【院試】東大・京大で必要なTOEFL iBT80 or ITP550点を突破する勉強法

東大、京大の院試TOEFL iBT80点/ITP550点を突破する勉強法

こんにちは!

SOLO IELTS TOEFLルークです!

今回の記事では「東大と京大の院試に必要なTOEFLスコアを取得する勉強法」を紹介します。

「東大や京大の大学院に興味がある方」や「現在勉強中でなかなか成果が出ていない方」の参考になれば幸いです。

合格のために必要なスコアは、公式には公表されていません。一方で、合格者体験や教授の話を参照にすると、「TOEFL iBT80点」または「ITP550点」が合格者平均点だと言われています!

また、京大は「TOEFL iBT」のみで受験が可能です。それでは詳しくみていきましょう。

東大&京大院試で必要なTOEFL

TOEFL iBTとITPの違いは

まず早速ですが、「TOEFL iBT」と「TOEFL ITP」の違いを確認していきましょう。

以下が2つのテストの概要です:

TOEFL iBTTOEFL ITP
名称TOEFL Internet Based TestingTOEFL Institutional Test Program
試験形態パソコンベースペーパーテスト
受験単位個人受験団体受験
受験料$245N/A
スコア20 ~ 120点310~677点
募集基準(平均)80 / 120点550 / 677点
試験時間約3時間〜3時間30分約1時間55分
問題構成・Listening
・Reading
・Speaking
・Writing
・Listening
・Reading
・Grammar
メリット・複数回受験が可能
・英語の運用力が総合的に伸びる
・東大と京大の両方で提出可能
・ライティングとスピーキング試験なし
デメリット・難易度が高い・京大は提出不可
・当日の一回のみ受験可能

TOEFL iBTは、書類提出までに何回でも受験できることがメリットです。

TOEFL ITPは、試験会場でテストを受験して合格スコアを出す必要があり、一発勝負です。

また、iBTとITPの問題構成は大きく変わります。TOEFL ITPは、スピーキングとライティングの試験がありません。

両者のメリットとデメリットを比較して、自分にあったテストを受験しましょう。

TOEFL iBTは、海外の大学院進学でも認められているテストです。世界基準を目指すのならばTOEFL iBTを受験すると良いでしょう!

以下に、ETSが公表しているサンプル問題のリンクを載せておきます。参考までに問題形式を確認してみてはいかがでしょう:

レベル感

次に、提出基準である「TOEFL iBT80点」と「TOEFL ITP550点」のレベル感をみてみましょう。イメージが湧くように他の英語試験との換算表を作成しました:

TOEFL iBTTOEFL ITPTOEIC英検IELTS
N/AN/AN/AN/A9.0-8.5
120 – 95677 – 587990+1級+8.0-7.0
94 – 72583 – 533980 – 8401級 – 準1級6.5-5.5
71 – 42530 – 440830 – 410準1級 – 2級5.0-4.0

かなり強引にスコアを当てはめていますが、英検に換算すると「準1級-1級の中間」程度、TOEICに換算すると「900点」程度がスコアの目安です。

基礎レベルから毎日英語を学習したとして、TOEFL900点を取得できるのは効率的に学習できれば半年〜9ヶ月。そこから、各テストの形式に慣れていくことを考えると、対策に1年はかかると想定しておくとよいでしょう。

基礎レベルから学習を始める場合は、英検やTOEICから学習をすると良いでしょう。なぜなら、いきなりTOEFL対策を始めても難しすぎて逆に学習効率が下がるからです!

「TOEFL iBT」と「TOEFL ITP」のスコア戦略

TOEFL iBT「80点」 理想のスコア配分

TOEFLでスコア「80点」を目指す場合、理想のスコア配分は以下の2パターンあります:

  • パターン1:R20, L20, S20, W20
  • パターン2:R24, L20, S16, W20

パターン1は全てのセクションで20点以上を目指すパターンです。特にリーディングが苦手な場合は、パターン1のスコア配分が理想的です。

一方パターン2はリーディングが得意な場合の理想のスコア配分です。リーディングで苦手セクションのスコアをカバーします。

自分の苦手分野を正しく分析して、自分にあったスコア配分を目指しましょう!

