こんにちは!
今回の記事ではバブソン大学MBA「F.W. Olin Graduate School of Business」の特徴と入学難易度を紹介します。
「バブソン大学 MBA Olinについて詳しく情報を得たい方」や「MBA取得を将来的に考えている方」の参考になれば幸いです。
バブソン大学MBA Olinは、留学生比率が8割を超えている多様性の中での学びとなります。GMATの免除制度や1年のプログラムがあるのも特徴的です!
それでは詳しくみていきましょう。
目次:
バブソンとは
バブソン大学 MBAの特徴
早速、バブソン大学MBA Olinの基本的な情報を確認していきましょう:
都市 | Wellesley, MA |
生徒数 | 128人 |
学費(24ヶ月) | $ 114,572 |
総費用 | $ 174,572 |
コース期間 | 24ヶ月 |
受験者数 | 577名 |
合格率 | 約63% |
GMAT平均値 | 640 |
出願資格(英語) | TOEFL 100点 / IELTS 7.0 |
平均勤務年数 | 約5年 |
平均年齢 | 27歳 |
留学生比率 | 80% |
女性比率 | 30% |
就職率(卒業3ヶ月以内) | 78% |
キャリアサポート | 75位 |
ウェブサイト | https://www.babson.edu/ |
バブソン大学MBA Olinは「 多様性を代表する優れた才能を引き付け、育成し、称え、受け入れることに重点を置いた包括的でグローバルなコミュニティとして認識されること」をビジョンとしています。
入学の最初の関門TOEFL100点、IELTS 7.0は米MBAの中では 平均的であり米MBAを目指すにあたっても求められる数値です。
一方、GMATは640と低めの水準となっています。また、Certificate in Advanced Management (CAM) 取得するとGMATを免除されます。
最も特出した点は留学生比率が80%であることです。通常のアメリカのMBA校は30%前後であることが多いです!
バブロン大学 MBAのロケーション
次にバブロン大学MBA Olinがあるロケーションを確認してみましょう:
バブロン大学MBA Olinはボストン郊外に位置しており、日本から直行便でおよそ13時間です。
バブロン大学はMBAトップ校MITやHBSまで車で20分のところに位置しています!
Olin MBAの世界ランキング
次にバブロン大学MBA OlinのフルタイムMBAの世界ランキングの推移を確認してみます:
- 2020年:60位
- 2019年:66位
- 2018年:81位
- 平均:69位
- 参照元:Financial Times
FTによる世界ランキングの上昇はトップクラスです。起業家育成というMBA校として斬新なポジショニングと卒業生の給与上昇率が功を成しています。
Olin MBAの給与平均
バブロン大学MBA Olinの入学前、卒業後の給与平均を確認してみましょう:
- 入学前:$ 58,000
- 卒業(3ヶ月後):$ 96,485
- 卒業(3年後):$ 148,155
- 投資回収:4.4年
給与は卒業直後で「1.66倍」に、3年後には入学前の「2.55倍」になります。卒業直近の給与が他校と比べて低いのが課題です。
3年後の給与水準が高いことから長い目では順調にキャリアアップができている証拠です!
出願資格と入学難易度
先ほど特徴で紹介しましたが、もう一度出願資格を確認してみましょう:
- GMAT(平均値):640
- IELTS:7.0
- TOEFL:100点
IELTSまたはTOEFLは米国MBAの中では平均的、GMATは比較的低めの基準値です。
合格率が60%を超えているスクールですので、上記スコアメイクをきちんとすることが合格への第一歩となります!
「TOEFL 100点」と「IELTS 7.0」どちらがオススメ
私個人の見解としては、IELTSの方がオススメと考えています。理由は以下の2点です:
- 理由1:リスニング・リーディングで間違えることのできる問題数が多い
- 理由2:ライティングにリスニングが必要ない
TOEFLで100点を目指す場合、リーディングとリスニングは27点以上取得できることが理想的です。つまり3問程度しか間違えることが許されません。一方でIELTSは10問程度間違えても、バンドスコア7.0以上を取得することができます。
また仮にリスニングが苦手な場合、スピーキングとライティングでリスニングの作業が必要になるTOEFLよりも、それぞれのスキルだけに専念できるIELTSの方がセクションごとに対策がしやすいと考えます。
日本の多くのMBA受験生はTOEFLからスタートされるかと思います。TOEFLで伸び悩んだ場合は思い切ってIELTSに切り替えるのも一つの手です!
まとめ
バブソン大学入学にはまずは英語力を
今回の記事のポイントを以下にまとめておきます:
- ポイント1:Certificate in Advanced Management (CAM) 取得でGMAT免除
- ポイント2:アメリカには珍しい1年コースあり
- ポイント3 : 米国なのに留学生比率が8割超え
バブソン大学MBA Olinの特徴と入学難易度は理解できましたか?
留学生比率が8割、1年または2年コースの選択可、GMATの免除制度など他校にない特徴が揃っている非常に面白いMBA校です。
一見難しく見えるTOEFLやIELTSであっても、課題を特定して一つずつ対処していけば確実に目標スコアに到達できます。諦めずに学習を継続していきましょう!
最後にIELTSやTOEFL対策、MBAに関するご相談などありましたらお気軽にご連絡ください!