こんにちは!
この記事では、リーディングのスコアが低い人の中高の英文法習得方法を紹介します。
「長い文章の読解に時間がかかる人」や「リーディングで伸び悩んでいる人」の参考になれば幸いです。
IELTSリーディングで5.0以下、TOEFLで9点以下の人などは、中高の英文法に抜けがある確率が高いです。英文法は、読解の基礎です。未習得の人は、短期間で抜けを潰すことが大切です!
目次:
リーディングと中高の英文法
IELTSやTOEFLのリーディングで、伸び悩んでる人は以下のいずれかが原因です。
- 原因1. 中高英文法の抜け
- 原因2. 構文の理解不足
- 原因3. 単語力不足
- 原因4. 背景知識の欠如
例題で確認しましょう。
以下の例文を、立ち止まらずに、最後まで読み切って意味の理解ができますか?
- 例文. People go crazy at thought of Andrew Yang giving people $1,000 per month to live but are totally down with the Federation injecting billions into the economy to pump the market.
難しい構文は使われていないので、単語が分かるのに理解できない場合は、中高の文法に抜けがあると思って下さい。
中高英文法の習得有無を確認
自分が、中高の英文法に抜けがあるかどうか分からない人は、英検2級のリーディング問題を解いてみましょう。
正答率が、9割に満たない場合、文法と基礎語彙に抜けがある確率が高いです。下記の英検のページから回答することができます。
- 参照リンク: 2級の過去問題
英文法参考書と勉強法
中高の英文法は、だらだらと学習するのではなく、1,2か月ほどで6年分をやり切るぐらいのペースがオススメです。
英文法習得は、暗記が中心の、あまり楽しい勉強ではありません。挫折する前に、短期で終わらせると良いですね。
書店に行くと、驚くほどの数の英文法の本があります。参考書を選ぶときのポイントは継続できるかどうかで判断するべきです。
オススメ参考書1. 全解説頻出英文法・語法問題1000
まずは、「全解説頻出英文法・語法問題1000」が良いように思います。日本語の文法書でやりたい人や、ほとんど文法は完璧だが、ところどころに抜けがある人にオススメです。
以下が、オススメの勉強法です。
- 順番1. 問題を解く
- 順番2. 間違った問題に記しをつける
- 順番3. 2の解説を読む
- 順番4. 腑に落ちてから次の問いをとく
- 順番5. 問題文を音読する
- 順番6. 前日の復習から当日の学習をする
目標としては、1日100題、1か月で3往復です。 およそ1ヶ月で、中高の英文法をマスターできます。
オススメ参考書2. English Grammar in Use
次に、世界的ベストセラーEnglish Grammar in Useです。英語で英文法を学び直したい人や、アプリで学習したい人にオススメです。
以下が、オススメの勉強法(アプリ)です。
- 順番1. Explanationのタブを写経する
- 順番2. Exercisesを回答する
- 順番3. 間違った問題を書き出す
- 順番4. なぜ間違ったか理解する
- 順番5. 音読する
- 順番6. 前日の復習から当日の学習をする
以上が、IELTSやTOEFLのリーディングのスコアが低い人の中高の英文法習得方法の紹介でした。
参考書やアプリで文法を勉強するのが苦手な人や、ほとんど文法の知識がない人は、スタディサプリのような動画講座を活用するのも良いかもしれません!
次のレッスンでは、英文法は身につけたが、複雑な構文が読めない人向けの精読力の身につけ方について学びます。IELTSやTOEFLのリーディングは精読が全てといっても過言ではありません。
- 次のレッスン:精読の練習
最後に、IELTS対策で悩んでいることがあれば、お気軽にご連絡くださいね。