こんにちは!
今回の記事は「香港大学・大学院『 The University of Hong Kong』の留学方法と特徴」を紹介します。
「香港で大学進学を考えている方」や「香港大学の入学基準やランキングを知りたい方」などの役に立てば幸いです。
香港大学はアジアでトップを争う大学ですが、高い成績の維持と英語のスコアメイクができれば比較的入学しやすい大学です!
それでは詳しく見ていきましょう。
目次:
香港大学(HKU)の特徴
香港大学の基本情報
まずは香港大学 (HKU)の基本的な情報を見てみましょう:
都市 | 香港 |
生徒数 | 20,113人 |
男女比率 | 46:54 |
留学生比率 | 43% |
学費(年) | HKD 171,000 |
卒業までの概算総費用 | HKD 964,000 |
奨学金(大学準備コース) | N/A |
奨学金(学部・修士) | HKD 50,000 – 200,000 / 年支給 |
コース期間 | 4年 |
留学生合格率 | 10% |
出願資格(英語) | TOEFL 93点 / IELTS 6.5 (学部) TOEFL 80点 / IELTS 6.0 (修士) |
世界ランキング | 22位 |
国内ランキング | 1位 |
HKUは、「国際化、イノベーション、学際性を通じたインパクトを提供する」というビジョンの元運営されています。
学費はおよそ年間240万円ほどであり、香港大学の奨学金は特出した生徒のみに与えられます。音楽と医学部に関しては学費は3倍ほどですので注意してください。
学費、合格率、英語基準などほとんどライバルであるシンガポール国立大学(NUS)と変わりません!
香港大学の学部と特徴
次に香港大学(NTU)が設置している学部とその世界ランキングをみていきましょう:
- 建築 : 14位
- 人文 : 11位
- ビジネススクール : 41位
- 歯科 : 4位
- 教育 : 7位
- エンジニアリング : 19位-
- 法学 : 19位
- 医学 : 34位-
- サイエンス : 38位-
- 社会科学 : 12位
世界大学ランキングは、論文引用・研究・授業・将来の展望・卒業後の収入から算出されています。順位に幅があるのは学部内の各学科ランキングに違いがあるためです。
世界ランキングで評価の高い学科は 「歯科、言語学、教育、建築、法学、社会政策」です。
特色ある学科は「アジア研究、中国とグローバル開発、コンピュータサイエンス、日本語研究」です。
香港大学のロケーション
次に香港大学(HKU)が位置するロケーションをみてみましょう:
キャンパスは市内から香港中心地の九龍から電車でおよそ40分の場所に位置しています。駅からキャンパスは直結しています。東京から香港までは直行便でおよそ5時間です。
HKUのライバルの一校でもある香港科技大学もHKUから電車で9分の場所に位置しています!
香港大学・大学院の留学方法
香港大学への直接進学要件
香港大学に日本の高校や大学を卒業後に直接進学する場合は、以下が進学要件となります:
資格 | 学部 | 修士 |
IELTS | 6.5 | 6.0 |
TOEFL | 93点 | 80点 |
成績 (GPA) | 5段階4.5以上 | 3.7以上 |
規程テスト | 必要ない or SAT 1350以上(学科により必要) | GRE (学科により必要) |
IELTSとTOEFLの基準が学部か修士かにより変わります。修士の方が求められる基準が低い珍しい大学です。
その上で日本の学生は規程テストは必要ありませんが学科によって求めてくるケースがあります。
GPAの最低値は3.7以上、5段階4.5以上となっています。修士の場合の規程テストにGREが志望する学科により必要です。
香港大学の選考プロセス
香港大学への学部進学プロセスは以下です :
- STEP1. IELTS (TOEFL)のスコアメイク
- STEP2. SAT(ACT)のスコアメイク
- STEP3. 志望動機書と課外活動報告(任意)
- STEP4. 推薦書1通 (担任、教科担任、校長など)
- STEP5. インタビュー (学科による)
香港大学進学ではまずは学校での高い成績を維持しながら英語のスコアメイクをします。その上で志望動機書と特出した課外活動の報告、推薦書の準備をします。
インタビューは工学部と医学部を受験される方のみ必要となります!
まとめ
香港大学はまずは英語対策から
最後に今回の記事のポイントをまとめておきます:
- ポイント1:世界大学ランキング22位
- ポイント2 : 世界ランキングで評価の高い学科は「歯科、言語学、教育、建築、法学、社会政策」
- ポイント3 : 特色ある学科は「アジア研究、中国とグローバル開発、コンピュータサイエンス、日本語研究」
- ポイント4 : IELTS6.5 or TOEFL93点から進学可能
香港大学は日本からアクセスしやすく、環境も日本と似ていてストレスなく学校生活を送ることができるでしょう。また香港から、中国のシリコンバレーとも言われている「深セン」にも電車で簡単にアクセスが可能です。
これからのテクノロジーはアジアが先導するとも言われていますが、その時代の先端を実際に肌で体験することはこれからの時代に大きな価値として残りそうですね。
以下にキャンパスツアーを載せておきますので、興味がある方はご覧になってください。自分がこの環境で生活している姿を想像するだけでも、海外進学の現実味がグッと増と思います:
最後に、弊社は海外進学をされる方が必要な、IELTSやTOEFL対策をオンラインで専門的に教えています。英語対策でお悩みなどありましたら、遠慮なくご連絡下さい!
記事を最後まで読んでいただき、ありがとうございました。