TOEFL ITP「550点」 理想のスコア配分

TOEFL ITPは、「リスニング・リーディング」が50問ずつ計100問と「文法」が40問の合計140問で構成されています。そしてスコア配分の参考目安は以下のようになります:

  • リスニング:34 / 50問
  • リーディング:37 / 50問
  • 文法:31 / 40問

上記の正答数を確保できれば概算で550点を取得することができます。スピーキングとライティングの勉強をする必要がない分、精読が正しくできれば十分対策可能な範囲ということが分かります。

正しくスコア戦略を練ることで不必要な学習を排除し、効率的に目標達成することができます!大まかでいいので必ず事前に考えておきましょう!

「TOEFL iBT」の提出が今後の主流に

2020年5月現在、新型コロナウィルスの影響で東大でも「TOEFL iBT」の受験を推奨する動向があります。

「TOEFL iBT」は世界的に認知されているテストなので、この機会にTOEFL iBTが提出スコアの主流になることが考えれます。

詳細は以下のホームページを参考にしてください:

「TOEFL iBT」と「TOEFL ITP」の違いがわかったところで、具体的な勉強方法を見ていきましょう。

TOEFL iBTの勉強方法

前提となる基礎英語力

TOEFLは基礎的な英語力を身につけてから、勉強を始めましょう。

なぜなら、出題される問題のレベルが高いので、基礎力が足りていないと学習効率が悪くなるからです。

以下の観点はTOEFL対策を始める前に、しっかりとインプットしておくことをオススメします:

  1. 語彙力(約8000語以上)
  2. 文法(大学受験で出題される全範囲)

語彙力は「英検2級から準1級」または「TOEIC800点以上」を取得できるレベルが最低ラインです。

語彙力が高いほど圧倒的に有利なので、理想は「12000語程度」が理解できるとより良いです。

英文法は、大学受験で出題される範囲は全て理解できている状態が望ましいです。

なぜならTOEFLは難解な構文が多いので、正しい文法知識がないと精読ができなくなるからです。

「最初からTOEFLで勉強した方が早い!」と考える方が多いようですが、基礎を徹底的に固めてからTOEFLの勉強をした方が結果的に早く目標スコアを取得できます!

どれくらいの勉強時間が必要か

仮にゼロから英語学習を始めるとして、どれくらいの時間を英語に投資する必要があるでしょう?

Cambridge Assessment Englishは、第二言語話者がゼロから英語をネイティブレベルに習得するまでの学習時間の平均を以下のようにまとめています:

CEFRTOEFL iBT換算(概算)学習時間
C2N/A1,000 – 1,200
C195 – 120700 – 800
B272 – 94500 – 600
B142 – 71350 – 400
A2– 42180 – 200
A1N/A90 – 100

CEFRとは「ヨーロッパ言語共通参照枠」と言い、言語の習熟度合いを6段階で評価したものです。C2がネイティブレベル、下に行くほど習熟度が下がりA1が初学者となります。

上記の表をみると、TOEFL iBTの80点はCEFRのB2に属するので、合計で「約500 – 600時間」の学習が必要ということになります。

もちろん、これまでに英語を学習してきた方が大半だと思うので、実際はそれ以下の学習時間が必要になることが予想できます。

しかし、残念なことに言語学習は、学習者の「センス」の差が顕著な分野です。場合によっては、『1,000時間以上勉強しても目標に届かない…』という場合もあります。

リーディングの勉強法

リーディングで高スコアを取得するために重要なポイントは、以下の3点です:

  1. 語彙力強化
  2. 精読力強化
  3. 多読

語彙力はあればあるほど正確にリーディングすることができます。

地道な作業ですが、TOEFLの過去問を解いて分からなかった語彙をまとめて一つずつ消化していきましょう。

そして最も重要なことは「精読」です。文章を感覚で読まないで、正しく要点を読み解くことが高スコアを取得するためには最も重要です。主節の文構造(SVOC)が正しく取れるようにしていきましょう。

「多読」はあくまで精読ができてこそ、学習効果があります。意訳することなく、正確に訳すことを徹底しましょう!

