今回の記事ではサンシャインコースト大学(USC)の特徴と進学方法を紹介します。
サンシャインコースト大学は、入学にあたって高校の成績が審査に必要のない唯一の大学です。IELTSさえ取得してしまえば入学が可能です!
それでは、詳しく見ていきましょう。
目次:
サンシャインコースト大学(USC)の特徴
まずは、サンシャインコースト大学の基本情報を見てみましょう。
都市 | サンシャインコースト |
生徒数 | 11,542人 |
男女比率 | 31:69 |
留学生比率 | 13% |
教授&学生比率 | 1 : 29.8 |
コース期間 | 3年 |
出願資格(英語) | IELTS6.0 or TOEFL76点 |
世界インパクトランキング | 29位 |
世界評価ランキング | – |
サンシャインコースト大学は「モートン・ベイからフレーザー・コーストまでの地域に焦点を当てた、国際的な地位にある大学、他に類を見ないコミュニティの資産となる」というビジョンを掲げ運営されています。
生徒数は2万人弱と、オーストラリアでは平均的です。男女比率は女性が7割弱でかなり多めになっています。留学生比率は13%で、オーストラリアの中では平均的と言えます。
世界的に評価の高い学科に「ビジネス学科」があります。また、特色のある学科に「HR、マーケティング、マネジメント、UXデザイン」などがあります。
出願に必要な英語の資格は、IELTS6.0またはTOEFL76点です。
学費
サンシャインコースト大学の2024年度の学費です。
学費(年) | 23,100 – 30,300 AUD |
- 参照 : Tuition Fee
サンシャインコースト大学の年間の学費は、2024年4月現在のレートでおよそ230-302万円です。
これは、オーストラリアの大学の中で最安値です。その学費は、年間2-5%の割合で高くなり続けています。
なお、留学生に対する奨学金は用意されていません。
ランキング
次に、世界ランキングをみてみましょう。
2024年 | |
QS | 1001〜1200位 |
The Times | 501〜600位 |
U.S.News | 1072位 |
- 参照: QS World University Rankings
- 参照: U.S.News
サンシャインコースト大学の世界ランキングは、大学格付け機関QS 1001〜1200位、The Times 501〜600位、U.S.News 1072位です。格付け機関により、評価方法が異なります。
QSのランキングは「学界での評判(30%)、論文被引用数/教員数(20%)、ビジネス界での評判(15%)、学生数/教員数(10%)、留学生比率(5%)、外国人教員比率(5%)、国際研究ネットワーク(5%)、雇用の成果(5%)、持続可能性(5%)」の内訳にて評価されています。
The Timesのランキングは「教育(40%)、研究(30%)、論文被引用数(30%)、国際性(7.5%)、企業からの収入(2.5%)」の内訳にて評価されています。
U.S.Newsのランキングは「卒業・留年率(22%)、学部評価(20%)、教員資源(20%)、学生一人当たりの財源(10%)、卒業実績(8%)、学生の成績(7%)、卒業後の負債比率(5%)、社会的流動性(5%)、卒業生評価(3%)」の内訳です。
ロケーション
サンシャインコースト大学が位置するロケーションです。
大学のキャンパスは5か所にあります。メインキャンパスは、ブリスベンから北に車で約1時間のサンシャインコーストに位置しています。
サンシャインコースト大学には、1年生が入寮できる寮がキャンパス内に3個あります。様々なタイプの寮の中から、自分に合った家を選ぶことができます。
キャンパス内には、医療施設やスポーツジムなどがあります。日本からブリスベンまでは、直行便で約9時間です。
サンシャインコースト大学(USC)の進学方法
出願要件
サンシャインコースト大学の出願要件です。
資格 | 学部 | 修士 |
IELTS | 6.0 | 6.5 |
TOEFL | 76点 | 85点 |
成績 (GPA) | 高校卒業資格 | 非公式 |
規程テスト | N/A | N/A |
サンシャインコースト大学へは「英語資格」「成績」の2点を提出する事で、日本の学校を卒業後に進学をする事が可能です。出願要件は、おおよそどこのオーストラリアの大学でも同じです。
英語の出願基準は、IELTS6.0またはTOEFL76となっています。
IELTSに関しては、一般的なオーストラリアの他の大学と同等の基準です。TOEFLは、他大学が79-90ぐらいだと考慮すると、少し低めだと言えます。
IELTS6.0はTOEFL80程度と同等のレベルですので、IELTSの方が早くスコアメイクができます。
IELTSとTOEFLの比較は、以下を参照にして下さい。
学校の成績(GPA)に関しては、高ければ高いほど有利です。出願におけるGPAの最低基準は定められていないため、積極的に出願してみましょう。
多くの学生が勘違いをしていますが、サンシャインコースト大学に進学するためには、課外活動やエッセイなどは必要ありません。よい成績と英語資格を満たして出願することで合格をすることが可能です!
ファウンデーションコース
サンシャインコースト大学には、EAPと呼ばれるファウンデーションコースがあります。
ファウンデーションコースとは、進学準備コースのことです。ファウンデーションコースを規定の成績で終了することで、サンシャインコースト大学の一年生になることができます。
サンシャインコースト大学で仮合格を認められたが、英語力が足りない人がEAPを経由して入学します。
EAPへの英語の入学条件は、IELTS4.5以上です。英語が苦手な人でも、入学するチャンスは十分あります。
- 参照:EAP
学年暦と出願時期
サンシャインコースト大学は、以下のように2期制です。
- 夏期:2月下旬-6月下旬
- 冬期:7月下旬-11月上旬
出願は、サンシャインコースト大学のウェブサイトから行います。オンラインで申し込むことで、手続きは完了します。
サンシャインコースト大学への入学時期は2月または7月です。出願は、年中可能です。
最短で入学する場合は、高校を卒業した3月の後の7月です。卒業後に、すぐに出願をする必要があります。
学部進学を目指している人は、できれば高校3年を卒業する頃までにはIELTS(TOEFL)のスコアが揃っていることが理想です。
最後に
最後に今回の記事のポイントをまとめておきます:
- The Times 世界ランキング501〜600位
- 年間の学費は230-302万円
- 出願にはTOEFL(IELTS)が必要
サンシャインコースト大学(USC)の特徴と進学方法については理解できましたでしょうか。
興味がある方は、下記の動画でキャンパスツアーをしてみましょう。
自分が実際にキャンパスにいることをイメージすると、より海外留学をする実感をえられるのではないでしょうか。
その他の海外大学が気になる方は、下記にまとめていますのでご参照下さい。
英語スコアを取得しないことには、海外大学へは出願することができません。先に志望校を絞り込みすぎるのではなく、英語力を上げながら、志望校を絞っていくとをオススメします。
最後に、弊社は海外進学を志す方に、IELTSとTOEFLをオンラインで専門的に教えています。弊社で英語学習をしている学習者の方には、無償で海外進学のサポートも行っています。私で宜しければ、いつでもご連絡ください!
記事を最後まで読んでいただき、ありがとうございました。