こんにちは!
SOLOのルークです!
英語を軸に、海外進学される方をサポートしています。
今回の記事では「フランスの大学のランキング・学費・進学方法」を紹介します。
フランス留学では、比較的リーズナブルな価格で授業を受けることができます。教育レベルの高さには定評があります。
それでは、詳しくみていきましょう。
目次:
フランスの大学
ランキング
まずは、ランキングから見ていきましょう。
以下は、2024年度のフランスの大学ランキング上位15校です。
大学名 | 日本語名 | Times Higher Education Ranking (2024) | TopUniversities Ranking (2024) |
Paris-Saclay University | パリ・サクレ大学 | 58 | 71 |
Sorbonne University | ソルボンヌ大学 | 75 | 59 |
University of Paris | パリ大学 | 152 | 236 |
Université Grenoble Alpes | グルノーブル・アルプ大学 | 301 | 294 |
University of Montpellier | モンペリエ大学 | 301 | 382 |
Aix-Marseille University | エクス=マルセイユ大学 | 351 | 387 |
École Normale Supérieure de Lyon | リヨン高等師範学校 | 251 | 184 |
University of Bordeaux | ボルドー大学 | 351 | 465 |
Claude Bernard Lyon 1 | クロード・ベルナール・リヨン 1大学 | 401 | – |
University Toulouse III – Paul Sabatier | トゥールーズ III – ポール・サバティエ大学 | – | – |
PSL Research University | PSL研究大学 | 40 | 24 |
University of Lille | リール大学 | 601 | 631 |
University of Lorraine | ロレーヌ – プレジドンス・レオポルド大学 | 601 | 631 |
Université Côte d’Azur | コートダジュール大学 | 501 | 721 |
Institut Polytechnique de Paris | パリ工科大学 | 71 | 38 |
人気の上位進学先は、「PSL研究大学」「ソルボンヌ大学」「パリ・サクレ大学」の3校です。
大学の格付け機関により順位が異なるのは、評価方法に違いがあるためです。
Timesのランキングは「教育(40%)、研究(30%)、論文被引用数(30%)、国際性(7.5%)、企業からの収入(2.5%)」の内訳にて評価されています。
QSのランキングは「学界での評判(40%)、論文被引用数/教員数(20%)、学生数/教員数(20%)、ビジネス界での評判(10%)、留学生比率(5%)、外国人教員比率(5%)」の内訳にて評価されています。
U.S.Newsのランキングは「卒業・留年率(22%)、学部評価(20%)、教員資源(20%)、学生一人当たりの財源(10%)、卒業実績(8%)、学生の成績(7%)、卒業後の負債比率(5%)、社会的流動性(5%)、卒業生評価(3%)」の内訳です。
英語コース
次に、フランスで英語コースを提供している大学を確認します。
現在、フランスでは学士で190以上、修士で1100以上の学科が英語コースを開講しています。
まずは、広義の意味でのIT系です。学士では、EPITA School of Engineering and Computer Science がCSコースをおよそ10,000€/年にて提供していますが、残りは修士のみです。
次に、ビジネス学科です。フランスにはビジネススクールが多いため、「マネジメント」「マーケティング」の選択肢が多いです。
例えば、マネジメントでは、Burgundy School of Businessの “Management” 、ESC Clermont Business Schoolの “International Management” が有名です。
マーケティングでは、School of International Business and Marketing in Parisの “Marketing and International Relations”、ESBS Campusの “Global Marketing”は名があります。
また、フランスといえばファッションとデザインです。実際に、学士から多くの選択肢があります。
有名所では、Paris College of Artの “Fashion Design”、LISAA School of Designの “Fashion Design and Business”や” Interior Architecture and Design”などがあります。
映画作りも盛んで、ESRA International Film Schoolの “3 Year Filmmaking Program”などは知名度があります。
より多くの選択肢から吟味したい人は、以下のウェブサイトがオススメです。英語で開講されているコースを網羅的に確認することが可能です!
学費
フランスの大学の2024年度の学費です。
学費(年) | 5,000 € – 29,800 € |
フランスの大学の学費は、2024年7月現在のレートで年間83-498万円です。
大学と学科によって、学費が大きく異なるため注意が必要です。学費の中央値は、年間およそ8,000 € – 12,800 €です。
日本円で年間およそ100万円強と考えておくと選択肢が広がります。
進学方法
フランスの大学の出願要件は以下です:
- 1. 高校の卒業証書
- 2. 高校の成績
- 3. IELTS(TOEFL)
- 4. フランス語能力試験(学士/学科による)
上記の出願要件はフランスの大学ですと、おおよそどこも同じです。
成績は高ければ高いほど良いですが、低いからといって出願できないわけではないので積極的にチャレンジしてみると良いでしょう。
学部進学の場合は成績は、高校1-3年全ての成績を提出しないといけない大学と、2-3年の成績のみを提出する学校に分かれます。
学士から進学する予定の人は、大学によっては、フランス語能力の証明と学力証明をする必要があります。
これらは、ランキング上位校などで必要になります。志望大学のAdmission Officeに直接問い合わせて確認する必要があります。
一方、「英語コース」で紹介したような大学では、高校の成績と英語資格の2点で進学可能である場合がほとんどです。
目安として、英語の資格は、IELTS6.0が1つの大きな基準になり、6.5を取得すると、ほとんどの大学に出願することが可能です。
IELTS6.5はおよそ英検1級と同等のレベル感です!
最後に
最後に今回の記事のポイントをまとめておきます:
- 映画、芸術、ファッションの選択肢多数
- 年間の学費は150万円程度
- IELTS6.0で留学の選択肢が増加
フランス留学の特徴は、「映画、芸術、ファッション」の3つの選択肢が充実していることです。
その他の欧州の大学では、留学生に人気のコンピューターサイエンスを中心としたITやビジネス系の学科が多いです。
一方のフランスは、国として文化を強く押し出しており、大学で留学生が英語で専攻できる学科もそれに沿った形になっています。
学費自体は日本の私立大学に通うより若干高いですが、それでもその他の英語圏と比べると1/3ほどですので、フランス留学は費用の面ではお得だと言えそうです。
ヨーロッパの文化の中心地で大学生活を送りたい人はフランス留学を考えてみると良いのではないでしょうか!
その他の世界の大学が気になる方は、下記にまとめていますのでご参照下さい。
英語スコアを取得しないことには、海外大学へは出願することができません。先に志望校を絞り込みすぎるのではなく、英語力を上げながら、志望校を絞っていくとをオススメします。
最後に、弊社は海外進学を志す方に、IELTSとTOEFLをオンラインで専門的に教えています。弊社で英語学習をしている学習者の方には、無料で海外進学の相談にものっています。私で宜しければ、いつでもご連絡ください!
記事を最後まで読んでいただき、ありがとうございました。