TOEFLスコア100点を超えるために必要な勉強法と理想の点数配分【TOEFL IBT対策】

TOEFLスコア100点を超えるために必要な勉強法と理想の点数配分【TOEFL IBT対策】

この記事では、TOEFLでどうやったら100点を取得できるのか、について書いていきます。

結論から書くと、TOEFL100点の鍵は「リスニング」です。リスニングで9割以上のスコアを目標に勉強することが、100点を取るために重要になります。

それでは、詳しく説明していきますね。

100点を取得する理想の点数配分

まずは、理想の点数配分については以下の通りです:

  • リスニング:28点以上
  • リーディング:26点以上
  • ライティング:24点以上
  • スピーキング:22点以上

リスニングで、9割以上の正答率を取得できることが重要になります。理由はシンプルで、TOEFLはリスニングできないと、解けない問題がたくさんあるからです。

TOEFLはリスニングが鍵になる理由

TOELFの各パートの試験内容の特徴は、複合問題の多さです。リーディング以外は全て、リスニングが出来ていないと解けない問題で構成されています。

以下の問題が、いわゆる複合問題です:

  • Integrated Speaking
  • Integrated Writing

どちらも、リーディングをした後に、音声を聴きます。そして、適切に回答するためには、音声内容を正しく理解する必要があります。

これが、リスニング力が鍵になる理由です。

リスニングが伸びるとリーディングも伸びる

リスニングが出来るようになると、自然とリーディングも伸びます。理由は、リスニングを構成する2つの要素にあります。

2つの要素というのは以下です:

  • 音声知覚
  • 意味理解

リスニングが出来るということは、上記の2つの力がしっかりと身についたという証拠なのです。

そして意味理解の力が伸びることで、自然とリーディングの力が伸びていきます。

意味理解が伸びるとリーディングができる理由

意味理解とは、簡単にいうと「インプットした英語の意味を理解できる」力です。もっと簡単にいうと、語彙を知っている状態ですね。

つまり、理解している語彙が増えるほど、意味理解が伸びていくということです。

リーディングが出来るかどうかは、語彙力によって左右されますよね。文法を完璧に理解しても、文章の語彙を1割でも知らなかったら正しく文章は読めません。

リスニングができるようになるということは、十分な語彙力を理解していることであり、それはつまり、リーディング力が伸びているということになります。

結果的にライティングとスピーキングも伸びる

理解している語彙力が増えることで、ライティングとスピーキングのスコアも自然と伸びます。

なぜなら「複合問題」に対応できるようになることと、「語彙のバラエティ」が採点基準に含まれるからです。

「語彙のバラエティ」とは、簡単にいうと同じ語彙ばかりを使用していないか、という観点です。

リーディングと同じように、語彙力が伸びることで上記の問題も解決できるようになります。

100点を超えるために必要な勉強方法

まずは、リスニングの勉強に集中することをオススメします。リスニングで優先するべき勉強は以下の通りです:

  • 第1優先:発音
  • 第2優先:語彙と文法
  • 第3優先:オーバーラッピング
  • 第4優先:シャドーイング

それぞれ説明していきますね。

第1優先:発音

リスニングの勉強は、発音習得から始めます。理由は、自分で発音できる音は認識することができるようになるからです。

発音は以下の手順で勉強すると効率が良いです:

  • 手順1:音声構造の違いを理解する
  • 手順2:「唇の形」「舌の位置」「息を出す位置」を理解する
  • 手順3:個々の発音を練習する
  • 手順4:音声変化を練習する

「すぐに実践!」ではなく、頭で理解してから練習する方が効率がいいです。特に、臨界期を過ぎた高校生以上の人は感覚が鈍くなっているので、ネイティブのマネをしても正しい発音は習得できません。

