今回の記事は、「アムリヨン経営大学院 (EMLyon)の特徴と進学方法」を紹介します。
それでは、詳しくみていきましょう。
目次:
アムリヨンMBA(EMLyon)
まずは、基本情報から確認しましょう。
都市 | リヨン |
コース期間 | 12ヶ月 |
GMAT平均点 | 600 |
出願資格(英語) | IELTS6.5 / TOEFL90点 |
平均勤務年数 | 7.0年 |
平均年齢 | 31歳 |
ウェブサイト | https://masters.em-lyon.com/en/International-MBA |
アムリヨンMBAは「世界のどこにいても、責任ある競争力のある組織の中で影響力を持ち、生涯を通じて個人的にも職業的にも充実した生活を送ることができる人々のスキルを開発する」というビジョンを掲げ運営されています。
TOEFLまたはIELTSの基準値は欧州トップMBAの中では平均的です。
合格者のGMATは600と低めです。入学の門戸は広いですね。
ロケーション
次にロケーションを確認してみましょう:
キャンパスは、リヨン中心部から少し離れた所にあります。
広大な贅沢な設備のキャンパスで企業研修の受け入れなども行っています。
2016年秋からはパリにもキャンパスが新設されており利用する事が可能です!
学費
アムリヨンMBAの2023年度の学費です。
学費(年) | €39,800 |
- 参照 : Tuition Fee
アムリヨンMBAの学費は、2023年4月現在のレートでおよそ570万円です。
欧州トップ校の中では割安です。学費は、年間2-5%の割合で高くなり続けています。
ランキング
アムリヨンMBAの世界ランキングの推移です。
Year | QS | FT |
2023 | 55位 | 76位 |
2022 | 55位 | 89位 |
2021 | 62位 | 90位 |
- 参照 : QS Global MBA Rankings
- 参照2: Financial Times
アムリヨンMBAは、大学格付け機関QS 55位、FT 76位のランキングです。
格付け機関により、評価方法が異なります。QSのランキングは、「雇用機会(40%)、起業家精神と卒業生の成果(15%)、投資収益率(20%)、リーダーシップ(15%)、クラスと教員の多様性(10%)」の内訳にて評価されています。
FTは、「加重平均給与、昇給率、女性教員・学生の割合、キャリアアップ」など多岐にわたって評価されていますが、その比重は公開されていません。「企業の社会的責任・卒業生の推薦」が評価に含まれていることが、他社との違いです。
出願要件
出願資格を確認してみましょう:
- GMAT(平均値):600
- IELTS:6.5
- TOEFL:90点
通常のMBA校同様にIELTSもしくはTOEFLが必要ですが、基準自体は平均値です。
「TOEFL 90点 」と「IELTS 6.5」どちらがオススメ
私個人の見解としては、IELTSの方がオススメと考えています。理由は以下の2点です:
- 理由1:IELTS6.5の方がスコアメイクが早くできる
- 理由2:RLの誤答の許容範囲が広い
スコアメイクという観点ではIELTS 6.5はTOEFL 90点より若干早く到達できます。
またTOEFLで90点を目指す場合、リーディングとリスニングは25点近く取得できることが理想です。つまり5-6問程度しか間違えることが許されません。
一方、IELTSは12問程度間違えても、バンドスコア6.5を取得することができます。
IELTS6.5を取得する勉強法は下記に紹介しています。
- 参照 : バンドスコア「6.5」の難易度と勉強法
最後に
今回の記事のポイントです:
- QS世界大学ランキング55位
- 年間の学費は570万円
- 出願にはTOEFL(IELTS)が必要
アムリヨンMBAの特徴はある程度把握できましたでしょうか。
興味がある方は、下記の動画でキャンパスツアーをしてみましょう。
自分が実際にキャンパスにいることをイメージすると、より海外留学をする実感をえられるのではないでしょうか。
アムリヨンと言えば起業とイノベーションというほどです。
リヨンを拠点に、上海、アメリカ、ロンドンにて共同起業プロジェクトを行っています。
また、卒業生に対してNissan, Air Liquide, Grouponなどの数多くの企業からのスカウトを受けられる体制が整っています。
その他の海外MBA校や情報は下記のサイトにまとめておりますので、必要な場合はご参照下さい。
- 参照元: 海外MBA 一覧
最後に、弊社は海外MBAを志す方に、TOEFLとIELTSをオンラインで専門的に教えています。英語対策でお悩みなどありましたら、遠慮なくご連絡下さい!
記事を最後まで読んでいただき、ありがとうございました。