今回の記事は、「イェール大学MBA(Yale SOM)の特徴と進学方法」を紹介します。
それでは、詳しくみていきましょう。
目次:
イェール大学MBA(Yale SOM)
まずは、基本情報から確認しましょう。
都市 | New Haven, CT |
コース期間 | 21か月 |
GMAT平均値 | 726 |
英語の必要資格 | 必要なし |
平均勤務年数 | 4年 |
年齢 | 20 – 39 |
ウェブサイト | https://som.yale.edu/ |
イェール大学MBAは「ビジネスと社会双方のリーダーを育成する」というミッションを掲げ運営されています。
イェール大学MBAは、出願にてTOEFLやIELTSなどの英語資格の提出が必要ありません。
一方で、GMATの合格者平均点は726と非常に高く、いずれにせよ英語力は必要です。
学費
イェール大学MBAの2023年度の学費です。
学費(年) | $79,000 |
- 参照 : Tuition Fee
イェール大学MBAの学費は、2023年4月現在のレートで年間およそ1,038万円です。
トップ校の中では学費は平均的です。その学費は、年間2-5%の割合で高くなり続けています。
奨学金に関しては、イェール大学MBAではMerit-basedを採用しています。Merit-basedとは、能力や学業成績に基づいて支給される奨学金です。財務状況に応じて支給されるNeed-basedではありません。
ランキング
イェール大学MBAの世界ランキングの推移です。
Year | QS | FT |
2023 | 18位 | 10位 |
2022 | 18位 | 9位 |
2021 | 17位 | 4位 |
イェール大学MBAは、大学格付け機関QS 18位、FT 10位のランキングとなっています。いずれも20以内にランクインしています。
格付け機関により、評価方法が異なります。QSのランキングは、「雇用機会(40%)、起業家精神と卒業生の成果(15%)、投資収益率(20%)、リーダーシップ(15%)、クラスと教員の多様性(10%)」の内訳にて評価されています。
FTは、「加重平均給与、昇給率、女性教員・学生の割合、キャリアアップ」など多岐にわたって評価されていますが、その比重は公開されていません。「企業の社会的責任・卒業生の推薦」が評価に含まれていることが、他社との違いです。
その他の情報
その他のデータを確認してみましょう。
留学生比率 | 48% |
女性比率 | 43% |
卒業3か月以内就職率 | 93% |
キャリアサポート | 44位 |
給与上昇率 | 139% |
留学生比率も女性比率も40%を超えており、米国MBAの中では比較的バランスの取れた学校と言えます。
通常の米国MBAでは、双方とも30%前後であることが多いためです。
「卒業3か月以内就職率も93%」と、出口でも優れた成果を上げています。
キャリアサポートのランクはさほど高くありません。
進学方法
イェール大学MBAの出願要件です。
- GMAT (GRE)
- 学士の成績
- 推薦状
- エッセイ
- レジュメ(職歴)
- 願書
- インタビュー
上記の出願要件は、トップMBA校ですと、おおよそどこも同じです。
特徴としては、TOEFL(IELTS)などの英語の資格スコアの提出が必要ないことです。
一方で、GMATの合格者平均点が726点とかなり高い数値になっています。
GMAT対策には、高い英語力が必要です。英語に自信がない人は、TOEFL(IELTS)対策を通して、高い英語力をつけた上でGMAT対策を始めると良いでしょう。
最後に
今回の記事のポイントです:
- FT 世界大学ランキング10位
- 年間の学費は1,038万円
- 出願にはTOEFL(IELTS)が不要
イェール大学MBA(Yale SOM)の特徴はある程度把握できましたでしょうか。
興味がある方は、下記の動画でキャンパスツアーをしてみましょう。
自分が実際にキャンパスにいることをイメージすると、より海外留学をする実感をえられるのではないでしょうか。
Yale SOMのプログラムは、実際に社会に数多くある課題のうち、本当に解決すべき問題に集中することを大切にしています。
そのために、他大学や非営利組織との連携などを通し、社会全体を俯瞰する力を養います。
Yale SOM卒業後のキャリアパスですが、その他のMBA同様に、コンサルティングとITをベースとした会社へ進まれる方が中心です。
その他の海外MBA校や情報は下記のサイトにまとめておりますので、必要な場合はご参照下さい。
- 参照元: 海外MBA 一覧
最後に、弊社は海外MBAを志す方に、TOEFLとIELTSをオンラインで専門的に教えています。英語対策でお悩みなどありましたら、遠慮なくご連絡下さい!
記事を最後まで読んでいただき、ありがとうございました。