こんにちは!
今回の記事ではザンクトガレン大学MBA「Universität St. Gallen」の特徴と入学難易度を紹介します。
「ザンクトガレン大学MBAについて詳しく情報を得たい方」や「スイスでMBA取得を将来的に考えている方」の参考になれば幸いです。
ザンクトガレン大学MBAは、Microsoft, Syngenta, Unileverなどの世界の有名企業とタイアップしており卒業後のパスウェイにもなっています。またシンガポールのNTUとの交換留学制度もあります!
それでは詳しくみていきましょう。
目次:
ザンクトガレン大学MBAとは
ザンクトガレン大学MBAの特徴
早速、ザンクトガレン大学MBAの基本的な情報を確認していきましょう:
都市 | St. Gallen |
生徒数 | 51人 |
学費(12ヶ月) | CHF 58,500 |
総費用 | CHF 78,000 (約890万) |
コース期間 | 12ヶ月 |
受験者数 | 約300人 |
合格率 | 20-25% |
GMAT最低点 | 674 |
出願資格(英語) | 必要 (最低値はなし) |
平均勤務年数 | 6.0年 |
平均年齢 | 31歳 |
留学生比率 | 93% |
女性比率 | 26% |
就職率(卒業3ヶ月以内) | 83% |
キャリアサポート | 54位 |
ウェブサイト | https://www.mba.unisg.ch/fulltime-mba-format |
ザンクトガレン大学MBAは「 統合的な思考、責任ある行動、ビジネスと社会におけるイノベーションの起業家精神を促進することにより、研究と教育のグローバルスタンダードを設定していく」をビジョンとしています。
TOEFLまたはIELTSは最低値は提示されていません。一方で欧州のトップMBAであること、GMATは決して低くない数値である事を考慮するとIELTS7.0またはTOEFL100点は目指したい所です。
世界ランキングを考えると合格率が低く、非常に狭き門の超少数精鋭校であることが分かります!
ザンクトガレン大学 MBAのロケーション
次にザンクトガレン大学 MBAがあるロケーションを確認してみましょう:
ザンクトガレン大学MBAは、チューリッヒから東に車で約一時間、オーストリアとドイツの国境に近くに位置するザンクトガレン市にあります。
ザンクトガレン大学 MBAの世界ランキング
ザンクトガレン大学 MBAのフルタイムMBAの世界ランキングの推移を確認してみます:
- 2020年:68位
- 2019年:69位
- 2018年:60位
- 平均:66位
- 参照元:Financial Times
FTによる世界ランキングでは60番台のMBAスクールです。欧州MBAランキングでは3位にランクインしております。
ザンクトガレン大学 MBAの給与平均
ザンクトガレン大学 MBAの入学前、卒業後の給与平均を確認してみましょう:
- 入学前:$ 69,234
- 卒業(3ヶ月後):$ 116,314
- 卒業(3年後):$ 127,022
- 投資回収:3.1年
給与は卒業直後で「1.68倍」に、3年後には入学前の「1.83倍」になります。欧州MBAの中では卒業直近の給与は非常に高い学校ですが、3年後の伸びがいまいちです。
出願資格と入学難易度
先ほど特徴で紹介しましたが、もう一度出願資格を確認してみましょう:
- GMAT(平均値):674
- IELTS:非公式
- TOEFL:非公式
欧州MBAの中ではGMATが高い水準となっています。GMATで674を取得するためにはIELTS7.0、TOEFL100点ぐらいの実力は必要です。
「TOEFL 」と「IELTS 」どちらがオススメ
私個人の見解としては、IELTSの方がオススメと考えています。理由は以下の2点です:
- 理由1:IELTSの方が早くスコアメイクが可
- 理由2:RLの誤答の許容範囲が広い
通常MBAを目指している方のスコアメイクはIELTS 7.0またはTOEFL100点かと思います。その際、IELTSはTOEFLよりも早くスコアメイクが可能です。
TOEFLで100点を目指す場合、リーディングとリスニングは27-28点近く取得できることが理想です。つまり3,4問程度しか間違えることが許されません。一方でIELTSは10問程度間違えても、バンドスコア7.0以上を取得することができます。
IELTS7.0を取得する勉強法は下記に紹介していますので自信がない方は参照にして下さい!
- 参照 : バンドスコア「7.0」の難易度と勉強法
まとめ
まずは英語力を最大限に高めよう
今回の記事のポイントを以下にまとめておきます:
- ポイント1:起業家精神がキーワード
- ポイント2:入学後すぐにキャリアサポート開始
- ポイント3 : IELTS7.0取得が第一歩
ザンクトガレン大学MBA「Universität St. Gallen」の特徴と入学難易度は理解できましたか?
留学生比率が9割超えのMBAスクールですが、半分は欧州、アジアが25%、北米10%、南米10%の内訳となっております。
一見難しく見えるTOEFLやIELTSであっても、課題を特定して一つずつ対処していけば確実に目標スコアに到達できます。諦めずに学習を継続していきましょう!
最後にIELTSやTOEFL対策、MBAに関するご相談などありましたらお気軽にご連絡ください!