こんにちは、SOLO IELTS TOEFLのルークです。
この記事は、ハーバードビジネススクール(HBS MBS)の特徴と日本人にとっての難易度を徹底解説しています。
海外MBAの頂点とも言うべきハーバードビジネススクールの入学条件、ランキング、卒業後の就職先などの特徴をデータを元に紹介しています。
最高何度のTOEFL or IELTSとGMATをくぐりぬけても合格率が11%とという世界です。日本人にとっては非常に難易度の高いビジネススクールです。
日本語での情報が少ないHBSをあらゆる面から数値で確認してみましょう
目次:
ハーバードビジネススクール(HBS MBA)とは
HBS MBAの基本情報
まずはハーバードビジネススクール(HBS MBA)の基本的な情報を確認しましょう :
都市 | ボストン,マサチューセッツ |
生徒数 | 930人 |
学費(24か月) | $ 146,880 |
総費用(2年間) | $ 222,204 (約2,500万) |
コース期間 | 24か月 |
受験者数 | 9,886人 |
合格率 | 11% |
GMAT平均値 | 730 |
英語の必要資格 | TOEFL109 or IELTS7.5 |
平均勤務年数 | 4年 |
平均年齢 | 27歳 |
ウェブサイト | https://www.hbs.edu/mba/ |
ハーバードビジネススクール(HBS MBA)は「世界に変革をもたらすリーダーを輩出する」というビジョンのもと運営されています。
HBSの学費自体は米国トップMBA校としては平均的ですが、総費用となると日本円にして約2500万円と最高値です。
入学条件もTOEFLやIELTS、GMATともに最高基準のスコアが必要です。スコアを満たしても11%しか合格できいない非常に狭き門です!
ハーバードビジネススクール(HBS MBA)の特徴
次に、ハーバードビジネススクール(HBS MBA)の世界ランキング、給与と将来のキャリアを順にみていきましょう。まずはハーバードビジネススクールの世界ランキングの推移です。
世界ランキング
2020 | 1位 |
2019 | 2位 |
2018 | 5位 |
平均 | 3位 |
- 参照 : Financial Times
ハーバードビジネススクール(HBS MBA)の世界ランキングは、2018年から上がり続けて2020年には世界ランキング1位となりました。
FTの世界ランキングは給与伸び率を筆頭に、費用対効果、卒業後の進路、カリキュラム、多様性、満足度調査など20の分野から調査を行い公表しています!
給与
次にハーバードビジネススクール(HBS MBA)の入学前、卒業後の給与平均を比べています :
入学前 | $88,000 |
卒業3か月後 | $137,293 |
卒業3年後 | $230,000 |
投資回収 | 4.1年 |
ハーバードビジネススクール(HBS MBA)の給与は卒業後すぐに1.56倍、3年後には2.6倍と上昇しています。入学前の給与が高いにもかかわらず大きな伸び率となっています。
HBS MBAの卒業生
ハーバードビジネススクール(HBS MBA)生が卒業後どういった職種についているのか確認してみましょう :

コンサルティング、金融セクターのいずれかで働く卒業生が全体の60%を占めています。通常のトップMBA校ならではのデータそのものですが、それでも60%というのは非常に高いです。
その他の情報
最後にハーバードビジネススクール(HBS MBA)のその他のデータとして気になる点を確認してみましょう :
留学生比率 | 37% |
女性比率f | 41% |
卒業3か月以内就職率 | 89% |
卒業生のよる推薦ランク | 1位 |
キャリアサポート | 18位 |
ハーバードビジネススクールの留学生比率と女性比率が低く感じますが、他のアメリカのMBA校と比較すると高い数値であります。
卒業生による満足度の高さも世界1位と文句なしのオススメのMBA校ですね!
他のMBAとの違い
ハーバードビジネススクール(HBS MBA)がその他のトップMBA校とどう違うのか確認してみましょう :
- 世界の知となり、複雑な問題解決を達成する
- 実践的であり、困難な状況で決断を下し前進する力を育む
- 起業家精神とイノベーションに特化
- 起業家たちとつながりを持つ (Harvard i-Lab)
- 寮内でのコミュニティの仕掛け
- 卒業生とのネットワークによるビジネスチャンス
- メディア業界に強い繋がり (Harvard Business Review)
自分たちこそが世の中の未解決問題を解決するんだという強い意志が感じられます。一人では解決できない問題をHBSのそのネットワークを活かして取り組む事を大事にしています。
日本人にとっての入学難易度
ハーバードビジネススクール(HBS MBA)の日本人にとっての入学難易度を考えてみましょう。 結論から言うと日本人にとっての入学の難易度は非常に高いです。
ハーバードビジネススクールの入学条件をウェブサイトから確認してみると以下であることが分かります :
- TOEFL109点 or IELTS7.5
- GMAT or GRE
- 学士の成績
- エッセイ
- 推薦状2通
- レジュメ(職歴)
- 願書
- インタビュー
上記はどのトップMBAスクールでも必要準備自体は同じです。しかし、最初の関門のTOEFL109点 or IELTS7.5という値は全世界のMBAスクールの最高値です。この基準値達成だけに2年かかる人もいます。
TOEFL109 vs IELTS7.5
ハーバードビジネススクール(HBS MBA)応募に必須のTOEFL109点もしくはIELTS7.5はどちらで対策すべきかという相談をよく受けます。
結論から言うとIELTS7.5を目指すことをオススメします。IELTS7.5はTOEFL109点と比べると若干楽であります。IELTSの方が有利な理由は以下です :
- RLにおいては6-7問の誤答が許される
- TOEFLはSで23-26以上を出すのが困難
- IELTS7.5はTOEFL105点と同等
TOEFL110はRLは満点が基本ですが、IELTSのRLは6-7問間違いでも7.5がでます。確かにライティングで7.0を取得するのは困難ですが、それも他セクションでカバーすることも可能です。
またTOEFLはスピーキングで23-26点以上を出す事が非常に困難なテストです。それだけでどうしても4-6点を落としてしまいます。日本で育った人にとってはそれだけに難易度の高い水準です。
MBA生向けにIELTS7.5点の取得方法を書いていますので参照にしてください!
メッセージ
ハーバードビジネススクールを狙うなら英語力から
ハーバードビジネススクール(HBS MBS)の特徴と日本人にとっての難易度については詳しく把握できたでしょうか。
HBSを狙うに当たってはまずはスコアメイクです。その最初の関門IELTSまたはTOEFLにおいてきちんとした英語力をつけることがその後のGMAT、GREにおいても効いてきます。
他にも海外MBAトップ15校に関する情報に興味がある人は下記の記事を参照にしてください。
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