こんにちは!
今回の記事は「インペリアル・カレッジ・ロンドン『Imperial College London』の特徴と進学方法」を紹介します。
「イギリスで大学進学を考えている方」や「インペリアル・カレッジ・ロンドンの入学基準やランキングを知りたい方」などの役に立てば幸いです。
インペリアル・カレッジ・ロンドンはエンジニアリングに強い大学です。高い学校の成績と英語力が受験資格として必須になります!
それでは詳しく見ていきましょう。
目次:
インペリアル・カレッジ・ロンドンの特徴
インペリアル・カレッジ・ロンドンの基本情報
まずはインペリアル・カレッジ・ロンドン (Imperial College London)の基本的な情報を見てみましょう:
都市 | ロンドン |
生徒数 | 17,628人 |
男女比率 | 61:39 |
留学生比率 | 58% |
学費(年) | £33,750 – £34,500 |
卒業までの概算総費用 | £146,250 – £148,500 |
奨学金(大学準備コース) | N/A |
奨学金(学部・修士) | 年間 £1,000 |
コース期間 | 3年- |
留学生合格率 | 14.3% |
出願資格(英語) | IELTS 6.5 or 7.0 / TOEFL 92点 or 100点 |
世界ランキング | 8位 |
国内ランキング | 3位 |
Imperial College London は、「科学、工学、医学、ビジネスの分野で産業、商業、医療への応用を念頭に置いた世界レベルの奨学金・教育・研究を体現し、提供する」というミッションの元運営されています。
学費は年間500万近くとイギリスの大学の中では平均より若干高めです。奨学金は年間£1,000が学校の成績により与えられる可能性があります。
インペリアル・カレッジ・ロンドンの学部と特徴
次にインペリアル・カレッジ・ロンドンが設置している学部とその世界ランキングをみていきましょう:
- エンジニアリング : 5位-
- 自然科学 : 9位
- 医学 : 10位
- ビジネススクール : 24位
世界大学ランキングは、論文引用・研究・授業・将来の展望・卒業後の収入から算出されています。順位に幅があるのは学部内の各学科ランキングに違いがあるためです。
世界ランキングで10位以内の学科は「エンジニアリング全般、統計、環境学、自然科学、医学」です。特徴ある学科には「航空工学、データ分析、機械学習、アレルギー、麻酔、公衆衛生」があります。
インペリアルといえばエンジニアリングと呼ばれるほどにほとんど全ての工学系学科が世界ランキングで上位を占めています!
インペリアル・カレッジ・ロンドンのロケーション
次にインペリアル・カレッジ・ロンドンが位置するロケーションをみてみましょう:
キャンパスはロンドンの中心地に位置しており、美術館や博物館に囲まれた贅沢な学生生活となります。日本からロンドンまでは直行便でおよそ12時間です。
ガーディアン紙から「卒業生の雇用可能性」のトップを獲得しています。その立地の良さから産業界と密接な関係を持ち、イギリス大学の中で最高の高い就職率を誇っています!
インペリアル・カレッジ・ロンドンの留学方法
インペリアル・カレッジ・ロンドンへの直接進学要件
インペリアル・カレッジ・ロンドンに日本の高校や大学を卒業後に直接進学する場合は、以下が進学要件となります:
資格 | 学部 | 修士 |
IELTS | 6.5 or 7.0 | 6.5 or 7.0 |
TOEFL | 92点 or 100点 | 92点 or 100点 |
成績 (GPA) | 5段階4.5以上 | 3.6以上 |
規程テスト | Between AAA and A*A*A: 3-4 APテストにて5以上 (※学科により基準値は変わる) | N/A |
IELTSとTOEFLのスコアは各学科によって異なります。イギリスの大学進学ではまずはIELTS6.5を目指すと幅広い大学をカバーする事が可能です。
規程テストに関しては日本のセンター試験は認められていません。イギリスのGCEもしくはアメリカのAP(dvanced Placement)と呼ばれる試験を受ける必要があります。
学部選考のプロセス
インペリアル・カレッジ・ロンドンへの学部進学プロセスは以下です :
- STEP1. IELTS(TOEFL)スコアメイク
- STEP2. GCE(AP)スコアメイク
- STEP3. パーソナルステートメント
- STEP4. 推薦状
- STEP5. インタビュー
パーソナルステートメントでは「読んてきた本、課外活動」などをライティングとして提出します。
インペリアル・カレッジ・ロンドンはIELTSやTOEFL、規程テスト、成績の基準を満たした者がパーソナルステートメントと推薦状次第でインタビューへと進むという流れです!
「TOEFL 100点 」vs「IELTS 7.0」
私個人の見解としては、IELTSの方がオススメと考えています。理由は以下の2点です:
- 理由1:IELTS7.0の方がスコアメイクが若干容易
- 理由2:RLの誤答数の許容範囲が広い
スコアメイクという観点ではIELTS 7.0はTOEFL95点と同等のレベルです。どちらも難しい事に変わりはありませんがIELTSの方が若干スコアメイクが容易です。
またTOEFL100点を目指す場合、リーディングとリスニングは28点近く取得することが理想です。つまりほとんど間違えることが許されません。一方でIELTSは10問程度間違えても、バンドスコア7.0を取得することができます。
- 参照 : バンドスコア「7.5」の難易度と勉強法
まとめ
インペリアル・カレッジ・ロンドンは英語対策から
最後に今回の記事のポイントをまとめておきます:
- ポイント1:世界大学ランキング8位
- ポイント2 : 世界ランキング10位以内の学科は「エンジニアリング全般、統計、環境学、自然科学、医学」
- ポイント3 : 特徴ある学科には「航空工学、データ分析、機械学習、アレルギー、麻酔、公衆衛生」
- ポイント3 : IELTS 6.5から出願可能
ロンドン屈指の名門校であるインペリアル・カレッジ・ロンドンですが、出願に必要なスコアはIELTS6.5(TOEFL93点)と、オックスフォード大学やケンブリッジ大学に比べて比較的容易です。
IELTS6.5(TOEFL90点台)は、一般的な大学でも出願基準として設定しているところが多いので、比較的スコアメイクがしやすい大学であると考えられます。
一方で求められるGPAは 「4.5」とかなり高いので、その点には注意しましょう。進学を考えている場合は、担任の先生に相談して高いGPAを取得するために協力してもらいましょう。
最後に、弊社は海外進学をされる方が必要な、IELTSやTOEFL対策をオンラインで専門的に教えています。英語対策でお悩みなどありましたら、遠慮なくご連絡下さい!
記事を最後まで読んでいただき、ありがとうございました。