今回の記事は「海外大学、MBAの後悔しない選び方5選」をできるだけ具体的に紹介します。
「海外大学進学に興味を持っている方」や「 どの大学に進学するか決めきれない人」の役に立てば幸いです。
費用の問題を解決し、生活という大きな枠組みから自分と合う環境から大学を選ぶ事が結果的には自分のためになります!
それでは詳しく見ていきましょう。
目次:
海外大学、MBAの選び方5選
前提: 費用を賄う
海外大学、MBA進学を選ぶ大切な前提として費用を賄う必要があります。各国年間およそ以下の費用がかかります :
国 | 学費 (年間) |
アメリカ | 350 – 600万 (私立) 200 – 400万 (州立) |
カナダ | 200 – 250万 |
イギリス | 250 – 400万 |
オーストラリア | 200 – 300万 |
ニュージーランド | 190 – 300万 |
マレーシア | 50 – 70万 |
米MBA | 600 – 800万 |
欧州MBA | 500 – 700万 |
進学後途中で費用が払えなくなると退学をすることになります。入学の段階で卒業までの費用の算段をつけておきましょう。また英語圏の生活費としては年間200万円ほどを見ておくと良いです。
学費が問題の人は日本国内で受ける奨学金と学校が留学生向けに準備している奨学金を組み合わせましょう。学校の奨学金は「学校名、international student、scholarship」と検索し、国内の奨学金は下記を参照下さい。
- 参照: 海外進学に使える奨学金
奨学金申請のポイントは数を打つことです。5-10ほど申し込むと2-3採用されることが多いです。将来どう還元するかを熱く語りましょう!
方法1. 現地へ赴き選ぶ
まず進学先の1つ目の選び方は、現地へ赴き感覚が合うところというものです。ポイントとしては以下です :
- 大学の雰囲気が好きか
- アドミッションオフィスの人は丁寧か
- 人は楽しそうか
- 街を散策して気持ちが上がるか
- 食事は好きか
まだ国すらも選びきれてない人や現地へ行った事がない人にオススメです。個人的にも現地へはできるならば一度行った方が良いかと思います。想像と現実は違うためです。
この選び方は、生活という大きな視点の中から国や大学を選ぶというものです。海外進学はただ学業をするわけではありません。数年間生活する環境はあなたが想像しているよりも大切です。
例えば国レベルで選定ができない人などは長期休みにニュージーランド→オーストラリア→マレーシアなどと周っていくのもオススメです。
自分が行ったことがない場所に対して想像力を膨らますのは難しいですよね、 行ってみて初めて直感の精度が上がります!
方法2. 卒業後の進路から
進学先を選ぶ2つ目の選び方としては卒業後の進路から選ぶという方法です。例えばビジネス学科を卒業した人は以下のような職業についています :
- アナリスト
- 会計士
- トレーダー
- イベントマネージャー
- マーケティングマネージャー
- ソーシャルメディアマーケター
- 旅行代理店
- 起業家
- ブランドマネージャー
- ホテル支配人、
- プロジェクトマネージャー
- 営業職
- 戦略プランナー
興味関心がはっきりしている人や、卒業後の進路から逆算して選びたい人にオススメです。
注意点としては、入学前の興味関心と入学後の興味関心が変わる人が多いことです。環境が大きく変わるので当然と言えば当然ですね。
ビジネス学科といっても様々な職業がありますね。各学科を卒業した際の就職先を下記にまとめています。
- 参照: 海外大学卒業後の職業を学部別紹介
方法3. とにかくトップ校
進学先を選ぶ3つ目の選び方としてはとにかくトップ校を狙うことです。例えばオーストラリアなどですと以下がトップ5校です :
世界ランキング | 大学 | 有名・特色ある学科 |
31 | オーストラリア国立大学 | 有名: 人類学、地理・地質、哲学、地球海洋 特色: 国際関係学、言語、政治科学、犯罪学、アジアパシフィック |
40 | シドニー大学 | 有名: スポーツ、獣医科学、医学、法律、看護、土木工学、演劇、建築、教育 特色: 国際関係学、メディアコミュニケーション、ビジュアルアート学科、ソーシャルワーク |
41 | メルボルン大学 | 有名: 法律、解剖学・生理学、教育、土木工学、会計学、開発研究、医学、人類学 特色: 農業科学 |
44 | UNSW Sydney | 有名: 鉱物採掘、土木工学、法律、会計・金融、石油、心理学 特色: 環境建築、都市開発 |
46 | クイーンズランド大学 | 有名: スポーツ科学、看護、生物、数学とIT 特色: 自然療法、野生生物、農業ビジネス |
- 参照: オーストラリアの大学まとめ
この方法はとにかく高い目標を掲げたい人にオススメです。多くの人が選択する、ビジネス、エンジニアリング、サイエンス、アートなどはどこの大学にもあります。それならばトップを目指そうというものです。
上位校に行くメリットは、自分が想像もしていないすごい人に出会えることです。 そういった出会いを通して初めて自分だけの強みにフォーカスする事ができます!
方法4. Webinarに参加する
進学先を選ぶ4つ目の方法としてはウェビナーに参加して決めるというものです。ウェビナーに参加するメリットは以下です :
- 学校担当者に直接質問できる
- ウェブにはない情報が手に入る
- 担当者の人柄から学校像を推測
- 他の参加者からの知恵を共有
既に志望校がいくつか決まっている人がそこから絞り込むのにオススメです。興味がある学校を「あ、ここ行きたいかも!」という願望に変える判断をするために役にたちますね。
冗談のようですが、その学校で働く人の様子を見ることでその学校全体の雰囲気を想像する事ができます!
方法5. 在学生、卒業生に話を聴く
進学先を選ぶ5つ目の方法としては興味がある学校の卒業生にコンタクトをとって話を聴くというものです。メリットは以下です :
- 生徒目線で良いところを聴ける
- 悪いところも聴ける
- 中の人の声は具体的
- 日本語で聴ける
方法4同様に学校が絞り込めている状態です。TwitterやLinkedinで学校名を検索してみてください。在学生、卒業生が上がってきます。
思い切って連絡をしてみて下さい。皆さんが思っているより協力してくれる人は多いですよ!
まとめ
卒業後に現地就職を狙うならばエンジニア
- ポイント1:まずは費用を賄う算段を
- ポイント2:国や大学を絞り込めない人は現地へ行ってみよう
- ポイント3:中で働いている人、学んでいる人に聞こう
海外大学、MBAの後悔しない選び方は理解できましたでしょうか。
百聞は一見にしかずです。できるならば現地を訪れその上で目標を高く設定してチャレンジしましょう。
特にやりたい事はないけども、卒業後に現地就職を狙っているならばコンピューターサイエンスを志してください。外国人労働者に対してマーケットから大きな需要があります。
海外進学には成績とIELTSまたはTOEFLのスコアメイクの2点が必要です。弊社は専門的にIELTSやTOEFLの目標達成を支援しています。
IELTSやTOEFLの勉強で困っていることがあれば、いつでもご相談ください。何か手伝えることがあると思います。