TOEFLリーディングのサンプル問題を以下の記事にまとめています。参考までにご覧になってください:

リスニングの勉強法

リスニングは以下の手順で学習することで、目標スコアを効率的に達成することができます:

  1. 英語発音の習得(基礎発音 + 音声変化)
  2. オーバーラッピング/シャドーイング
  3. リプロダクション

リスニングは「音声知覚」「意味理解」の2つの要素で構成されています。

つまり正しい発音を習得して音源の真似をすること、語彙力を増やすことでリスニング力が向上します。

発音習得で特に見落としがちなのが「抑揚(イントネーション)」と「強勢(ストレス)」です。英語のリズムで音を生成できるように意識しましょう。

正しい発音を習得した状態で、シャドーイングを行うことで学習効果が非常に高くなります。シャドーイングのサンプルは以下になります。

シャドーイングができるようになった人はリプロダクションに移りましょう。リプロダクションとは、1文を聴き終えてから、1文全てを復唱することを言います。

1文全てを復唱するためシャドウイングよりも難易度は高いです。

しかし、リプロダクションが上手になると、TOEFLの音源が一語一句ゆっくりと聞こえるレベルに到達します。

リスニングのスコアが伸びない場合は、以下の記事を参考にしてください:

さて、以上が「TOEFL iBT」と「TOEFL ITP」で共通した勉強方法についてでした。

ここからは「TOEFL iBT」の受験を考えている人向けの勉強方法です。

スピーキングの勉強法

スピーキングの対策は以下の順でおこないましょう:

  1. テンプレートの表現を覚える
  2. メモをとる
  3. 録音した内容を分析して改善する
  4. 再度録音して分析する

80点を目指す人は、TOEFLスピーキングはテンプレートを活用しましょう。

聞き取った単語をメモして、テンプレートにあてはめていく答え方をします。

その際、長い文章を作らないように注意しましょう。長い文章を作ろうとすると詰まってしまい、時間内に回答できなくなってしまいます。

回答しきれない場合は、15点を超えることはありません。

5~7語の短い文章をたくさん話すことが、23点までを目指すにあたって大切なポイントです。目安は90語です。

TOEFLスピーキングは実質的にリスニングができないと回答できないようにできています。リスニング力を上げることが絶対条件です。

TOEFLスピーキングの問題を実際に確認したい場合は、以下の記事を参考にしてください:

ライティングの勉強法

TOEFLのライティングは以下のポイントが重要になります:

  1. リスニング力
  2. パラグラフ構成
  3. 論理展開

TOEFLのライティング対策で最も重要なことはリスニング力です。なぜなら、リスニング内容の要約が問題として出題されるからです。

またエッセイ形式の問題では、パラグラフ構成を理解することが大切です。書き出す文字数が約300字あるので、適切な段落構成を理解していないと主張の論点がバラバラになり、文字数が足りないということが起こります。

パラグラフ構成にもテンプレート表現があります。最初はテンプレートの型に自分の主張を当てはめて書く勉強から始めましょう!

TOEFLライティングの過去問は、以下の記事を参考にしてください:

英語がほとんど書けない場合は

「テンプレートを活用するっていっても、ゼロからじゃ何も書けないよ!」

そう思うのも無理はありません。

受験勉強でしか英語を学習してこなかった場合、ライティングを1行書くのでも大苦戦のはずです。

そんな時は、無理にTOEFLの問題から取り組まず、自分自身に関する情報をシンプルに表現することから始めましょう。

例えば、

  1. 日記
  2. 好きなもの・こと
  3. テレビや映画などの感想

など、自分を起点に、まるで小説の主人公になったかのように情報を英語に変換してみてください。

最初のうちは本当にシンプルな1行で大丈夫です。そのシンプルな1行を、1日最低5つ書くことを目標に取り組んでみてください。

「たった1行でライティング力なんて身につかないでしょ!」

これが、毎日1行を5つ書いていると、次第に同じような内容が積み重なっていき、「もう少し書けるかも」という気持ちが芽生えてきます。

その気持ちが芽生えたら、それまで1行だったセンテンスに少し具体性を交えて、情報の濃度を高めていきましょう。

それも慣れてきたら、接続詞を用いて文章を繋ぐ「コンプレックス・センテンス」を作ってみます。

そうしたらあら不思議、TOEFLに必要なライティングスキルの土台がしっかりと組み上がりました。

慣れてきたら「自分の意見」も書いてみるとより効果的です。「なぜそう思うのか」や「つまりどういうことなのか」など、論理的な構造を考えておくことで、スピーキングやライティングで非常に役に立ちます!

