こんにちは!
今回の記事では「ニューヨーク大学MBA(NYU Stern)の特徴と日本人にとっての難易度を紹介しています。
「NYU Stern MBAについて詳しく情報を得たい方」や「MBA取得を将来的に考えている方」の参考になれば幸いです。
NYU Stern MBAは出願資格のTOEFL、IELTSスコアが他のMBAスクールに比べると若干低いことが特徴です。一方でGMATの平均スコアが高いので、英語資格を素早く満たし、いかに早くGMAT対策に移れるかが鍵になりそうです!
それでは詳しくみていきましょう。
目次:
ニューヨーク大学 MBA(NYU Stern)とは
NYU Stern MBAの特徴
早速、ニューヨーク大学 MBA(NYU Stern)の基本的な情報を確認していきましょう:
都市 | New York |
生徒数 | 370人 |
学費(12ヶ月) | $ 74,184 |
総費用(24ヶ月) | 約$ 230,511 |
コース期間 | 24ヶ月 |
受験者数 | 3,781名 |
合格率 | 約23% |
GMAT平均値 | 720 |
出願資格(英語) | TOEFL 100点・ IELTS 7.0 |
平均勤務年数 | 約5年 |
平均年齢 | 28歳 |
留学生比率 | 33% |
女性比率 | 37% |
就職率(卒業3ヶ月以内) | 94% |
キャリアサポート | 13位 |
ウェブサイト | https://www.stern.nyu.edu/ |
ニューヨーク大学 MBA(NYU Stern)は「より良いビジネスでより良い世界を創る」というビジョンを掲げています。そしてミッションとして「個人と組織に『知識』と『スキル』を与えることにより、社会性と持続性を兼ね備えてビジネスを発展させること」をミッションとしています。
学費はその他のMBAプログラムと比較して大差はありません。しかしニューヨークに滞在することになるので、滞在費を合わせた総額費用が非常に高くなることが特徴です。
またTOEFLとIELTSの出願資格はGMATのスコアと比べると一般的ということが分かります!
NYU Stern MBAのロケーション
次にNYU Sternがあるロケーションを確認してみましょう:
NYU Sternはワシントン・スクウェアの南側に校舎を構えており、マンハッタンの繁華街に位置しています。
ウォールストリートまで徒歩約15分というロケーションのため、実業家の方が実際に講演に来てくれるなど、そのロケーションを活かした特色が魅力的です。
NYU Stern MBAの世界ランキング
次にNYU SternのフルタイムMBAの世界ランキングの推移を確認してみます:
- 2020年:22位
- 2019年:25位
- 2018年:23位
- 平均:23位
- 参照元:Financial Times
世界ランキングは20位から25位の間で変動しつつも安定して高い水準を維持しています。しかし、参照する雑誌によっては10位前後と紹介されているケースもあるので、あくまで参考程度に考えると良いでしょう。
NYU Stern MBAの給与平均
NYU Sternの入学前、卒業後の給与平均を確認してみましょう:
- 入学前:$ 71,000
- 卒業(3ヶ月後):$ 129,059
- 卒業(3年後):$ 166,064
- 投資回収:4,1年
給与は卒業直後で「1.81倍」に、3年後には入学前の「2.33倍」になります。その他のMBAスクールと比較すると一般的な数値であると考えられます。
日本人の出願資格と入学難易度
先ほど特徴で紹介しましたが、もう一度出願資格を確認してみましょう:
- GMAT(平均値):720
- IELTS:バンドスコア7.0
- TOEFL:100点
トップMBAスクールの出願資格と比較するとGMATの平均スコアが若干高く、IELTSとTOEFLのスコアが低いことが分かります。
通常のMBA対策ではTOEFLやIELTSの対策に時間をかけますが、これらの英語資格を素早く取得してGMATの対策に焦点を当てることが対策でキーポイントになります。
「TOEFL100点」と「IELTS 7.0」どちらがオススメ
私個人の見解としては、IELTSの方がオススメと考えています。理由は以下の2点です:
- 理由1:リスニング・リーディングで間違えることのできる問題数が多い
- 理由2:ライティングにリスニングが必要ない
TOEFLで100点を目指す場合、リーディングとリスニングは27点以上取得できることが理想的です。つまり3問程度しか間違えることが許されません。一方でIELTSは10問程度間違えても、バンドスコア7.0以上を取得することができます。
また仮にリスニングが苦手な場合、スピーキングとライティングでリスニングの作業が必要になるTOEFLよりも、それぞれのスキルだけに専念できるIELTSの方がセクションごとに対策がしやすいと考えます。
もちろん現状の英語力によりスコアの取りやすさは違ってきます。もし余裕があるのならば、一度両方のテストを受験してみて自分に合った方を選択すると良いでしょう!
まとめ
MBAを考える場合はまずIELTSとTOEFLの対策を
今回の記事のポイントを以下にまとめておきます:
- ポイント1:滞在費を含めた総費用が高額
- ポイント2:ロケーションを活かしたビジネス業界との連携が特徴
- ポイント3:出願資格はIELTS 7.0またはTOEFL 100点
仮にMBAを考えている場合、今からでもIELTS又はTOEFLの対策を始めておくと良いでしょう。基礎となる英語力があれば短期で結果が出ますが、基礎をカバーしながら対策をすると1年以上対策が必要になることもあります。
NYU Sternに出願するかは置いておいて、仮に「バンドスコア7.0」又は「TOEFL 100点」を取得できたとすると選択肢は大きく広がります。そこからスクールを慎重に選ぶという戦略も良いかもしれませんね。
一見難しく見えるTOEFLやIELTSであっても、課題を特定して一つずつ対処していけば確実に目標スコアに到達できます。諦めずに学習を継続していきましょう。
最後に、弊社は海外進学をされる方が必要な、IELTSやTOEFL対策をオンラインで専門的に教えています。英語対策でお悩みなどありましたら、遠慮なくご連絡下さい!
記事を最後まで読んでいただき、ありがとうございました。