こんにちは、SOLOのルークです!
オンラインでIELTSを専門的に教えています。
今回の記事では「IELTSで実力を出し切る直前対策を紹介」します。
IELTSでは、自分の実力以上の結果は出ません。一方で、IELTSもテストであることに変わりはありません。対策を怠ると実力以下のスコアが出てしまうことはあります!
記事の内容は、以下の動画でも確認して頂けます。
それでは、詳しくみていきましょう。
目次:
IELTS 直前対策
今まで何の対策もしてこなかった人は、IELTSの模試を回答して下さい。目的は、試験形式を叩き込むことです。
以下は、IELTS作成機関であるBritish Councilが公開している無料模試です:
問題形式を知っておくことで、必要以上に問題文を読み込む必要がなくなり、リラックスして試験に臨むことができます。
ポテンシャルとしてIELTS6.5が取得できるような人が、問題形式を知らないまま受験をすると6.0になったりする可能性はあります。
ここから先は、今までIELTS対策をしてきた人が、試験前日に何をすれば良いかを紹介します。
勉強時間の目安としては、各セクションに1時間ずつ計4時間を割いて下さい。
リーディング
まずは、リーディング直前対策です :
- 過去に回答した模試のパッセージを黙読
- 分からなかった単語を確認
- 間違った問題とその理由を確認
新しい問題に回答するのではなく、過去に回答した問題を活用します。
60分あれば、パッセージを6つか7つは消化できるかと思います。これは、本番のおよそ2倍の量です。
目的は、英語を読み慣れることと、自分が間違いやすい問いのパータンを確認することです。本番で同じ傾向のミスをしないためとも言えます。また、確認した単語が本番で出たらラッキーですね。
リーディングは興味を持って読むことや、一文ずつその情景を思い浮かべる事を意識してみてください。頭に内容が入りやすくなります!
リスニング
リスニングの直前対策です :
- 過去に回答した模試を再度聴く
- 音声、意味を逃した場合は聴き直す
- 過去に間違った問いとその理由を確認
リスニングも新しい問題に回答するのではなく、過去に回答した問題の音源を聴きます。60分あれば、だいたい8例題ぐらいは消化できるかと思います。
リスニングは、出題される単語の意味が分かり、音を一語一句聴き取れたら正答できます。スコアが出ないという人は、音声変化などが原因で、大きな聞き間違いをおかしている可能性があります。
当日は1.5-2倍速にした音源をスマホにいれて、会場に向かう途中で聴いてみて下さい。そうるすことで、本番の音源がゆっくりに聴こえます。ユーチューブのサンプル問題などを活用するのもオススメです!
ライティング
次に、ライティングの直線対策です :
- 図表のサンプルアンサーを写経
- エッセイは過去の答案を写経
タスク1の図表問題は、サンプルアンサーの写経が効果的です。自分の意見展開ではないので、サンプルアンサーの回答を写経する中でさまざまな表現を覚えます。
タスク2のエッセイは、自分自身が書いた最もスコアが高い答案を写経するのが良いでしょう。最もスコアが高くなるライティングが「どのようなものか」を考えながら写経してみてください。
余裕がある人は、写経後に音読をしてみて下さい。英文をより覚えやすくなります。
スピーキング
最後にスピーキングの直前対策です :
- 出題される可能性のある問いを確認
- 各問いに対して独り言練習
IELTSのスピーキングは、出題されるトピックがある程度決まっています。まずは、聞かれる可能性が高い問いに対して練習しましょう。
また、直前対策としてはパート1や2を重点的に練習することを心がけてみて下さい。パート1と2は、努力がそのままスコアに反映されます。
パート3は、答えの明確でない問いに対しての意見展開です。短期間での、論理的な意見展開は困難です。
最後に
今回の記事のポイントを以下にまとめておきます:
- 未対策の人は模試に回答する
- 直前対策には4時間は確保する
- 当日はリスニングを1.5倍速-2.0倍速にして会場に向かう
IELTS 試験前日の「直前対策」を分かりましたでしょうか。
トピックの相性などで若干スコアにブレが生じる事はありますが、IELTSにまぐれはありません。
実力がそのままスコアに反映されます。本番で実力を出すためには、準備が全てといっても過言ではありません。
IELTSに関する、対策記事は全て以下にまとめていますので、必要な人は参考にしてください。
- 参照: IELTS対策 まとめ
最後に、弊社はオンラインでIELTSを専門的に教えています。英語対策でお悩みなどありましたら、遠慮なくご連絡下さい!
記事を最後まで読んでいただき、ありがとうございました。