TOEFLはリスニング対策が重要

繰り返しになりますが、TOEFL対策において最も重要なことはリスニング力の強化です。

各セクションの内訳をみてみると、

リーディング30 – 40問
リスニング28 – 39問
ライティング2問(うち1問でリスニングが必要)
スピーキング4問(うち3問でリスニングが必要)

と、全体のおよそ半分の問題でリスニング能力が必要になることが分かります。

これまでの受講生を見ると、やはりみなさんリーディングは得意な方が多いです。しかし、リスニングは伸び悩む方が多い。

頭の中で文字情報として英語を理解することに慣れているので、音声情報のまま理解を深めることに苦労するようです。

リスニング力を伸ばす方法

ここでは模試の解き方ではなく、リスニング力を伸ばすということに焦点をあてて学習方法を共有していきます。

私がオススメするのは「要約作成」です。

手順は簡単で、聴き取れた音声の情報のまとまりごとに、ノートに要点を簡単にメモしていくイメージです。

手順にすると以下のようになります:

  1. 音声を聴く
  2. 音のまとまりごとに音声を止め、ノートに要点を簡易的にメモする
  3. 音源全てで行ったらトランスクリプトを確認する
  4. トランスクリプトを見ながらメモした内容とあっているか比較する
  5. 解釈が違っていた部分があれば「なぜ解釈が異なったのか」考えてみる

「ノートに書くのは面倒くさいな…」

そう思わずに、ぜひノートに手書きでメモしてみてください。パソコンやスマホでタイプするよりも、思考の速度が下がり、より理解した内容を咀嚼する余白が生まれます。

音声情報の処理に関して、私たちは感覚的な癖がそれぞれあります。

その癖を認識できないと、どれだけ音声を聴き流しても同じようなミスを繰り返してしまうでしょう。

それを防ぐのが、この要約作成トレーニングです。

自分の解釈の癖をメモに書くことで客観的に認識し、ネガティブな要因を一つずつ改善してきます。

上記のプロセスで音声のまとまりごとに要約することに慣れておくと、途中で音声を聞き逃す確率がグンっと減ります。

また、ライティング・スピーキングで必要なメモ取りにも非常に役に立つので、リスニング以外のスコアもまとめて向上することができます。

まとめ

TOEFL iBTは難しいけれど今後の糧になる

さて今回の記事のポイントをまとめておきます:

  • 東大・京大院試の基準はTOEFL iBTで80点、TOEFL ITPで550点になる
  • TOEFLの学習に入る前に、基礎学習を短期で行う。ウォームアップを行うことで、本番でより効果的にインプットを活用することができる
  • スピーキング、ライティングはテンプレートの活用から始めてみる。文章が書けない場合は、自分の身の回りのことを説明することから始めてみる
  • リスニング対策がTOEFLの最重要ポイント。リスニングができない原因を正しく見極めて、自分にとって必要な学習を取り入れよう

試験内容を比較すると「TOEFL ITP」の方が目標スコアを取得する難易度は易しいです。しかしリーディングとリスニングが中心のTOEFL ITPでは受験英語と同じように、実際に英語を運用するスキルを伸ばすことが難しいです。

将来のことを見据えると英語の論文を読む以外に論文の発表や、海外の研究者と対話するシチュエーションも想定できます。そこまで考慮すると「TOEFL iBT」の方が長期的に役に立つと考えれます。

TOEFL iBT80点は海外大学に進学する際に求められるスコア基準でもあります。世界基準として認知されているテストを勉強することが、将来の糧になるはずです。

以下に、参考までに弊社の生徒で東京大学大学院を受けられた方の受講感想を共有しております。

最後に、TOEFL iBTに関するご相談などありましたらお気軽にご連絡ください。

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