こんにちは、SOLOのルークです!
オンラインでIELTSやTOEFLを教えています。
今回の記事は「スタンフォード大学の特徴と進学方法」を紹介します。
スタンフォード大学合格のための第一歩は、高い高校成績の維持と英語力を高めることです。その上で、エッセイ、課外活動、推薦状などのテクニカルな準備が必要です!
それでは詳しく見ていきましょう。
目次:
スタンフォード大学の特徴
まずは、スタンフォード大学の基本情報を見てみましょう:
都市 | カリフォルニア州スタンフォード |
生徒数 | 16,319人 |
男女比率 | 56:44 |
留学生比率 | 23% |
コース期間 | 4年 |
留学生合格率 | 3.95% |
出願資格(英語) | IELTS 7.0 / TOEFL 100点 |
世界ランキング | 3位 |
国内ランキング | 2位 |
スタンフォード大学は「楽観主義、創意工夫、責任感を原動力に、世界での目的あるインパクトを加速させることを目指す」というビジョンを掲げ運営されています。
留学生比率は、学部が15%弱、修士・博士が約40%で、全体としては23%です。他のアメリカの大学と比較すると、留学生比率は低く、アメリカ人が多い環境ともいえるでしょう。
大学格付け機関QSによる、スタンフォード大学の2023年度の世界ランキングは3位です。出願条件が厳しいにも関わらず、学部合格率も3.95%と入学は狭き門です。
卒業10年後の、平均給与は$$88,567(約1,200万円)です。大学近くにシリコンバレーがあり、有名企業への就職のチャンスが大きいのが影響しています!
学費
2023年度の学費と奨学金を確認してみましょう :
学費(年) | $57,693 |
卒業までの概算総費用 | $340,000 |
奨学金(年) | 最大で授業料全額+生活費 |
- 参照元 : Tuition Fee
スタンフォード大学の学費は、2022年6月現在のレートで年間770万円強です。生活費込みの卒業までの費用は、およそ4,550万円です。学費は、アメリカの上位校の中では平均的です。
学部奨学金に関してですが、スタンフォード大学ではNeed-basedを採用しています。Need-basedとは、学費を支払うことがむずかしい場合に、両親の収入と資産によって、不足分を補うために支給される奨学金です。
ただし、出願の段階で奨学金が必要な事を申出る必要があるため、資金不足は合否選考に響くと考えられます。
学部紹介
次に、スタンフォード大学が設置している学部をみていきましょう。
- ビジネス
- 地球
- 教育
- エンジニアリング
- 人文・科学
- 法
- 医学
上記の七学部の中に、さらに何百もの学科があります。気になる方は、参照リンクからご確認ください。
世界ランキング1-3位の学科には、「 環境学、コンピューターサイエンス、電子工学、機械工学、材料科学、自然科学、物理、心理学、教育、統計」などが含まれています。
スタンフォードは、世間一般では工学部のイメージが強い大学です。MITと、世界ランキング上では熾烈な戦いを展開しています!
ロケーション
スタンフォード大学が位置するロケーションです。
キャンパスは、カリフォルニア州のベイエリアに位置しています。最寄り空港のサンフランシスコ国際空港は、日本から直行便でおよそ9時間半です。
スタンフォード大学は、シリコンバレーの中心にあり、その立地を活かし地元企業と提携し積極的に研究・開発に取り組んでいます。
スタンフォード大学への進学方法
以下は、スタンフォード大学の進学要件です。:
資格 | 学部 | 修士 |
IELTS | 7.0 | 7.0 |
TOEFL | 100点 | 100点 |
成績 (GPA) | 5段階4.6以上 | 3.7以上 |
規程テスト | SAT Math720-800/ SAT ERW700-800 ACT 32-36 | GRE |
スタンフォード大学に出願するためには、「英語の資格・GPA(成績)・規程テスト」の3点の準備が必要です。
英語資格としては、IELTS7.0、またはTOEFL100点が必要です。学力を測るためのSAT、もしくはACTの数学においては、合格者平均点は満点近くです。修士の場合は、規程テストのGREが学部によって必要になります。
出願のためのGPAの最低値は設けられていませんが、合格者のほとんどがGPA3.9以上(5段階4.8以上)を取得しています。
学部進学のプロセスは以下です。
- STEP1. IELTS(TOEFL)のスコアメイク
- STEP2. SAT(ACT)のスコアメイク
- STEP3. エッセイ(志望動機と課外活動)
- STEP4. 3つの推薦状(教科担当2通+担任1通)
- STEP5. インタビュー
ステップとしては、まずは英語資格と規程テストのスコアメイクをします。
その上で、エッセイを練りながら先生からの推薦状を集めます。日本の高校の先生からは、日本語で書いてもらったものを英語に翻訳する必要があります。
推薦状については初めて頼まれる先生も多いので、自分から期待してることを予め共有しておきましょう。
「TOEFL 100点 」vs「IELTS 7.0」
私個人の見解としては、IELTSの方がオススメと考えています。理由は以下の2点です:
- 理由1:スコアメイクが早くできる
- 理由2:RLで間違えることのできる問題数が多い
まず、そもそもIELTS7.0はTOEFL95点と同等のレベル感です。ですので、TOEFL100よりは若干早くスコアメイクができる可能性が高いです。
また、TOEFLで100点を目指す場合、リーディングとリスニングは28点(30点満点)近く取得できることが理想です。これは、4-5問程度しか間違えられないことを意味します。
一方で、IELTSのリーディングとリスニングは、10問程度間違えてもバンドスコア7.0を取得することができます。
また、IELTSで7.0を目指す場合は、スピーキングとライティングは6.5で良いのも大きいです。
まとめ
最後に今回の記事のポイントをまとめておきます:
- 世界大学ランキング3位
- 工学部が有名
- IELTS 7.0から出願可能
2005年に、Apple創業者のスティーブ・ジョブズが卒業式のスピーチをおこなったことでも有名なスタンフォード大学。
スタートアップの聖地と言われるシリコンバレーに身を置くことで、様々な刺激を受けることができるでしょう。
他の大学と同様、直接進学のハードルはIELTS7.0(TOEFL100点)と高いですが、長期的に学習計画をたてれば不可能な目標ではありません。自分の現状を正しく分析して、目標達成に必要な学習を逆算していきましょう。
少しでも進学に興味がある場合は、現地に訪問してみると良いでしょう。自分が学校に進学した姿を具体的にイメージができると、より進学の現実味が増してきます。
最後に、弊社は海外進学をされる方が必要な、IELTSやTOEFL対策をオンラインで専門的に教えています。英語対策でお悩みなどありましたら、遠慮なくご連絡下さい!
記事を最後まで読んでいただき、ありがとうございました。