こんにちは、SOLO IELTS TOEFLのルークです。
今日は我が祖国オーストラリアの大学、大学院の進学に必要なIELTSのスコアを紹介します。
目次:
オーストラリアの大学
オーストラリアには全部で43校の大学があります。日本のおよそ15分の1の数です。
大学は3年生で学費は年間180~300万円です。卒業までの総費用は1200-1600万円ほどです。
地方の学生が東京の大学に進学するのとそんなに変わらないね…
IELTSの必要点数
オーストラリアの大学、 大学院に進学するためには英語力を証明する必要があります。その際に求められる試験がIELTSと呼ばれる英語の試験です。
IELTSは全世界の大学、大学院に進学が可能です。試験は9点満点の試験です。
オーストラリアの大学、 大学院に進学する場合のIELTS基準スコアはおおよそ以下です :
- 6.0 – 一般大学の学部進学
- 6.5 – トップ大学の学部進学
- 7.0 – トップ大学の院進学、ロースクール、PHD
だいたいIELTS6.5を目指して学習すれば英語圏のほとんどの学部留学は実現可能です。
IELTS6.5ってどのぐらい?
ほとんどの大学の学部が求めるオーバーオール(OA)でのスコアは6.0か6.5です。
IELTS6.0か6.5がどれぐらいのレベルか気になる人も多いかと思います。英検でいう準1級を思い浮かべると良いでしょう。
以下にIELTSと他のテストの換算表を共有します :
注意点としては、各セクションで求められるスコアはOAの-0.5になることが多いです。
例えば、OA6.5(各セクション6.0以上)という条件の場合に1つの科目で5.5などをとってしまうと入学できません。
IELTS についての詳しい解説は以下の記事を参照にしてください。
トップ10大学のIELTS基準
それではオーストラリアのトップ10校のIELTSの基準点を見てみましょう。
- University of Melbourne – 学部6.5 / 院7.0
- University of Sydney – 学部6.5 / 院7.0
- Australian National University – 学部6.5-7.0 / 院6.5-7.0
- University of Queensland 学部6.5
- University of New South Wales 学部6.5-7.0 / 院6.5-7.0
- Monash University 学部6.5 /院6.5
- University of Western Australia 学部6.5 / 院6.5
- University of Adelaide 学部6.5-7.0 / 院6.5-7.0
- Macquarie University 学部6.5 / 院6.5
- University of Wollongong 標準スコアの記載なし
補足として、上記の中で以下3校は学部により6.5か7.0なのかが大きく変わるため自ら以下のリンクから確認してください。
大学(院)進学要件
基本的にオーストラリアの大学、大学院進学にはIELTS以外に、高校の成績 (大学院の場合は大学の成績)の提出が必要です。
ただし、 シドニー大学やメルボルン大学のようなトップ校の直接入学に限っては、GCE-A Level またはSATを受験して提出する必要があります。
GCE-A Level・ASやSATは英語圏の難関大に必要なセンター試験のような科目別のテストを思い浮かべてください。
高校の成績
高校の成績ですが、おおよそ以下のイメージを持っておくと良いです。5段階での評価です。
- 3以上 – 一般大学
- 3.5以上 – 優良大学
- 4.0以上 – 一流大学
高校の成績は既に大学に進学した人はどうすることもできません。
オーストラリアの大学ではファウンデーションコースを活用することで高校の成績を帳消しにできるところもあります。
ファウンデーションコース
IELTSのスコアを満たせない人はファウンデーションコースという大学に入学する前の一年間のプログラムに参加をする必要があります。
見方を変えると、世界有数のトップ大学がファウンデーションコースを用意してくれているのです。 アメリカやイギリスのトップ大学ではこういったことはありません。
ちなみにこのファウンデーションコースに入るためにもIELTSのスコアが必要です。5.o前後であることが多いです。
GPA
大学院に進学をする人は大学の成績を提出する必要があります。おおよそ以下のスコア覚えておくと良いでしょう。 GPAは4段階です。
- 2.5以上 – 一般大学
- 3以上 – 一流大学
大学院への進学でも高校の成績が求められることがあります。各大学のホームページより確認をしましょう。
まとめ
まだ学校が絞り切れていない人はIELTSはOAで6.5を目指しておくとよいでしょう。
回り道でも良いよという人はファウンデーションコースを検討しましょう。
SoloはIELTSのスコアを最短で伸ばします。
自分だけで学習できる自信がない人は是非一度カウンセリングに来てみてね。
弊社のIELTSのプロ講師たちが待ってるよ。