マニトバ大学の特徴と進学方法を紹介

【海外進学(カナダ)】マニトバ大学の特徴と留学方法を紹介 (University of Manitoba)

こんにちは、SOLOのルークです!

英語を軸に、海外進学をされる方をサポートしています。

今回の記事では「マニトバ大学の特徴と進学方法」を紹介します。

マニトバ大学は日本人の少ないカナダの田舎で過ごしたい人にオススメです。理系学科が多く、薬学や農学などが世界ランキングでは高く評価されています!

それでは詳しく見ていきましょう。

マニトバ大学

まずは、マニトバ大学の基本的な情報を見てみましょう。

都市マニトバ州ウィニペグ
生徒数29,561人
男女比率46:54
留学生比率20%
教授&学生比率1 : 29.4
コース期間4年
出願資格(英語)IELTS 6.5 or TOEFL 86点
世界インパクトランキング
世界評価ランキング

マニトバ大学は「変革的な研究と革新的な教育、先住民族の知識と視点によって独自に強化された教育への取り組みを通じて、一流大学の中でその地位を確立する」というビジョンを掲げ運営されています。

生徒数は3万人弱と、カナダでは平均的です。男女比率は女性が5割弱で少し多めになっています。留学生比率は20%で、カナダの中では平均的と言えます。

世界的に評価の高い学科に「薬学、農学、考古学、英文学」などがあります。また、特色のある学科に「HIV研究、アスリートセラピー、昆虫学、起業とスモールビジネス、HR、ユダヤ学、リーダーシップと組織論」などがあります。

出願に必要な英語の資格は、IELTS6.5またはTOEFL86点です。

学費

マニトバ大学の2023年度の学費です。

学費(年)17,200 – 28,800 CAD

マニトバ大学の学費は、2023年4月現在のレートで年間およそ168-282万円です。

これは、カナダの大学の中では安い方です。その学費は、年間2-5%の割合で高くなり続けています。

ランキング

次に、世界ランキングをみてみましょう。

2023年
QS651〜700位
The Times351〜400位
U.S.News372位

マニトバ大学の世界ランキングは、大学格付け機関QS 651〜700位、The Times 351〜400位、U.S.News372位です。格付け機関により、評価方法が異なります。

QSのランキングは「学界での評判(30%)、論文被引用数/教員数(20%)、ビジネス界での評判(15%)、学生数/教員数(10%)、留学生比率(5%)、外国人教員比率(5%)、国際研究ネットワーク(5%)、雇用の成果(5%)、持続可能性(5%)」の内訳にて評価されています。

The Timesのランキングは「教育(40%)、研究(30%)、論文被引用数(30%)、国際性(7.5%)、企業からの収入(2.5%)」の内訳にて評価されています。

U.S.Newsのランキングは「卒業・留年率(22%)、学部評価(20%)、教員資源(20%)、学生一人当たりの財源(10%)、卒業実績(8%)、学生の成績(7%)、卒業後の負債比率(5%)、社会的流動性(5%)、卒業生評価(3%)」の内訳です。

ロケーション

マニトバ大学が位置するロケーションです。

大学のキャンパスは2か所にあります。メインキャンパスはマニトバ州の州都ウィニペグにあり、人口約75万の中規模都市の郊外に位置しています。

マニトバ大学には、1年生が入寮できる寮がキャンパス内に3個あります。ラウンジ付きの寮もあり、そこで他の学生と交流することもできます。

メインキャンパスはなんと東京ドーム60個分の大きさで、建物間は全て地下道で結ばれており、冬季の間は外に出ることなく移動可能です。日本からウィニペグまでは、バンクーバー乗り換えで約14時間です。

マニトバ大学の進学方法

出願要件

マニトバ大学の出願要件です。

資格学部修士
IELTS6.56.5
TOEFL86点86点
成績 (GPA)5段階3.5以上2.5以上
規程テストN/AGRE
(学科によって)

マニトバ大学へは「英語資格」「成績」の2点を提出する事で、日本の学校を卒業後に進学をする事が可能です。出願要件は、おおよそどこのカナダの大学でも同じです。

英語の出願基準は、IELTS6.5またはTOEFL86となっています。

IELTSに関しては、カナダの他の大学と同等の基準です。TOEFLは、他大学が83-90ぐらいだと考慮すると、平均的だと言えます。

IELTS6.5はTOEFL90程度と同等のレベルですので、TOEFLの方が早くスコアメイクができます。

IELTSとTOEFLの比較は、以下を参照にして下さい。

学校の成績(GPA)に関しては、高ければ高いほど有利です。出願におけるGPAの最低基準は定められていないため、積極的に出願してみましょう。

とはいえ、やはり合格者の大半は、90%以上(5段階4.5以上)の成績をおさめられています。成績が悪い人におすすめなのが、WESというサービスです。

これは、成績の信用評価機関で、日本式のGPA換算から北米式のGPA換算へ変換してくれます。私の体感では、9割以上の学生が成績を大幅にアップすることができます。GPAに自信がない人などは、積極的に活用してみると良いでしょう。

多くの学生が勘違いをしていますが、マニトバ大学に進学するためには、課外活動やエッセイなどは必要ありません。よい成績と英語資格を満たして出願することで合格をすることが可能です!

ファウンデーションコース

マニトバ大学には、IAEPと呼ばれるファウンデーションコースがあります。

ファウンデーションコースとは、進学準備コースのことです。ファウンデーションコースを規定の成績で終了することで、マニトバ大学の一年生になることができます。

マニトバ大学で成績が優秀で仮合格を認められたが、英語力が足りない人IAEPプログラムを経由して入学します。

IAEPはレベル1〜5に分けられており、レベル5に直接入学する条件はTOEFL70以上です。条件をクリアできない場合は、テストを受けた結果に応じて適切なレベルに配置されます。

学年暦と出願時期

マニトバ大学は、以下のように3期制です。

  • 夏期:5月上旬-8月下旬
  • 秋期:9月上旬-12月下旬
  • 冬期:1月上旬-4月下旬

出願は、マニトバ大学のウェブサイトから行います。アカウントを作成し、必要書類を提出することで出願は完了します。

マニトバ大学への出願は、ほとんどの学科が2月1日が締め切りになっています。例えば、2023年9月入学の場合は、2023年の2月1日までの出願が必要だということです

その際、大学の学科によっては、高校3年時の2学期と3学期の成績は後ほど提出するようになります。合格後に成績が下がってしまうと、取り消しになることもあるので気をつけましょう。

学部進学を目指している人は、どんなにおそくとも高校3年の秋頃までにはIELTS(TOEFL)のスコアが揃っている必要があります。

最後に

最後に今回の記事のポイントをまとめておきます:

  • U.S.News 世界大学ランキング372位
  • 年間の学費は168-282万円
  • 出願にはIELTSまたはTOEFLが必要

マニトバ大学の特徴と進学方法については理解できましたでしょうか。

興味がある方は、下記の動画でキャンパスツアーをしてみましょう。

自分が実際にキャンパスにいることをイメージすると、より海外留学をする実感をえられるのではないでしょうか。

その他の海外大学が気になる方は、下記にまとめていますのでご参照下さい。

英語スコアを取得しないことには、海外大学へは出願することができません。先に志望校を絞り込みすぎるのではなく、英語力を上げながら、志望校を絞っていくとをオススメします。

最後に、弊社は海外進学を志す方に、IELTSとTOEFLをオンラインで専門的に教えています。弊社で英語学習をしている学習者の方には、無償で海外進学のサポートも行っています。私で宜しければ、いつでもご連絡ください!

記事を最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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