【IELTS】ジェネラル・ライティング「タスク1」手紙形式の対策方法 まとめ

【ジェネラルライティング】IELTSタスク1手紙の対策まとめ

こんにちは!

SOLO IELTS TOEFLルークです!

今回の記事では「IELTSジェネラル・モジュールのライティングの対策方法」を紹介します。

「海外移住を目的としてIELTS受験を考えている方」や「ジェネラル・モジュールの対策をしている方」の参考になれば幸いです。

「ジェネラル・モジュール」では、リーディングとライティングの試験内容が「アカデミック・モジュール」と違います。まずは違いを理解してから対策方法をみていきましょう!

それでは詳しく説明していきます。

IELTSジェネラル・モジュール「ライティング タスク1」の概要

ジェネラル・モジュールの概要

まずは「ジェネラル・モジュール」の概要についてみていきましょう:

試験の目的海外移住
試験時間2時間45分
移住可能な国・イギリス
・オーストラリア
・ニュージーランド
・カナダ
特徴・リーディングとライティングが独自試験
・リスニングとスピーキングは「アカデミック・モジュール」と同じ内容

IELTSは海外移住を目的とした「ジェネラル・モジュール」と、進学などを目的とした「アカデミック・モジュール」の2つに分かれています。

今回紹介する「ジェネラル・モジュール」の試験内容は、日常生活により近い問題が多くなるので「アカデミック・モジュール」と比べると難易度は比較的易しくなります。

IELTSは「アカデミック・モジュール」が一般的ですが、テスト結果を利用する目的によって試験が変わることを覚えておきましょう!

ライティング 「タスク1」の概要

次にジェネラル・モジュール「ライティング タスク1」の概要をみていきましょう:

テスト形式手紙形式
試験時間20分
文字数150字以上
設問のパターン9パターン

ライティング「タスク1」は手紙形式の問題で、書き言葉によるコミュニケーション能力や明確な意図を表現する能力を測定されます。

メモ帳のように箇条書きをしたり、タスクと関係のない内容を書くと大きく減点されてしまうので注意しましょう。

手紙形式は複数のパターンがあります。フォーマルな形式と、カジュアルな形式の2パターンは必ず書き方を把握しておきましょう!

ライティング「タスク1」の採点基準

ライティング「タスク1」は以下の4つの観点からスコアを算出します:

Task achievement(設問への回答)設問に対して十分な量かつ適切な回答ができているか
Coherence and cohesion(一貫性)文章の内容が設問と関連しているかつ論理的に構成できているか
Lexical resource(語彙)幅広い語彙を適切に使用できているか
Grammatical range and accuracy(文法)幅広い構文を適切に使用できているか

採点基準は「アカデミック・モジュール」のライティングとほとんど同じです。設問(タスク)に対して、適切な回答を一貫性を持って展開することが重要です。

同じ語彙の使用はできるだけ避け、類義表現で置き換えることにより「Lexical resource(語彙)」の観点で高スコアを取得することができます。「Grammatical range and accuracy(文法)」は現在形のみでなく、様々な構文を適切に使用しましょう。

テンプレート表現を覚えることで「Grammatical range and accuracy(文法)」と「Coherence and cohesion(一貫性)」のスコアが安定します!

ライティング「タスク1」9種類の手紙形式

「タスク1」の手紙形式では、以下の9種類の設問がランダムで出題されます:

  • パターン1:友達 (パーソナル)
  • パターン2:同僚 (セミ・フォーマル)
  • パターン3:上司・会社 (フォーマル)
  • パターン4:申込書 (フォーマル)
  • パターン5:苦情 (フォーマル)
  • パターン6:謝罪 (フォーマル)
  • パターン7:先生 (フォーマル)
  • パターン8:説明 (フォーマル)
  • パターン9:招待状 (フォーマル)

いずれのパターンにせよ、手紙には決まったフォーマットがあります。各段落ごとで書くべき内容が決まっているので、まずはフォーマットを覚えることに集中しましょう。

一度フォーマットを覚えると、後は設問(タスク)の内容に適切に答えることがポイントになります。何度か問題を解いてみて、タスクに応じた適切な回答方法を把握していきましょう。

9パターンもあると対策が大変そうに思いますが、実際は「フォーマル」と「カジュアル」の2パターンです。それぞれの要点理解に努めましょう!

それでは実際のジェネラル・ライティング「タスク1」の対策方法をみていきましょう。

ジェネラル・ライティング「タスク1」の対策方法

ジェネラル・ライティング「タスク1」の例題

「タスク1」の手紙形式では以下のような問題が出題されます:

例題1:苦情の手紙

Your neighbors have a dog that is noisy at night. You can’t sleep due to this.

Write a letter to your neighbors. In your letter:

・describe the problem with the dog
・explain why it is important for you to sleep
・outline what your neighbors could do about the situation

例題2:友達への手紙

You want to sell some of your furniture. You think a friend of yours might like to buy it from you.

Write a letter to your friend. In your letter :

・explain why you are selling
・describe the furniture
・suggest a date when your friend can come and see the furniture

例題3:招待状

A friend who lives in another country has invited you to come and stay with him/her on your next holiday. You are too busy to accept the invitation.

Write a letter to your friend. In your letter,

・Thank him/her for the invitation
・Explain why you cannot come
・Ask him/her about other times to visit

例文を見ると分かる通り、限定されたシチュエーションで返答するべきタスクが3つ指示されます。

この3つの返答するべきタスクを、各段落に盛り込んで文章を完成させます。

ジェネラル・ライティング「タスク1」の回答

「タスク1」は基本的に以下の型に当てはめて回答します:

Dear [ 相手の名前 ]

1段落:[ 手紙の目的 ]
2段落:[ タスク1の内容 ]
3段落:[ タスク2の内容 ]
4段落:[ タスク3の内容 ]

[ 結び言葉 ]
[ 自分の名前 ]

各タスクに対して「40 ~ 50字」で返答していくとちょうど指示された150字以上で手紙がまとまります。

ポイントは日本語の手紙のように遠回しな表現はせずに、各段落ごとに伝えたいメッセージを明確かつシンプルに表現していくことです。

「フォーマル」「インフォーマル」な手紙の具体的な書き方

「フォーマル」な手紙と「インフォーマル」な手紙は以下の点を注意して書いていきます:

  • 違い1:使用する語彙
  • 違い2:文章のトーン
  • 違い3:結び言葉

具体的には「フォーマル」形式では “Can you ~” ではなく “Would you ~” のように丁寧な表現を意識的に使用します。より具体的な書き方を参考にしたい場合は、以下の記事をご覧になってください:

まとめ

各段落で伝えたいメッセージを明確に

今回の記事のポイントを以下にまとめておきます:

  • ポイント1:ジェネラル・ライティング「タスク1」は手紙形式
  • ポイント2:手紙は9種類からランダムで出題
  • ポイント3:各段落の役割を明確にする

日常的に送られてくるメールも基本的には全て同じ型で書かれています。各段落ごとに伝えたいことが何なのか、意識的に読むだけでも十分な対策になります。

英語の手紙は日本語のような遠回しな表現はNGです。必ず各段落で伝えたいことを明確にして表現するようにしましょう。

最も重要なメッセージは、各段落の最初の文で明確に表現しましょう。読み手が理解しやすい文章を書くことが、重要なポイントです!

最後にIELTS対策で何かお悩みがあればお気軽にご連絡ください!

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