今回の記事は、「バージニア大学MBA(Darden)の特徴と進学方法」を紹介します。
それでは、詳しくみていきましょう。
目次:
バージニア大学MBA(Darden)
まずは、基本情報から確認しましょう。
都市 | Charlottesville, VA |
生徒数 | 351人 |
コース期間 | 21か月 |
受験者数 | 3,059 |
合格率 | 11.4% |
GMAT平均値 | 715 |
英語の必要資格 | ミニマムなし(合格者平均TOEFL106) |
平均勤務年数 | 6.0年 |
年齢 | 23 – 38 |
ウェブサイト | www.darden.virginia.edu |
バージニア大学MBAは「比類なき変革プログラムを提供することでリーダーを育成し世界をより良い場所にする」というミッションを掲げ運営されています。
受験者数は3,059人ですが、入学者数は351人です。つまり、バージニア大学MBAの合格率はおよそ11.4%ということになります。これは、合格者が全員入学することを前提とした確率ですので、実際の合格率はもう少し高いでしょう。
出願に必要な英語資格のミニマムスコアはありません。一方で、合格者のTOEFL平均点は106、GMATは715と非常に高く、いずれにせよ英語力は必要です。
学費
バージニア大学MBAの2022-23年度の学費です。
学費(年) | $75,400 |
卒業までの概算総費用 | $209,936 |
- 参照 : Tuition Fee
バージニア大学MBAの学費は、2022年9月現在のレートで年間およそ1,074万円です。生活費込みの卒業までの費用はおよそ2,991万円です。
トップ校の中では学費は平均的です。その学費は、年間2-5%の割合で高くなり続けています。
奨学金に関しては、バージニア大学MBAではMerit-basedを採用しています。Merit-basedとは、能力や学業成績に基づいて支給される奨学金です。財務状況に応じて支給されるNeed-basedではありません。
ランキング
バージニア大学MBAの世界ランキングの推移です。
Year | QS | FT | Economist |
2022 | 54位 | 20位 | 14位 |
2021 | 51位 | 11位 | N/A |
2020 | 56位 | 18位 | N/A |
- 参照 : QS Global MBA Rankings
- 参照2 : Financial Times
バージニア大学MBAは、大学格付け機関QS 54位、FT 20位、Economist 14位のランキングです。格付け機関により、評価方法が異なります。
QSのランキングは、「雇用機会(40%)、起業家精神と卒業生の成果(15%)、投資収益率(20%)、リーダーシップ(15%)、クラスと教員の多様性(10%)」の内訳にて評価されています。
FTは、「加重平均給与、昇給率、女性教員・学生の割合、キャリアアップ」など多岐にわたって評価されていますが、その比重は公開されていません。「企業の社会的責任・卒業生の推薦」が評価に含まれていることが、他社との違いです。
Economistは、「新しいキャリアの機会(35%)、自己啓発/教育経験(35%)、給与の増加(20%)、ネットワークの可能性(10%)」の4点が評価対象です。
給与
バージニア大学MBAの給与の推移です。
入学前 | $76,215 |
卒業後 | $144,933 |
上昇率 | 112% |
卒業直後の給与は、入学前の2.1倍になります。給与上昇率は、他の海外トップMBA校と比較をすると平均的です。
Darden MBA卒業後のキャリアパスですが、その他のMBA同様に、コンサルティング会社へ進まれる方が中心です。
企業名まで確認できますので、上記ウェブサイトを確認してください。
その他の情報
その他のデータを確認してみましょう。
留学生比率 | 40% |
女性比率 | 40% |
卒業3か月以内就職率 | 95% |
キャリアサポート | 13位 |
卒業生による推薦 | 20位 |
留学生比率も女性比率も40%に到達しており、米国MBAの中では比較的バランスの取れた学校と言えます。
「卒業3か月以内就職率も95%」と、出口でも優れた成果を上げています。
キャリアサポートのと卒業生の推薦ランクを踏まえると、プログラム満足度は高いことが伺えます。
進学方法
バージニア大学MBAの出願要件です。
- TOEFL(IELTS)
- GMAT (GRE)
- 学士の成績
- 推薦状
- エッセイ
- レジュメ(職歴)
- 願書
- インタビュー
上記の出願要件は、トップMBA校ですと、おおよそどこも同じです。
TOEFL(IELTS)のスコア提出は必要ですが、出願に必要なミニマムスコアはありません。一方で、合格者平均点はTOEFL106だとを明記されています。
GMATの合格者平均点が715点と、米国上位MBAの中では平均的です。
GMAT対策には、高い英語力が必要です。英語に自信がない人は、TOEFL(IELTS)対策を通して、高い英語力をつけた上でGMAT対策を始めると良いでしょう。
最後に
今回の記事のポイントです:
- Economist 世界大学ランキング14位
- 年間の学費は1,074万円
- 出願にはTOEFL(IELTS)が必要
バージニア大学MBA(Darden)の特徴はある程度把握できましたでしょうか。
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その他の海外MBA校や情報は下記のサイトにまとめておりますので、必要な場合はご参照下さい。
- 参照元: 海外MBA 一覧
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記事を最後まで読んでいただき、ありがとうございました。