こんにちは、SOLOのルークです!
MBA進学希望者の方に、TOEFLやIELTSを教えています。
今回の記事は、「INSEAD(インシアード)のMBAの特徴と進学方法」を紹介します。
INSEADの最大の特徴は「短期で大きなキャリアアップ」を実現すること点です。スコアメイクができれば、トップ校の中では合格率が高めになっています!
それでは、詳しく見ていきましょう。
目次:
INSEAD(インシアード)MBAの特徴
まずは、基本情報から確認しましょう。
都市 | フランス、シンガポール |
コース期間 | 10か月 |
合格率 | 31% |
GMAT平均 | 703 |
GPA平均 | 3.5 |
必要資格(英語) | 「TOEFL105」 or 「IELTS7.5」 |
平均勤務年数 | 6年 |
年齢 | 23-36(平均29歳) |
ウェブサイト | https://www.insead.edu/ |
INSEADは「組織に変革をもたらし、卒業後世界のどこでも働ける人材を排出する」というビジョンを掲げ運営されています。
上記「合格率、GMAT、GPAのデータ」は、2016年の分析になります。年月が経っているため、数値が変動してる可能性があります。あくまで参照程度にしてください。
英語の入学基準が「TOEFL105点」または「IELTS7.5」が必要ですので、欧州MBAの中では、出願のためのスコアメイクのハードルは非常に高いと言えます。
合格率は31%です。英語やGMATのスコアを取得できると、入学のハードルがぐっと下がるのもインシアードの特徴です。
学費
INSEADの2023年度の学費です。
学費(年) | €97,000 |
- 参照元 : Tuition Fee
INSEADの学費は、2023年6月現在のレートで1,525万円です。
INSEADの学費は、受講期間が10カ月であることを考慮すると、トップMBAの中でも高額な部類に入ります。
また、学費は年間2-5%の割合で高くなり続けています。
ランキング
世界ランキングの推移です。
Year | QS | FT |
2023 | 9位 | 2位 |
2022 | 7位 | 3位 |
2021 | 6位 | 1位 |
INSEADの2023年度の世界ランキングは、大学格付け機関QS 9位、FT 2位となっています。
QSでもFTでも上位にランクインをしています。順位変動は、その評価基準の違いによるものです。
QSのランキングは、「雇用機会(40%)、起業家精神と卒業生の成果(15%)、投資収益率(20%)、リーダーシップ(15%)、クラスと教員の多様性(10%)」の内訳にて評価されています。
FTは、「加重平均給与、昇給率、女性教員・学生の割合、キャリアアップ」など多岐にわたって評価されていますが、その比重は公開されていません。「企業の社会的責任・卒業生の推薦」が評価に含まれていることが、他社との違いです。
その他の情報
その他のデータを確認してみましょう。
留学生比率 | 95% |
女性比率 | 36% |
卒業3か月以内就職率 | 84% |
キャリアサポート | 43位 |
給与増加率 | 111% |
女性比率は高いとは言えませんが、毎年数値が1-2%ずつ改善されています。留学生のほとんどが、フランスとシンガポール以外の世界中から来ており、非常に多様性あるスクールです。
INSEADを卒業後の平均年収は$113,800(およそ1,550万円)です。就職先は、人数が多い順に、「マッキンゼー、ベイン・アンド・カンパニー、ボストンコンサルティング、アマゾン、アクセンチュア」となっています。
INSEADの進学方法
INSEADの出願要件です。
- IELTS7.5 or TOEFL105点
- GMAT (GRE)
- 学士の成績
- 推薦状
- レジュメ(職歴)
- 願書
- インタビュー
上記の出願要件は、トップMBA校では、おおよそどこも同じです。
出願のための第一歩は、TOEFLやIELTSの英語資格の準備です。IELTS7.5またはTOEFL105点のいずれかが必要ですが、この値は欧州トップMBAスクールの中では、オックスブリッジをのぞいて最高難度です。
英語の資格が満たせたら、基礎学力テストです。通常のMBAスクールは、GMATであることが多いですが、人によってはGREの方が相性が良いこともあります。取り掛かる前に、きちんと吟味をしましょう。
その上で、必要書類を準備し、最後にインタビューという流れとなります。どうしても、スコアメイクに時間をかけてしまいがちですが、合否を左右するという観点ではレジュメ、願書、インタビューは同等に大事であることを覚えておきましょう。
IELTS7.5 vs TOEFL105
英語の資格は、IELTSとTOEFLのどちらで対策をすれば良いのでしょうか。
難易度の観点では、IELTS7.5とTOEFL105点はほとんど同じです。ですので、双方のテストを回答してみて、自分との相性を見極めることが理想です。
一般的には、リスニングに自信があったり、発音に自信がない方は、TOEFLとの相性が良い可能性が高いです。
逆に、特に得意なセクションがない方や、対面でのコミュニケーションを好む人は、IELTSの方が良いでしょう。
どちらのテストを選んだとしても、伸び悩みの時期があります。その際に、「私にとってはこちらのテストが粘れる」といった方を選ぶと良いでしょう。
仮に長期間スコアに伸び悩んだ際には、学習中のテストに固執をするのではなく、思い切ってテストを変えてみるのも一つの手です!
最後に
今回の記事のポイントです:
- FT 世界大学ランキング2位
- 学費は1,525万円
- IELTS7.5 or TOEFL105が出願要件
Insead MBAの特徴はある程度把握できましたでしょうか。
興味がある方は、下記の動画でキャンパスツアーをしてみましょう。
自分が実際にキャンパスにいることをイメージすると、より海外留学をする実感をえられるのではないでしょうか。
INSEADはとにかく「短期で、多様性の中で、最新のビジネスを学びたい人」にオススメだといえそうです。
MBA進学といえど、キャリアが中断されることは事実です。「大きく環境を変えて世界で勝負したいけれども、その期間をできるだけ短くしたい。」と思うのは自然かと思います。
その他の海外MBA校や情報は下記のサイトにまとめておりますので、必要な場合はご参照下さい。
- 参照元: 海外MBA 一覧
最後に、弊社は海外MBAを志す方に、TOEFLとIELTSをオンラインで専門的に教えています。英語対策でお悩みなどありましたら、遠慮なくご連絡下さい!
記事を最後まで読んでいただき、ありがとうございました。