運動と同じで、発音も正しいフォームを理解してから練習することで、結果的に最短で習得することができます。

第2優先:語彙と文法

発音と同じくらい重要なことが、語彙と文法です。通学、通勤中などの空き時間を使って、ガッと覚えてしまうと良いです。

目標とする語彙数は、およそ1万語です。英検で言うと「2級」から「準1級」の間。TOEICで言うと、「730点」から「900点」あたりです。

語彙の勉強は、1万語までは単語帳やアプリを利用しても効果的です。1万語以上になると、リーディングの過程で学習する方が効率が良いと思います。

  • 1万語以下:単語帳などを利用して短期集中
  • 1万語以上:リーディングの過程で長期的に学習

というのも、1万語くらいの語彙は日常的によく使われるので、耳にする機会も多いです。単語帳などで部分的に学習しても、日常の中で復習することができる確率が高いです。

一方で、1万語以上になると専門性が高くなるので、学んだ語彙を全く耳にしないケースが多くなります。その場合、単語帳で部分的に覚えていても、利用できないので、文脈の中で覚える方が効率がいいのです。

第3優先:オーバーラッピング

オーバーラッピングとは、「テキストを読みながら音声に続けて発音する」勉強方法です。

具体的な勉強方法は以下の通り:

  1. 音声を聞く
  2. スクリプトを理解する
  3. スクリプトを読みながら音声に続けて発音する

ポイントは、スクリプトを正しく理解できた後に、オーバーラッピングを行うことです。

なぜなら、事前に内容を理解しておくことで、音声を聞いてから理解するまでのプロセスがスムーズになるからです。スムーズなプロセスを身体で覚えると、自然と英語を聞いた時に、意味が頭に入ってくるようになります。

第4優先:シャドーイング

シャドーイングは、簡単にいうと「オーバーラッピングのテキストなしバージョン」です。テキストをみないで、聞こえてきた音声を発音します。

プロセスは、オーバーラッピングと同じで:

  1. 音声を聞く
  2. スクリプトを理解する
  3. スクリプトを読みながら音声に続けて発音する

上記を行います。

テキストがない分、聞き取れない部分を補いながら発音する必要があるので、文法力も同時に鍛えることができます。

問題としては、音声についていく事に必死になって、発音が適当になってしまうケースが多い事です。

発音が適当な状態で、シャドーイングしてもあまり効果がありません。負荷が高すぎると思ったら、最初はオーバーラッピングまで集中して勉強する方が良いと思います。

音声は録音しよう

リスニングの勉強中は、自分が英語を話している音声を録音するようにしましょう。

自分では「出来てる」と思うことが、録音した音声を聞くと「気持ち悪っ!」と感じたりします。話し手が認識する音声と、聞き手が認識する音声にギャップがあるのですね。

録音した音声は、客観的に分析しましょう。

「ネイティブとどこが違うのか」
「どうすればネイティブのようになるのか」

考えて、改善を繰り返すことで着実に発音がよくなり、結果的にリスニング力が伸びていきます。

高原状態を理解しておくと良い

発音の勉強に1日使うべき時間はどれくらいがいいでしょう。

個人的にオススメしているのは、1時間前後です。なぜなら、勉強をし過ぎても効果がでない「高原状態」があるためです。

「高原状態」とは、簡単にいうと「もうこれ以上やっても効果がありませんよ」というボーダーラインです。

発音勉強で言うと、1日7回がそのボーダーラインです。個人的には、5回がちょうど良いと思います。

聞き流しは意味がない

リスニングの勉強として、「聞き流し」をする人が多いと思いますが、あまり効果はありません。

特にリスニング力が低い段階では、眠気を誘うという大きなデメリットがあるので、

「不眠症で通学、通勤中しか眠れない」

と頭を抱える人でなければ「聞き流し」で勉強するのはやめましょう。

認識できない音をいくら聞いても、臨界期を過ぎている状態では認識することはできません。地道に、認知できる音を増やす方が圧倒的に近道です。

最後に

まずはリスニングで9割以上を目指そう

仮にTOEFL80点を目標としている場合でも、今回紹介した「リスニングに集中する」方法は効果があります。

課題解決の基本は「ボトルネックに集中すること」です。ボトルネックとは、いわば「本質的な問題」のことで、ボトルネックを解決することで、他の小さな課題を解決することができます。

TOEFLの場合、リスニングがボトルネックです。この課題を解決することで、他のパートのスコアも伸びて、目標のスコア取得を実現することが可能になります。

英語の「今まで」と「これから」

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