ハーバード大学の特徴と進学方法を紹介

【海外進学(アメリカ)】ハーバード大学の留学方法と特徴を紹介 (Harvard University)

こんにちは、SOLOのルークです!

オンラインでIELTSやTOEFLを教えています。

今回の記事は、ハーバード大学の特徴と進学方法を紹介します。

通常、海外大学進学には、英語の資格試験の提出が必要です。しかし、このハーバードでは必要ありません。日本のセンター試験に当たるSAT、成績、エッセイ、課外活動の総合評価で合否が決まります!

それでは詳しく見ていきましょう。

ハーバード大学の特徴

まずは、ハーバード大学の基本情報を見てみましょう:

都市マサチューセッツ州ボストン
生徒数21,574人
男女比率50:50
留学生比率24%
コース期間4年
合格率4.0%
出願資格(英語)必要ない
世界ランキング5位
国内ランキング3位

ハーバード大学は「社会のための市民とリーダーを育成する。リベラルアーツとサイエンス教育の変革的な力へのコミットメントを通じてこれを実現する」というビジョンを掲げ運営されています。

世界ランキングの上位校で、男女比率が厳密に半々なのはハーバード大学だけです。以前は、男子の方が多かったものの、毎年1%ずつ修正されてついに均衡が取れました。

ハーバード大学の合格率は4%です。志願者57,786人に対して、合格者は2,320人です。出願に英語の資格は必要ありませんが、基礎学力を測るSATは課されているので、高い英語力が必要なことには変わりありません

大学格付け機関QSによる、2023年のハーバード大学の世界ランキングは5位になっています。国内では、スタンフォード大学(3位)、マサチューセッツ工科大学(1位)が同校より上位に位置しています。

学費

2023年度の学費を確認してみましょう :

学費(年)$52,659
卒業までの概算総費用$340,000
奨学金(年)最大で授業料全額+生活費

ハーバード大学の学費は、2022年6月現在のレートで年間705万円強です。生活費込みの卒業までの費用は、およそ4,550万円です。学費は、アメリカの上位校の中では平均的です。

学部奨学金に関してはハーバード大学ではNeed-basedを採用しています。Need-basedとは、学費を支払うことがむずかしい場合に、両親の収入と資産によって、不足分を補うために支給される奨学金です。

2022-23年度は、世帯年収がUSD75,000(約1,000万円)以下の場合に、学費は実質無料となります

ハーバード大学は、選考の際にNeed-Blind制度をとっています。これは、奨学金の申請や家庭の財政が、入学審査において影響しないという意味です。受験の段階で、家庭の財務状況が合否に不利に働くことがありません!

学部

次に、ハーバード大学が設置している学部をみていきましょう。

  • ビジネススクール
  • 人文・科学
  • デザイン
  • 教育
  • エンジニアリング・応用科学
  • 政治
  • 医学
  • 公衆衛生

上記の九学部の中に、さらに何百もの学科があります。気になる方は、参照リンクからご確認ください。

世界ランキングで上位の学科には「 金融、ビジネス、法、医学、政治、社会政策、生物科学、歴史、心理学、社会科学」などがあります。

ハーバード大学は、1636年に設立されたアメリカで最も古い大学です。様々な学科が有名ですが、日本人の方は、修士の公衆衛生やビジネススクールへ行かれる方が多い印象です!

ロケーション

次に、ハーバード大学が位置するロケーションです。

ハーバード大学は、アメリカの東海岸ボストンに位置しています。東京からボストンへは直行便があります。時間はおよそ13時間です。キャンパスがあるボストン市内は、車なしでも快適に過ごすことができます。

このキャンパスには、オバマ、ビルゲイツ、ロックフェラーなどが通いました。そういった環境で学習をすると考えると、気持ちが高まりますね。

ハーバード大学への進学方法

以下は、ハーバード大学の進学要件です。

資格学部修士
IELTSN/RN/R
TOEFLN/RN/R
GPA(成績)5段階4.7以上3.75以上
規程テストSAT Math740-800/ SAT ERW720-780GRE

通常アメリカの大学へ出願する場合、IELTSやTOEFLのような英語の資格テストの提出が求められます。しかし、ハーバード大学では必要ありません。

一方で、基礎学力を測るためのテストであるSATは受験をする必要があります。合格者のほとんどがSATで高得点を取得しています。このSATで良いスコアを取るためには、高い英語力必要です。

GPAの最低値は設けられていませんが、合格者の92%以上が最低3.75以上、5段階4.7以上を取得しています。また、修士の場合は、学科によってGREのスコアが必要です。

受験準備は以下のプロセスです :

  • ステップ1. 高い成績の維持
  • ステップ2. SATのスコアメイク
  • ステップ3. エッセイ
  • ステップ4. 2つの推薦状
  • ステップ5. インタビュー

ステップとしては、まずは学校で良い成績を取れるように頑張りながら、SATのスコアメイクをします。

その上で、エッセイを練りながら先生からの推薦状を集めます。日本の高校の先生からは、日本語で書いてもらったものを英語に翻訳する必要があります。

推薦状については、初めて頼まれる先生も多いので、自分から書いてほしい期待してることを予め共有しておきましょう。

まとめ

最後に、今回の記事のポイントをまとめておきます:

  • 世界大学ランキング5位
  • 出願に英語の資格が必要ない
  • まずはGPAとSAT対策を

ハーバード大学に興味がある方は、下記の動画でキャンパスツアーをしてみましょう。

自分が実際にキャンパスにいることをイメージすると、より海外留学をする実感をえられるのではないでしょうか。

ハーバード大学は、整った学習環境や教育の質だけでなく、学生の課外活動にも力を入れています。「ハーバード生をハーバード生たらしめているのは,教室の外の活動である」ということもよく言われています。

進学に少しでも興味がある場合は、何よりSAT対策を早い段階で始めることが重要です。また、SAT対策だけに気を取られずに、学校でも好成績を維持する必要があることも忘れないでおきましょう。

合否はSATの結果だけでなく、成績、エッセイ、課外活動を含めた総合的な評価で判断されます。いかに自分を魅力的な人間として印象付けさせるかを意識しての、早い段階からの対策が必要です。

最後に、弊社は海外進学をされる方が必要な、IELTSやTOEFL対策をオンラインで専門的に教えています。ハーバード大学では必要ありませんが、英語対策でお悩みなどありましたら、遠慮なくご連絡下さい!

記事を最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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