こんにちは、SOLO IELTS TOEFLのルークです。
この記事では、IELTSリーディングの試験概要とスコア詳細について解説していきます。
「IELTSリーディングについて理解を深めたい人」や、「今からIELTSの学習を始める初心者の人」を想定して書いています。
IELTSリーディングの試験概要とスコア詳細
IELTSリーディングは、全3つのパッセージ、計40問(各パッセージ13-14問)で成り立っています。試験時間は、60分です。
リーディングのスコアは、0-9点満点の、0.5点刻みで表示されます。日本人のリーディング平均点は、6.1点です。
IELTSリーディングは、TOEFLと比べて、全部で14の問題形式があり、きちんとした対策が必要です。
テストの特徴
以下が、IELTSリーディング試験の特徴です。
- 特徴1. あらゆるテーマから出題
- 特徴2. 1パッセージは約900ワード程度
- 特徴3. 回答のスペルは英米両方可
- 特徴4. パッセージが進むにつれて難易度up
- 特徴5. 問題形式が多い
- 特徴6. 背景知識も必要
- 特徴7. IELTS以外からの学びが必要
- 特徴8. ペーパー、コンピューター受験の差はなし
IELTSリーディングは、「科学、天文、理系、医学、歴史、ビジネス」など、あらゆるテーマからパッセージが出題されます。
近年は、パッセージ2と3が特に難しくなっていますが、自分が知っているテーマについて出題されると、前提知識があるため回答しやすいです。
つまり、あらゆるテーマについて、日頃から英語で知識をつけていくことが大切です。具体的には、Economist / New York Times / BBC / Financial Times / CNN / Bloombergなどのサイトを読むとよいです。
リーディングのスコア
IELTSリーディングのスコアは、正答数によって決まります。スコアは0-9点の、0.5点刻みです。
正答数とスコアは以下のような関係です:
正答数 | バンドスコア |
39 – 40 | 9 |
37 – 38 | 8.5 |
35 – 36 | 8 |
33 – 34 | 7.5 |
30 – 32 | 7 |
27 – 29 | 6.5 |
23 – 26 | 6 |
19 – 22 | 5.5 |
15 – 18 | 5 |
13 – 14 | 4.5 |
10 – 12 | 4 |
8 – 9 | 3.5 |
6 – 7 | 3.0 |
4 – 5 | 2.5 |
3 | 2.0 |
日本人のリーディングの平均点である6.0を取得するためには、40問中23 – 26問正答する必要があります。
リーディングを得点源にして、海外の難関大に進学したい人は少なくとも30問以上は正答して、7.0以上を目指すと良いですね!
知っておくと便利な知識
以下は、リーディング対策をするにあたって、知っておくと便利な知識です。
- 知識1. スコア5.0以下の人は中高の英文法に抜けがある
- 知識2. 単語は知っていれば知っているほど有利
- 知識3. 速読の前に、まずは精読を
- 知識4. 1分に150字を目安に読解する
- 知識5. 1分半に1問解くと時間内に解ける
- 知識6. スコアを伸ばすには復習のクオリティが全て
- 知識7. 練習時から時間内にとくことを意識する
- 知識8. 全ての問いはパッセージ内に回答がある
以上が、IELTSリーディングの試験概要とスコア詳細についての解説でした。
リーディングはテクニックに頼るのではなく、1文ずつきちんと読めるかが全てです。1文を読んだ際に、その文章の意味をきちんと想像できるまで復習しましょう!
具体的な読解練習に入る前に、次のレッスンでは、リーディングで出題される全ての問題形式をまとめて確認しましょう。
- 次のレッスン: 14の問題形式
最後に、IELTS対策で悩んでいることがあれば、お気軽にご連絡くださいね。