こんにちは、SOLO IELTS TOEFLのルークです。
今日はIELTSのライティングのTask Achievement & Responseの対策について徹底的に解説します。
きちんと問に答えるという当たり前のことがTA/TRで求められていることだよ。
目次:
ライティング とTA&TR
IELTSのライティングは4つの評価項目があります。
- (TA) Task Achievement – タスク達成度 25%
- (CC) Coherence & Cohesion – 内容の一貫性 25%
- (LR)Lexical Resource – 語彙力 25%
- (GRA) Grammatical Range and Accuracy – 文法 25%
Task1ではTask Achievement(TA)、タスク2ではTask Response (TR)と呼ばれます。日本語は両方とも「タスク達成度」と呼ばれています。
タスク達成度
タスク達成度とは、問いに対していかに適切に答えられているかを表します。
タスク1では、図表の読み取りが問になりますので、図表の主要な特徴や詳細をパラグラフを分けてかけていることがTAの評価対象です。
タスク2では、 問に対して自分のアイデアをサポートしつつ例をあげながらパラグラフを分けて主張できているかがTAの評価対象となります。
評価基準を見る事でより深く理解することができます。
タスク1とTA
以下がタスク1のタスク達成度の評価基準です。どんな言葉が多く見当たりますか?
タスク1のTAを理解するキーワードとして以下3点がありますね。
- 問題の要求
- 全体像
- 主要な特徴の詳細
全体像とは概要パラグラフのこと、主要な特徴の詳細とは詳細パラグラフのことをさします。
タスク2のTR
以下がタスク2のタスク達成度の評価基準です。タスク2のTRの評価ではどんな言葉が見当たりますか?
タスク2のTRを理解するキーワードとして以下5点があります。
- 問題に言及
- ポジション
- メインアイデア
- 展開、サポート
- 極度の一般化を避ける
これらを理解、分析してことでタスク達成度を完璧に制覇できるのです。
Task Achievementの攻略
ここから分かりづらい「タスク達成度」を一つずつ分析してくよ。
まずはタスク1の攻略を一緒にしていきましょう。TAで高スコアをとるポイントは、主要な特徴をいかに適切に読み取り概要パラグラフを作り上げるかです。
試験官はまず概要パラグラフをみてTAのおおよそのスコアを決めるよ。
概要パラグラフ
概要に書くべきことは、図表から読み取れる3つから4つの「主な」ポイントです。
- 一番の高い数字と一番低い数字
- 一番目立つ「差」または類似点
- 目立った例外
- データは最初から最後までで何を伝えようとしているのか
- 上がっているのか、下がっているのか、急な上がり下がりがあるのか
TAでは主要な特徴が示されているかが評価されるよ。
それでは実際に練習してみましょう。
ここでの一番際立った特徴は以下2点ですね。
- 車の値段におけるシンガポール
- 1台買うためにかかる年数としてベトナム
概要にまとめたものが以下になります。
Despite having the second lowest average yearly income, it costs more to buy this car in Vietnam than in all but one other Asian nation. It also takes significantly longer for a standard person to buy an automobile in Vietnam than in any other state in Asia. On the other end of the scale, Singaporeans have to pay nearly three times more for their cars than the Vietnamese and it takes them the least amount of time to afford a motor vehicle.
概要には具体的なデータを入れないのがポイントだよ。
【Overview「概要」の書き方】IELTSライティングタスク1対策
詳細パラグラフ
詳細パラグラフはタスク1の3つ目と4つ目のパラグラフにくるものです。詳細は全体の7割ほどを占めます。
TAでは詳細の正確さが求められるよ。
詳細の1つ目のパラグラフ、 最も大きな特徴であるベトナムの1人当たりが1台の車を購入するのにかかる年数に関して詳しく記載します。
It costs $49,944 to buy a Toyota Camry in Vietnam, but this dwarfs the average yearly income per person at just $1,910. It would therefore take a normal man or woman 26.1 years to save up for that particular car.
概要パラグラフで示した内容が詳しく説明されているね。
【Detail「詳細」の書き方】IELTSライティングタスク1対策
Task Responseの攻略
続いてタスク2のTRを一緒にみていきましょう。
TRで高得点をとるためには、問をきちんと把握してエッセイの計画を立てることです。
特にボディパラグラフでアイデア、説明、例の3点セットが流れよく説明されることがポイントになります。
問の理解と分析
タスク2でもっとも軽視されているのがこの問の理解に当たる部分です。
問を読み間違える人が本当に多いです。
それではタスク2の例をみてみましょう。
You should spend about 40 minutes on this task.
These days, in many countries, fewer and fewer people want to become teachers, particularly in secondary schools. What are the reasons for this, and how could the problem be solved?
Give reasons for your answer and include any relevant examples from your own knowledge or experience.
You should write at least 250 words.
これを以下のように3つの要素に分解して考えるのです。
大トピック
大トピック : ‘fewer people want to be teacher’
小トピック : ‘secondary school’
指示 : 理由に例を添えて説明せよ
3点セット
タスク2では導入で示す自分のポジション(意見)がボディで展開する以下3点に呼応している必要があります。
- メインアイデア
- メインアイデアの説明
- 例
例えば導入で上記問に対して以下のポジションを示したとしましょう。
Many reasons contribute to this trend and low wages for teachers and teenage disciplinary problems are most significant among them.
各ボディにてwageとteenage disciplinaryをメインアイデアと展開する必要があります。
詳しい導入とボディは以下の記事を参照にしてください。
【導入パラグラフの書き方】IELTSライティングタスク2対策
【ボディ-メインアイディアの展開】IELTSライティングのタスク2対策
極度の一般化を避ける
最後に7.0以上を狙う人のポイントとなるのが、極度の一般化をさけることです。
例えば以下のような文章がそれにあたります。
Living in the countryside is very stressful. People are narrow-minded.
この極度に一般化された文章を柔らかくしてみましょう。
In many cases, living in the countryside can be very stressful as people tend to be narrow-minded.
ソフトに表現することがアカデミックライティングでは大事なんだね。
【一般化を避ける方法】IELTSライティングタスク2のTR対策
まとめ
タスク達成度は問に対して答える、つまりきちんと全体の流れがルールに沿って書かれていることが評価そのものなのです。
「全体の流れ」という抽象的な語彙だからこそ曖昧にしか理解できない人が多いことが分かりましたね。
これでタスク達成度は怖いものなしだね
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