チューリッヒ工科大学（ETH）の特徴と進学方法を紹介

こんにちは、SOLOのルークです！

英語を軸に、海外進学をされる方をサポートしています。

今回の記事では「チューリッヒ工科大学（ETH）の特徴と進学方法」を紹介します。

チューリッヒ工科大学は、世界大学ランキングで例年上位に名のあがる世界屈指の大学です。これまでに、ノーベル賞受賞者を21名輩出しています！

それでは、詳しく見ていきましょう。

チューリッヒ工科大学（ETH）

まずは、チューリッヒ工科大学の基本的な情報を見てみましょう。

チューリッヒ工科大学は「技術革新、制度的ダイナミクス、そして組織戦略の理解を深める」というビジョンを掲げ運営されています。

生徒数は2万人程度と、スイスでは多い方です。男女比率は男性が6割強で多めになっています。留学生比率は43%で、スイスの中では多い方と言えます。

世界的に評価の高い学科に「化学工学、コンピュータサイエンス、建築」などがあります。また、特色のある学科に「スポーツ科学、教育、エンジニアリング」などがあります。

出願に必要な英語資格は、IELTS7.0またはTOEFL100です。

• 参照：The Times Higher Education

学費

チューリッヒ工科大学の2024年度の学費です。

• 参照 : Tuition Fee

チューリッヒ工科大学の学費は、2023年10月現在のレートでおよそ24万円です。

これは、スイスの大学の中で安い方です。その学費は、年間2-5%の割合で高くなり続けています。

ランキング

次に、世界ランキングをみてみましょう。

• 参照: QS World University Rankings
• 参照: U.S.News

チューリッヒ工科大学の世界ランキングは、大学格付け機関QS 7位、The Times 11位、U.S.News 29位です。格付け機関により、評価方法が異なります。

QSのランキングは「学界での評判（30％）、論文被引用数／教員数（20％）、ビジネス界での評判（15％）、学生数／教員数（10％）、留学生比率（5％）、外国人教員比率（5％）、国際研究ネットワーク（5%）、雇用の成果（5%）、持続可能性（5%）」の内訳にて評価されています。

The Timesのランキングは「教育（40％）、研究（30％）、論文被引用数（30％）、国際性（7.5％）、企業からの収入（2.5%）」の内訳にて評価されています。

U.S.Newsのランキングは「卒業・留年率（22%）、学部評価（20%）、教員資源（20%）、学生一人当たりの財源（10%）、卒業実績（8%）、学生の成績（7%）、卒業後の負債比率（5%）、社会的流動性（5%）、卒業生評価（3%）」の内訳です。

ロケーション

チューリッヒ工科大学が位置するロケーションです。

大学のキャンパスは2か所にあります。メインキャンパスは、スイス最大の都市チューリッヒに位置しています。

チューリッヒ工科大学には、1年生が入寮できる寮がキャンパス内に1個あります。リーズナブルな価格で学生寮に住むことができるのは嬉しいポイントです。

キャンパス内には、図書館やレストランなどがあります。日本から最寄りのチューリッヒ・クローテン国際空港までは、直行便でおよそ14時間です。

チューリッヒ工科大学（ETH）の進学方法

出願要件

チューリッヒ工科大学の出願要件です。

• 参照元1：Academic Entry Requirement
• 参照元2：English Requirement

チューリッヒ工科大学へは「英語資格」「成績」の2点を提出する事で、出願が可能です。出願要件は、おおよそどこのスイスの大学でも同じです。

ただし、学士課程では、完全な英語プログラムは提供されていません。1年次は全プログラムがドイツ語、2年次以降は英語のプログラムもあるといった記載になっています。従って、学士からの出願には、ドイツ語の証明も必要です。

英語の出願基準は、学士・修士の双方の課程で、IELTS7.0またはTOEFL100となっています。

IELTSに関しては、スイスの他の大学よりも高めです。TOEFLは、他大学が83-90ぐらいだと考慮すると、高い方だと言えます。

IELTSとTOEFLの比較は、以下を参照にして下さい。

• 参照元：IELTSとTOEFLどちらがオススメ？

学校の成績（GPA）に関しては、高ければ高いほど有利です。出願におけるGPAの最低基準は定められていないため、積極的に出願してみましょう。

多くの学生が勘違いをしていますが、チューリッヒ工科大学に進学するためには、課外活動やエッセイなどは必要ありません。よい成績と学力証明と英語資格を満たして出願することで合格をすることが可能です！

ファウンデーションコース

チューリッヒ工科大学には、ファウンデーションコースがありません。

ファウンデーションコースとは、進学準備コースのことです。ファウンデーションコースがないため、日本にいる間からしっかりと高い英語力を身に着ける事が重要です。

学年暦と出願時期

チューリッヒ工科大学は、以下のように2期制です。

• 春期：2月下旬-6月上旬
• 秋期：9月下旬-12月下旬

• 参照：Academic Calendar 2023/24

出願は、チューリッヒ工科大学のウェブサイトから行います。オンラインで申し込むことで、手続きは完了します。

チューリッヒ工科大学の出願は、ほとんどの学科が12月15日が締め切りになっています。例えば、2024年9月入学の場合は、2023年の12月15日までの出願が必要だということです。

その際、大学の学科によっては、高校3年時の2学期と3学期の成績は後ほど提出するようになります。合格後に成績が下がってしまうと、取り消しになることもあるので気をつけましょう。

学部進学を目指している人は、できれば高校3年を卒業する頃までにはIELTS（TOEFL）のスコアが揃っていることが理想です。

最後に

最後に今回の記事のポイントをまとめておきます：

• QS 世界大学ランキング7位
• 年間の学費は24万円
• 出願にはIELTSまたはTOEFLが必要

チューリッヒ工科大学（ETH）の特徴と進学方法については理解できましたでしょうか。

興味がある方は、下記の動画でキャンパスツアーをしてみましょう。

自分が実際にキャンパスにいることをイメージすると、より海外留学をする実感をえられるのではないでしょうか。

その他の海外大学が気になる方は、下記にまとめていますのでご参照下さい。

• 世界の大学 一覧

英語スコアを取得しないことには、海外大学へは出願することができません。先に志望校を絞り込みすぎるのではなく、英語力を上げながら、志望校を絞っていくとをオススメします。

最後に、弊社は海外進学を志す方に、IELTSとTOEFLをオンラインで専門的に教えています。弊社で英語学習をしている学習者の方には、無償で海外進学のサポートも行っています。私で宜しければ、いつでもご連絡ください！

記事を最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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