こんにちは、SOLO IELTS TOEFLのルークです。
この記事は、スタンフォードMBAの特徴と日本人にとってのTOEFLと入学難易度を検証しています。
スタンフォードの特徴としては、マネジメントの基礎を必須として学んだ上で各自の専門分野に進む点です。
TOEFLとIELTSの最低点は低めに設定されていますが、合格率が6.0%となっています。つまり、エッセイやインタビューで受験生がスタンフォードにフィットするかどうかを大切にしていることが伺えます。
スタンフォードMBAをデータを元に検証しましょう
目次:
スタンフォードMBA
スタンフォードMBAのビジョンは、「リーダーとして産業を再構築し世界を牽引する人物になる」となっています。
自らのキャリアと人生における新たな考え方を獲得することを大切にしたカリキュラム構成になっています。
スタンフォードのフルタイムMBAコースについて詳しく解説していきます。まずは基本情報から一緒に確認しましょう。
都市 | Palo Alto, CA |
生徒数 | 419人 |
学費(24か月) | $149,412 |
総費用(24か月) | $237,288 |
コース期間 | 24か月 |
受験者数 | 7,797人 |
合格率 | 6.0% |
GMAT平均値 | 732 |
英語の必要資格 | TOEFL100 or IELTS7.0 |
平均勤務年数 | 4.4年 |
平均年齢 | 28歳 |
ウェブサイト | https://gsb.stanford.edu/programs/mba |
学費、総費用ともにスタンフォードMBA進学希望者にとっては非常にハードルが高いものとなっています。
入学条件で英語はTOEFL100 or IELTS7.0と比較的低めの設定です。一方でGMATの入学者平均が732ととてもTOEFL100では太刀打ちできいないスコアになっています。
スコアメイクをした後もエッセイなどで選別され最終的には少数の人間しか入学できないようになっています。
- 参考: 海外MBAトップ15校の入学要件
スタンフォードMBAの特徴
次に、スタンフォードMBAの特徴を世界ランキング、給与と将来のキャリアを順にみていきましょう。Financial Timesのデータを参照にしています。
まずはスタンフォードMBAの世界ランキングの推移です。
世界ランキング
2020 | 3位 |
2019 | 1位 |
2018 | 1位 |
平均 | 2位 |
2020年に順位を3と落としましたが、2018-2019年は世界MBAランキング1位とその強さを見せつけています。
給与
次にスタンフォードMBAの入学前、卒業後の給与平均を比べています。
入学前 | $86,000 |
卒業3か月後 | $145,559 |
卒業3年後 | $225,589 |
投資回収 | 4.2年 |
給与は卒業直後で1.6倍に、3年後には入学前の2.6倍となっています。給与上昇率は他の海外トップMBA校を凌いでNo1です。
その他の情報
最後にその他のスタンフォードMBAのデータとして気になる点を確認してみましょう。
留学生比率 | 37% |
女性比率 | 47% |
卒業3か月以内就職率 | 88% |
卒業生のよる推薦ランク | 2位 |
キャリアサポート | 31位 |
女性比率が他のアメリカのMBA校と比べて極めて高いことが伺えます。また卒業生の満足度ランキングの高さからスタンフォードMBAで得られる価値が高いことが分かります。
スタンフォード卒業後の就職先
それではスタンフォードMBA卒業後の就職先について確認しましょう。

ほとんどのトップMBA校は金融とコンサルティングが圧倒的な比率です。
一方でスタンフォードの際立った特徴としてはマーケティングと営業職/マネジメント職が28%と他のMBA校と比べて高いことです。
他のMBAとの違い
それではスタンフォードMBAが海外の他のMBA校とはどう違うのかをウェブサイトやデータからまとめてみましょう。
- デュアルディグリーの選択肢が多い
- 初年度はマネジメントを集中学習
- 2年目は幅広い科から選択可
- 実践のマネジメントプロジェクト
- 実践研修は各自にパーソナライズ
スタンフォードMBAではマネジメントをベースに学習し、その後各自が進むべき分野の専門性の高いカリキュラムから選択することが可能だとわかります。
日本人にとってのTOEFLと入学難易度
スタンフォードMBAの日本人にとっての難易度を考えてみましょう。 結論から言うと日本人にとっての入学の難易度は世界最高でしょう。
スタンフォードMBAの入学条件をウェブサイトから確認してみると以下であることが分かります :
- TOEFL100 or IELTS7.0
- GMAT or GRE
- 学士の成績
- 課外活動
- エッセイ2つ
- 推薦状2通
- レジュメ(職歴)
- インタビュー
上記はどのトップMBAでも必要という点では同じです。TOEFLやIELTSの求められているスコアは低めといえど、GMATの平均値の高さを考えると英語力は高ければ高いほど良いです。
スコアメイクはきちんとする事を前提に、エッセイとインタビューにて熱意と原体験の深堀りを時間をかけて準備をすることが合格の第一歩となるでしょう。
TOEFL100 vs IELTS7.0
仮に今から英語の勉強を始めるとして、IELTSのスコアが若干取得しやすいと考えられます。なぜなら間違えることのできる問題数が、IELTSの方が寛容だからです。
例えば「TOEFL100点」を取得するためには、リスニングとリーディングセクションで3問から5問程度しか間違えることができません。一方で、IELTSのリスニングとリーディングは約10問間違えても「バンドスコア7.0」を取得することが可能です。
詳しくは以下の記事を参照にしてください。
メッセージ
Stanford(スタンフォード)のMBAの概要はある程度把握できたでしょうか。
日本人にとっては英語の資格のハードルが低い分、応募条件自体は満たしやすいかと思います。 その分GMATのスコアメイク、英語のエッセイを徹底的に磨くことが大切になります。
最後に、弊社は海外進学をされる方が必要な、IELTSやTOEFL対策をオンラインで専門的に教えています。英語対策でお悩みなどありましたら、遠慮なくご連絡下さい!
記事を最後まで読んでいただき、ありがとうございました。