イタリアの大学のランキング・学費・進学方法を紹介

英語で学べるイタリアの大学

こんにちは!

SOLOのルークです!

英語を軸に、海外進学される方をサポートしています。

今回の記事では「イタリアの大学のランキング・学費・進学方法」を紹介します。

イタリア留学では様々な専攻の選択肢がありますが、特に、「デザイン、ファッション、医学」の3つの学科が他の欧州と比べて豊富にあります!

それでは、詳しくみていきましょう。

イタリアの大学

ランキング

まずは、ランキングから見ていきましょう。

以下は、2024年度のイタリアの大学ランキング上位15校です。

大学名日本語名Times Higher Education Ranking (2024)TopUniversities Ranking (2024)
Sapienza University of Romeローマ・ラ・サピエンツァ大学181134
University of Bolognaボローニャ大学155154
University of Paduaパドヴァ大学201219
Politecnico di Milanoミラノ工科大学201123
MIP Politecnico Di MilanoMIPミラノ工科大学201123
The University of Milanミラノ大学351276
University of Naples Federico IIフェデリコ2世ナポリ大学351335
University of Pisaピサ大学401349
University of Turinトリノ大学401364
University of Florenceフィレンツェ大学351358
University of Milano – Bicoccaミラノ・ビコッカ大学351481
University of Trentoトレント大学351429
University of Paviaパヴィア大学301469
Vita-Salute San Raffaele Universityヴィタ・サルーテ サン・ラファエレ大学251595
Università Cattolica del Sacro Cuoreサクロ・クオーレ・カトリック大学301505

留学生に人気の上位進学先は、「ローマ・ラ・サピエンツァ大学」「ボローニャ大学」「パドヴァ大学」の3校です。

大学の格付け機関により順位が異なるのは、評価方法に違いがあるためです。

QSのランキングは「学界での評判(40%)、論文被引用数/教員数(20%)、学生数/教員数(20%)、ビジネス界での評判(10%)、留学生比率(5%)、外国人教員比率(5%)」の内訳にて評価されています。

The Timesのランキングは「教育(40%)、研究(30%)、論文被引用数(30%)、国際性(7.5%)、企業からの収入(2.5%)」の内訳にて評価されています。

U.S.Newsのランキングは「卒業・留年率(22%)、学部評価(20%)、教員資源(20%)、学生一人当たりの財源(10%)、卒業実績(8%)、学生の成績(7%)、卒業後の負債比率(5%)、社会的流動性(5%)、卒業生評価(3%)」の内訳です。

英語コース

次に、イタリアで英語コースを提供している大学を確認します。

現在、イタリアでは学士で230以上、修士で1100以上の学科が英語コースを開講しています。

世界ランキング300位以内の大学では、「ミラノ工科大学」「ボローニャ大学」「ローマ・サピエンツァ大学」「パドヴァ大学」の4校が学部レベルで英語コースを提供しています。

また、母体がビジネススクールで有名なボッコーニ商業大学が学部レベルでビジネスコースを開講しています。

国としても有名な「建築とデザイン」の選択肢が豊富にありますが、留学生に人気の「コンピューターサイエンス」もトップ校で提供されています。

建築では、「ミラノ工科大学」「ローマ・サピエンツァ大学」「Politecnico di Torino」にて専攻可能です。

デザインでは、「IED」「RafflesMilano Fashion and Design Institute」「NABA – New Academy of Fine Arts」などが有名です。

より多くの選択肢から吟味したい人は、以下のウェブサイトがオススメです。英語で開講されているコースを網羅的に確認することが可能です!

イタリアの医学部

イタリアは、外国人留学生が医学部に進学できる国の1つです。

以下の3校にて留学生を受け入れをしています。

  1. ヴィータ・サルーテサンラファエル大学(UniSR)
  2. ボローニャ大学
  3. ヒューマニタス大学

入学には、以下の3点が必要です。

  1. 高校の成績
  2. 適正テスト
  3. 英語の資格(IELTS / TOEFL)

高校で良い成績をおさめていることは必須です。特に、物理、生物、数学などで好成績が求められる傾向があります。

適正テストは大学によって変わります。例えば、UniSRではIMDP、ボローニャ大学はIMAT、ヒューマニタス大学はHUMATと呼ばれるテストです。

適正テストは、どれも思考力、基礎科目(物理、数学)を測定する点においては同じです。合否に最も大きく関わるものです。

英語の資格は、UniSRがCEFR C1(IELTS7.0以上 or TOEFL94以上)、ヒューマニタス大学はCEFR B2(IELTS 5.5以上 or TOEFL72以上)が必要です。ボローニャ大学では、2024年度入試では必要ありません

学費

イタリアの大学の2024年度の学費です。

学費(年)0 € – 21,580 €

イタリアの大学の学費は、2023年11月現在のレートで年間0-360万円です

国が運営するトップ校ほど学費が安く、私立大学は欧州の中では比較的高めの学費になっています。

ちなみに、ボローニャ大学の医学部は、日本人留学生は年間3,315€です。

イタリアは、大学によっては受験生の親の年収により学費が変動します。金銭的に不利な学生は考慮してみると良いのではないでしょうか!

進学方法

イタリアの大学の出願要件は以下です:

  • 1. 高校の卒業証書
  • 2. 高校の成績
  • 3. IELTS(TOEFL)

上記の出願要件は、イタリアの大学ですと、おおよそどこも同じです。

成績は高ければ高いほど良いですが、低いからといって出願できないわけではないので積極的にチャレンジしてみると良いでしょう。

成績は、高校1-3年全てを提出しないといけない大学と、2-3年の成績のみを提出する学校に分かれます。

英語の資格は、IELTS(TOEFL)の提出が必須です。IELTSですと5.5-6.5と大学によって基準値が変わります。イタリアでは、IELTS の方がTOEFLよりも基準が甘くなっています

上記3点の書類が揃ったら、志望校のウェブサイトから出願をします。合格通知が届いたら、ビザの申請を済ませて渡航準備に入ります!

最後に

最後に今回の記事のポイントをまとめておきます:

  • 建築、デザイン、医学が人気
  • 国立大学の学費は格安
  • IELTS6.0から出願の選択が広がる

欧州留学は、国によって選択できる学科が異なります。

例えば、フィンランドでは「IT」、フランスでは「ファッション」が選択肢として多いといった具合です。

しかし、イタリアでは多くの大学が英語コースを開講しており、様々な選択肢が留学生に与えられています。

イタリア留学に行かれる方はその国の歴史と文化的な魅力から、デザインや建築系を専攻する留学生が多いです。

一方で、近年は卒業後の就職のしやすさからコンピューターサイエンスや医学系の学科も人気度が上昇しています。

学費を抑えて、文化が発達した国で大学生活を送りたい人などはイタリア留学を考えてみると良いかもしれませんね!

その他の世界の大学が気になる方は、下記にまとめていますのでご参照下さい。

英語スコアを取得しないことには、海外大学へは出願することができません。先に志望校を絞り込みすぎるのではなく、英語力を上げながら、志望校を絞っていくとをオススメします。

最後に、弊社は海外進学を志す方に、IELTSとTOEFLをオンラインで専門的に教えています。弊社で英語学習をしている学習者の方には、無料で海外進学の相談にものっています。私で宜しければ、いつでもご連絡ください!

記事を最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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