こんにちは!
SOLOのルークです!
英語を軸に、海外進学される方をサポートしています。
今回の記事では「オーストリアの大学のランキング・学費・進学方法」を紹介します。
オーストリアの大学は、ビジネス系の学科の専攻がほとんどです。公立大学の学費は、日本円で約10-19万前後と格安となっています!
それでは、詳しくみていきましょう。
目次:
オーストリアの大学
ランキング
まずは、ランキングから見ていきましょう。
以下は、2024年度のオーストリアの大学ランキングです。
大学名 | 日本語名 | Times Higher Education Ranking (2024) | TopUniversities Ranking (2024) |
University of Vienna | ウィーン大学 | 119 | 130 |
Vienna University of Technology | ウィーン工科大学 | 251 | 184 |
University of Innsbruck | インスブルック大学 | 301 | 362 |
Medical University of Vienna | ウィーン医科大学 | 201 | – |
University of Graz | グラーツ大学 | 501 | 661 |
Graz University of Technology (TU Graz) | グラーツ工科大学(TUグラーツ) | 501 | 421 |
Medical University of Innsbruck | インスブルック医科大学 | 251 | – |
Medical University of Graz | グラーツ医科大学 | 201 | – |
Johannes Kepler University Linz | ヨハネス・ケプラー・リンツ大学 | 401 | 446 |
University of Salzburg | ザルツブルク大学 | 601 | 681 |
University of Klagenfurt | クラーゲンフルト大学 | 501 | 580 |
University of Natural Resources and Life Sciences, Vienna | ウィーン自然資源・生命科学大学 | – | – |
Montanuniversität Leoben | レオーベン大学 | 1001 | – |
University of Veterinary Medicine, Vienna | ウィーン獣医学大学 | – | – |
Central European University (CEU) | 中央ヨーロッパ大学(CEU) | – | – |
オーストリアで世界ランキングにランクインしている大学は「ウィーン大学」「グラーツ医科大学」「ウィーン医科大学」の3校です。
大学の格付け機関によりランキングが異なるのは、評価方法に違いがあるためです。
The Timesのランキングは「教育(40%)、研究(30%)、論文被引用数(30%)、国際性(7.5%)、企業からの収入(2.5%)」の内訳にて評価されています。
Shanghaiのランキングでは「ノーベル賞の数(20%)、論文被引用数(20%)、論文掲載数(40%)、教員資源(20%)、卒業生の業績(10%)の内訳です。
QSのランキングは「学界での評判(40%)、論文被引用数/教員数(20%)、学生数/教員数(20%)、ビジネス界での評判(10%)、留学生比率(5%)、外国人教員比率(5%)」の内訳にて評価されています。
U.S.Newsのランキングは「卒業・留年率(22%)、学部評価(20%)、教員資源(20%)、学生一人当たりの財源(10%)、卒業実績(8%)、学生の成績(7%)、卒業後の負債比率(5%)、社会的流動性(5%)、卒業生評価(3%)」の内訳です。
英語コース
次に、オーストリアで英語コースを提供している大学を確認します。
現在、オーストリアでは学士で60以上、修士で320以上の学科が英語コースを開講しています。
オーストリアでは、世界ランキングの上位校は、学部レベルでは英語コースを提供していません。
オーストリア留学の大きな特徴としては、「ビジネス」を中心とした学科の選択肢が多数あることです。
有名どころでは、クラーゲンフルト大学「国際ビジネスと経済」、レオーベン大学「石油工学」、IMC応用科学大学「貿易マネジメント」です。
IT系ではクラーゲンフルト大学の「ロボティクス AI」、リンツ大学「AI」が有名です。
より多くの選択肢から吟味したい人は、以下のウェブサイトがオススメです。英語で開講されているコースを網羅的に確認することが可能です!
