今回の記事は、「ケロッグ経営大学院(Kellogg)の特徴と進学方法」を紹介します。
それでは、詳しくみていきましょう。
目次:
ケロッグ経営大学院(Kellogg)
まずは、基本情報から確認しましょう。
都市 | Evanston, IL |
コース期間 | 21か月 |
GMAT平均値 | 727 |
英語の必要資格 | 必要(スコアは非公表) |
平均勤務年数 | 5.0年 |
年齢 | 24 – 37歳 |
ウェブサイト | https://kellogg.northwestern.edu/programs |
ケロッグ経営大学院は、ノースウェスタン大学によって経営されています。
「強い組織を作り、市場の力を賢く利用して永続的な価値を創造するリーダーを教育し、装備し、鼓舞すること」というビジョンを掲げ運営されています。
米国では珍しく、1年コースもあります。気になる人はウェブサイトを参考にしてみてください。
学費
ケロッグMBAの2023年度の学費です。
学費(年) | $78,276 |
- 参照 : Tuition Fee
ケロッグMBAの学費は、2023年4月現在のレートで年間およそ1,030万円です。
トップ校の中では学費は平均的です。その学費は、年間2-5%の割合で高くなり続けています。
ちなみに、1年プログラムの学費は$108,016(1,420万円)です。
奨学金に関しては、NeedとMeritベースの双方が用意されている珍しいスクールです。事前にウェブサイトで確認しておきましょう。
ランキング
ケロッグMBAの世界ランキングの推移です。
Year | QS | FT |
2023 | 14位 | 9位 |
2022 | 16位 | 5位 |
2021 | 14位 | 6位 |
ケロッグMBAは、大学格付け機関QS 14位、FT 9位のランキングです。いずれも常に上位にランクインしています。
格付け機関により、評価方法が異なります。QSのランキングは、「雇用機会(40%)、起業家精神と卒業生の成果(15%)、投資収益率(20%)、リーダーシップ(15%)、クラスと教員の多様性(10%)」の内訳にて評価されています。
FTは、「加重平均給与、昇給率、女性教員・学生の割合、キャリアアップ」など多岐にわたって評価されていますが、その比重は公開されていません。「企業の社会的責任・卒業生の推薦」が評価に含まれていることが、他社との違いです。
その他の情報
その他のデータを確認してみましょう。
留学生比率 | 48% |
女性比率 | 48% |
卒業3か月以内就職率 | 97% |
キャリアサポート | 9位 |
給与上昇率 | 122% |
留学生比率も女性比率も半数近くと、米国MBAの中では最もバランスの取れた数値になっています。通常の米国MBAでは、双方とも30%前後であることが多いです。
また、「卒業3か月以内就職率も97%」と全MBAの中でも最高の数値です。キャリアサポート、給与上昇率を踏まえると、プログラム満足度は相当に高いことが伺えます。
進学方法
ケロッグMBAの出願要件です。
- GMAT (GRE)
- 学士の成績
- 推薦状
- エッセイ
- レジュメ(職歴)
- 願書
- インタビュー
- 参照:How to apply
上記の出願要件は、トップMBA校ですと、おおよそどこも同じです。
一方で、TOEFL(IELTS)のスコア提出は必要ですが、具体的な数値は書かれていません。
ノースウエスタンの、その他の修士コースはTOEFL100、IELTS7.0 となっています。少なくとも、これぐらいは目指しておくと良いでしょう。
一方で、GMATの合格者平均点が727点と驚異的な数値になっています。
GMAT対策には高い英語力が必要です。英語に自信がない人は、TOEFL(IELTS)対策を通して、高い英語力をつけた上でGMAT対策を始めると良いでしょう。
最後に
今回の記事のポイントです:
- FT世界大学ランキング9位
- 年間の学費は1,030万円
- 出願にはTOEFL(IELTS)が必要
ケロッグ経営大学院(Kellogg)の特徴はある程度把握できましたでしょうか。
興味がある方は、下記の動画でキャンパスツアーをしてみましょう。
自分が実際にキャンパスにいることをイメージすると、より海外留学をする実感をえられるのではないでしょうか。
ケロッグ MBAでは、研究とイノベーションをベースに、グローバルネットワークを掛け合わせ、チームで課題を解決することを大切にしています。
日本では、さほどネームバリューがないケロッグですが、米国では「MBAといえばケロッグ」と言われるほどにブランド力があります。
Kellogg卒業後のキャリアパスですが、ITとコンサルティングをベースとしています。企業名まで確認できますので、上記ウェブサイトを確認してください。
その他の海外MBA校や情報は下記のサイトにまとめておりますので、必要な場合はご参照下さい。
- 参照元: 海外MBA 一覧
最後に、弊社は海外MBAを志す方に、TOEFLとIELTSをオンラインで専門的に教えています。英語対策でお悩みなどありましたら、遠慮なくご連絡下さい!
記事を最後まで読んでいただき、ありがとうございました。