こんにちは、SOLO IELTS TOEFLのルークです。
この記事は、Haas (UC Berkeley)の特徴と日本人にとっての費用対効果を検証します。
Haasはテクノロジーのバックグランドを持つ生徒が多く在籍しており、そのカリフォルニアというビジネスの聖地を強みにグローバル企業との連携を提供しています。
日本人の受験生にとっては、合格率は低くともTOEFLの基準が低いのでチャレンジしてみる価値は大いにあります。
目次:
Haas (UC Berkeley) MBA
Haas MBAはUniversity of California at Berkeley (UC Berkeley)によって経営されており、アメリカで2番目に古い歴史をもちます。
サンフランシスコというビジネスの立地を最大限に活かし、リーダーシップと斬新な考え方を育むことを目的に運営されています。
都市 | Berkeley, CA |
生徒数 | 291人 |
学費(21か月) | $126,378 |
総費用(21か月) | $195,220 |
コース期間 | 21か月 |
受験者数 | 3,822 |
合格率 | 12.0% |
GMAT平均値 | 726 |
英語の必要資格 | TOEFL 90 / IELTS 7.0 |
平均勤務年数 | 5.0年 |
平均年齢 | 28歳 |
ウェブサイト | https://haas.berkeley.edu/ |
学費自体は年間$60,000強とトップMBA校の中では若干低めですが生活費が高いため卒業までの総費用は2000万円ほどになります。
TOEFL90点と英語に関しては他校と比べて低めの基準です。一方でGMATは合格者平均が726と高い水準を求められます。
合格者平均をみるとレジュメとエッセイが大切になることが分かりますね
特徴とランキング
次にHaasのMBA世界ランキング、給与と将来のキャリアの特徴を順にみていきましょう。Financial Timesのデータを参照しました。
まずはHaasのフルタイムMBAの世界ランキングの推移です。
世界ランキング
2020 | 12位 |
2019 | 10位 |
2018 | 10位 |
平均 | 11位 |
Haasの世界ランクでは10番強で、年度によるランキングのズレはさほどありません。
給与
次にHaasの入学前、卒業後の給与平均を比べてみましょう。
入学前 | $88,000 |
卒業3か月後 | $127,571 |
卒業3年後 | $189,207 |
投資回収 | 4.1年 |
給与は卒業直後で1.44倍に、3年後には入学前の2.15倍となっています。他MBA校と比べて若干伸び率が悪いですが、元の入学前の給与が高いことが原因であるようです。
その他の情報
最後にその他のHaas MBAのデータとして気になる点を確認してみましょう。
留学生比率 | 43% |
女性比率 | 37% |
卒業3か月以内就職率 | 91% |
卒業生のよる推薦ランク | 10位 |
キャリアサポート | 12位 |
留学生と女性比率は平均的でありまだ改善の余地がある数値です。卒業生による推薦とキャリア支援の順位がそのまんま世界ランキングを反映しているようです。
他のMBAとの違い
それではHaas MBAが海外の他のMBAとどう違うのかをウェブサイトやデータからまとめてみましょう。
- コロンビアビジネススクールとのデュアルディグリー
- 従来のビジネスの叡智 x クリイエイティビティー
- 世界のどこでもリーダーとなれる素質の育成
- 金融とマーケティングに力をいれた前期からカスタマイズ可能な後期
- International Business Development (IBD) プログラムによる学びを実践する機会の提供
- テクノロジー関係のバックグランドをもった生徒が40%
生徒の内訳をみてもテック系に強く、卒業後もカリフォルニアを拠点にグローバル企業での未来を描く人には在学中からのコネクションの構築を考慮してもオススメでしょう。
提携先のコロンビア大学MBAに関しては以下を参照してください。
日本人にとっての費用対効果
日本人にとっての費用対効果を入学から卒業後までの視点で考えてみましょう。
入学の難易度は他のトップMBA校と比べても平均的と言えます。TOEFLやIELTSのスコアメイクに最も時間がかかるため、その敷居が低い点は大きなメリットです。
一方で合格率は非常に低いため、自分の独自性とキャリアにて残した結果を上手にアピールする必要があります。
カリフォルニアを拠点にグローバル企業との連携をして世界をみる視線を養いたい人にオススメでしょう。
メッセージ
Haasの特徴とランキング、日本人にとっての費用対効果は把握できましたでしょうか。
海外トップMBA校を目指すにあたって最も時間がかかるのがTOEFLまたはIELTSのスコアメイクです。
弊社はIELTSとTOEFLに特化しています。スコアメイクで苦労している、もしくは時間短縮したいという人は遠慮なく私に相談してくださいね。
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