準備をすると良いでしょうか。
結論から述べると、IELTS7.0の方が容易です。一見、TOEFL87の方が楽そうですが、UCLAではセクション別の制約が付いています。
TOEFL87(R21, L17, S24, W25)です。SWに注目してください。TOEFLでS24,W25を取得するには、総合で100-105点ほどの力がないと難しいです。
IELTS7.0は、TOEFL95程度と同等の難易度です。UCLAが第一志望の方は、IELTSの方をオススメします。
最後に
今回の記事のポイントです:
- QS 世界大学ランキング15位
- 年間の学費は966万円
- IELTS7.0から出願可
UCLA MBAの特徴はある程度把握できましたでしょうか。
興味がある方は、下記の動画でキャンパスツアーをしてみましょう。
自分が実際にキャンパスにいることをイメージすると、より海外留学をする実感をえられるのではないでしょうか。
個にフォーカスしたMBA校が多い中、UCLAでは難題に対してチームで立ち向かう姿勢を示しています。
カリフォルニアを拠点にグローバル企業との連携をして世界をみる視線を養いたい人にオススメかと思います。
その他の海外MBA校や情報は下記のサイトにまとめておりますので、必要な場合はご参照下さい。
- 参照元: 海外MBA 一覧
最後に、弊社は海外MBAを志す方に、TOEFLとIELTSをオンラインで専門的に教えています。英語対策でお悩みなどありましたら、遠慮なくご連絡下さい!
記事を最後まで読んでいただき、ありがとうございました。