こんにちは、SOLOのルークです!
MBA進学希望者の方に、TOEFLやIELTSを教えています。
今回の記事は、「ニューヨーク大学MBA(NYU Stern)の特徴と進学方法」を紹介します。
それでは、詳しくみていきましょう。
目次:
ニューヨーク大学 MBA(NYU Stern)
まずは、基本情報から確認しましょう。
都市 | New York |
生徒数 | 360人 |
コース期間 | 21ヶ月 |
受験者数 | 3,958名 |
合格率 | 約9% |
GMAT平均値 | 720 |
出願資格(英語) | TOEFL 100点 or IELTS 7.0 |
平均勤務年数 | 約5年 |
年齢 | 23 – 40 |
ウェブサイト | https://www.stern.nyu.edu/ |
ニューヨーク大学MBAは「より良いビジネスでより良い世界を創る」というビジョンを掲げ運営されています。
受験者数は3,958人ですが、入学者数は360人です。つまり、ニューヨーク大学MBAの合格率はおよそ9%ということになります。これは、合格者が全員入学することを前提とした確率ですので、実際の合格率はもう少し高いでしょう。
出願に必要な英語資格は、TOEFL100またはIELTS7.0です。GMATの合格者平均点は720です。
学費
ニューヨーク大学MBAの2022-23年度の学費です。
学費(年) | $82,326 |
卒業までの概算総費用 | $246,506 |
- 参照 : Tuition Fee
ニューヨーク大学MBAの学費は、2022年9月現在のレートで年間およそ1,140万円です。生活費込みの卒業までの費用はおよそ3,350万円です。
学費は、その他の米国MBAプログラムと比較しても高額です。さらに、立地がニューヨークということで、滞在費を合わせた総額費用も非常に高くなります。
奨学金に関しては、ニューヨーク大学MBAではMerit-basedを採用しています。Merit-basedとは、能力や学業成績に基づいて支給される奨学金です。
財務状況に応じて支給されるNeed-basedではありません。
ランキング
ニューヨーク大学MBAの世界ランキングの推移です。
Year | QS | FT | Economist |
2022 | 19位 | 14位 | 15位 |
2021 | 19位 | 13位 | 4位 |
2020 | 22位 | 22位 | N/A |
ニューヨーク大学MBAは、大学格付け機関QS 19位、FT 14位、Economist 15位のランキングとなっています。いずれも20以内にランクインしています。
格付け機関により、評価方法が異なります。QSのランキングは、「雇用機会(40%)、起業家精神と卒業生の成果(15%)、投資収益率(20%)、リーダーシップ(15%)、クラスと教員の多様性(10%)」の内訳にて評価されています。
FTは、「加重平均給与、昇給率、女性教員・学生の割合、キャリアアップ」など多岐にわたって評価されていますが、その比重は公開されていません。「企業の社会的責任・卒業生の推薦」が評価に含まれていることが、他社との違いです。
Economistは、「新しいキャリアの機会(35%)、自己啓発/教育経験(35%)、給与の増加(20%)、ネットワークの可能性(10%)」の4点が評価対象です。
給与
ニューヨーク大学MBAの給与の推移です。
入学前 | $69,055 |
卒業後 | $149,524 |
上昇率 | 130% |
ニューヨーク大学MBA卒業直後の給与は、入学前の2.3倍になります。給与上昇率は、他の海外トップMBA校と比較をしても最高値です。
NYU Stern卒業後のキャリアパスですが、コンサルティングと金融をベースとした会社へ進まれる方が中心です。
年次ごとの就職先を確認できますので、上記ウェブサイトを確認してください。
その他の情報
その他のデータを確認してみましょう。
留学生比率 | 32% |
女性比率 | 41% |
卒業3か月以内就職率 | 95% |
キャリアサポート | 14位 |
卒業生による推薦 | 18位 |
女性比率は41%と、米国MBAの中では比較的高めです。一方で、留学生比率は32%とかなり低めです。
「卒業3か月以内就職率も95%」と、米国MBAの中では最高値です。
キャリアサポートのランク、卒業生の推薦ランク双方とも高く、プログラム満足度が高いことが伺えます。
進学方法
ニューヨーク大学MBAの出願要件です。
- TOEFL(IELTS)
- GMAT (GRE)
- 学士の成績
- 推薦状
- エッセイ
- レジュメ(職歴)
- 願書
- インタビュー
- 参照:Admission
上記の出願要件は、トップMBA校ですと、おおよそどこも同じです。
一方で、英語の出願基準はTOEFL100またはIELTS7.0と、トップ校の中では低めです。
ですので、日本人受験生にとっての大きなハードルはGMATになります。GMATの合格者平均点が720点と高い数値になっています。
GMAT対策には高い英語力が必要です。TOEFL(IELTS)のリーディングセクションに関しては満点近く取れるようにしておきましょう。
最後に
今回の記事のポイントです:
- FT 世界大学ランキング14位
- 年間の学費は1,140万円
- 出願にはTOEFL100(IELTS7.0)が必要
ニューヨーク大学MBA(NYU Stern)の特徴はある程度把握できましたでしょうか。
興味がある方は、下記の動画でキャンパスツアーをしてみましょう。
自分が実際にキャンパスにいることをイメージすると、より海外留学をする実感をえられるのではないでしょうか。
その他の海外MBA校や情報は下記のサイトにまとめておりますので、必要な場合はご参照下さい。
- 参照元: 海外MBA 一覧
最後に、弊社は海外MBAを志す方に、TOEFLとIELTSをオンラインで専門的に教えています。英語対策でお悩みなどありましたら、遠慮なくご連絡下さい!
記事を最後まで読んでいただき、ありがとうございました。