学費
オーストリアの大学の2024年度の学費です。
学費(年) | 727 € – 12,500 € |
オーストリアの大学の学費は、2024年7月現在のレートで年間12-208万円です。
国によって運営されている大学の学費は、ほとんどの場合年間10-20万円程度です。学費が高めなのは、全て私立大学です。
オーストリアの年間の学費は、公立か私立かによって大きく変わります。公立大学は、年間727€と格安となっています。
進学方法
オーストリアの大学の出願要件は以下です:
- 1. 高校の卒業証書
- 2. 高校の成績
- 3. CEFR B2レベルの英語またはドイツ語
- 4. 共通試験の結果
上記の出願要件はオーストリアの大学ですと、おおよそどこも同じです。
成績は高ければ高いほど良いですが、低いからといって出願できないわけではないので積極的にチャレンジしてみると良いでしょう。
成績は、高校1-3年全てを提出しないといけない大学と、2-3年の成績のみを提出する学校に分かれます。
英語の資格は、基本的にはIELTSまたはTOEFLのいずれかです。基準値は、IELTS6.0またはTOEFL85であることが多いです。
公立大学に限っては、共通試験の結果を出願時に送る必要があります。
上記4点の書類が揃ったら、志望校のウェブサイトから出願をします。合格通知が届いたら、ビザの申請を済ませて渡航準備に入ります!
される場合は、IELTS7.0またはTOEFL100が必要ですので、ご注意ください。
最後に
最後に今回の記事のポイントをまとめておきます:
- ビジネス系の専攻が多数
- 年間の学費は10万円から
- CEFR B2レベルから留学可能
その他の欧欧の大学と比べて、オーストリアでは英語コースを提供している大学が少ないです。
学科の選択肢も、ほとんどがビジネス系です。ビジネス系に関しては、欧州のどこの国でも選択が可能ですので際立って独自性があるわけではありません。
一方で、オーストリアの学費は格安です。欧州における留学生の学費は、英語コースは年間100万円ほどであることが多いです。
欧州留学にこだわりがあり、学費を抑えてビジネス系を専攻したい方などはオーストリア留学を考えてみると良いのではないでしょうか!
その他の世界の大学が気になる方は、下記にまとめていますのでご参照下さい。
英語スコアを取得しないことには、海外大学へは出願することができません。先に志望校を絞り込みすぎるのではなく、英語力を上げながら、志望校を絞っていくとをオススメします。
最後に、弊社は海外進学を志す方に、IELTSとTOEFLをオンラインで専門的に教えています。弊社で英語学習をしている学習者の方には、無料で海外進学の相談にものっています。私で宜しければ、いつでもご連絡ください!
記事を最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
初めまして
以前、こちらのサイトで日本の高校卒業証明と成績証明ドイツ語の語学力の証明があればオーストリアの進学出来ると記載されているのを見たのですが、共通テストの成績はひつようないのでしょうか?
アポスティーユ、高校の卒業証明、成績証明、ドイツ語(DSH2)の証明があり、オーストリアの経済学部進学希望してます。
条件に合う大学あれば貴社への大学へのアプライ申請を依頼したくメールさせていただきました。
Takakoさん、こんにちは!
最終的には、ご希望される大学に直接連絡をしていただく必要がありますが、ウィーン大学を例に調べてみました。ウィーン大学のビジネスエコノミクスの出願要件のページは以下になります。
URL.https://www.wu.ac.at/en/programs/application-and-admission/next-steps/0/80/151/6/1/?cHash=3d4c9038c95e419d859991a0df651e25
まとめますと、
1.共通試験の結果
2.英語試験のスコア(IELTS6 or TOEFL85)
3.専攻プロセスをオンラインで完結する
の3点が必要です。こちらは英語コースなのでドイツ語の証明書は必要ないようです。一方、ビジネスエコノミクスと社会科学学科になると、ドイツ語コースなので、Takakoさんが保持しているドイツ語の証明書が必要のようです。
URL:https://www.wu.ac.at/en/programs/application-and-admission/next-steps/0/35/39/6/1/?cHash=19d850b7acc208f928ddabd7539c4a40
参考になりますと幸いです。