オーストラリアで正看護師になる方法・必要な英語力・年収を解説

オーストラリアで看護師資格を活用 or 取得して働く方法 【2020年最新情報】

こんにちは!SOLOのルークです。

看護師の方に、IELTSやOETを教えています。

この記事では、「オーストラリアで正看護師になる方法・必要な英語力・年収」の3点を紹介します。

この記事が「オーストラリアで看護師として働きたい方」や「海外移住を視野に入れて人生設計をしている方」の役に立てれば幸いです。

オーストラリアで正看護師として働くためには、豪州看護師認定協会(以下AHPRA)が定める基準を満たし、かつ英語力が十分あることを証明する必要があります!

それでは、詳しくみていきましょう。

オーストラリアで看護師になる方法

4年制看護課程を修了した人

まずは、既に日本の4年制看護課程を修了している方が、オーストラリアで看護師になる方法です。

以下のステップです:

  • IELTS 7.0 or OET 350以上取得
  • NMBAに書類提出
  • outcomes-based assessment(OBA)
    – 知識アセスメント(NCLEX-RN)
    – 技術アセスメント(OSCE)
  • AHPRAに登録
  • 雇用主を見つける
  • 正看護師として就職

まずは、英語の資格を満たします。ここで数年かかる人もいます。費用と相談して考える必要がありますが、出来る限り日本で働きながら英語資格は取得をした方が良いです。

オーストラリアの語学学校に通っても、スコアが満たせるとは限りません。語学学校はグループレッスンなので、個別フィードバックを貰う機会が限定されます。英語スコアを満たすことが出来ずに帰国した人を何人も見てきました。

英語資格を満たしたら、オーストラリア看護助産委員会(NMBA)へ書類の提出をオンライン上でします。

その上で、OBAと呼ばれる試験を受けます。まずは、NCLEX-RNと呼ばれる看護の知識を問うテストです。オーストラリア国内外問わず、ピアソンVUEテストセンターにて受験可能です。

その後、OSCEという技術アセスメントをアデレードの指定施設で受講します。 OSCEの合格率は85.6%ですが、日本人受験者は苦労される傾向があります。

最終的にOSCEに合格しないといけないことを踏まえても、後述の英語資格はOETがオススメです。OETでの医療英語の知識を、OSCEで活用することができるためです。

そして最後に、AHPRAに登録する流れとなります。登録が完了すると雇用主を見つけることで、正看護師として就職することが可能です。

日本で専門・短大の看護課程を修了した人

次に、日本の専門・短大で看護課程を修了している人です。

  • IELTS 7.0 or OET 350以上取得
  • オーストラリアの大学に入学(3年)
    編入の場合は2年
  • AHPRAに登録
  • New Graduate Program
  • 雇用主を見つける
  • 看護師として就職

日本で専門・短大卒の方は、再度オーストラリアの大学で、看護課程を修了する必要があります。大学への入学基準は、高校の成績(編入の方は短大のGPA)と、英語資格です。

英語資格は、IELTS 7.0かOET350です。つまり、日本で4年制看護課程を修了している人も、専門・短大を卒業している人も、最初の準備は英語資格ということです。

オーストラリアの大学は3年制です。人によっては、編入の可能性もあります。編入の場合、コンバージョンコースと呼ばれる2年間の過程で、卒業することも可能です。

大学を卒業後は、AHPRAに登録をします。その上で、新卒看護師向けのNew Graduate Programと呼ばれるプログラムに参加し、それから就職という流れになります。

AHPRA認定の大学

現在オーストラリアには全部で43の大学があります。

その中で、AHPRAに認定されていて、看護師資格が取得できる大学は27大学です。

進学を希望する看護学科が、AHPRAに認定されているかどうかに注意をしましょう。入学した大学の看護学科がAHPRAに登録されていなかった場合、オーストラリアで働くことができません。

以下、AHPRAのウェブサイトから、最新情報の確認が可能です。

雇用主の見つけ方

オーストラリアで看護師として働くためには、雇用を約束してくれる雇用主が必要です。

雇用主の見つけ方は3つの方法があります。

  • 1. 求人サイト活用
  • 2. 病院にゲリラメール
  • 3. 実習先にそのまま就職

方法1の「求人サイト活用」が最も一般的な方法です。現在、オーストラリアは看護師不足ですので、求人サイトに多く案件が出ています。私が英語を教えてきた大半の方は、求人サイトから職を得ています。

以下が、豪州で看護師の求人が出ているサイトです。

上3つは、州ごとの医療従事者向けの求人サイトです。下2つは、その他の職種も含むオーストラリア最大級の求人サイトです。

定期的に求人をチェックして、積極的にアプローチをかけましょう。失うものは何もないはずです!

必要な英語力

オーストラリアで看護師として働く場合「日本の免許を書き換える場合」と「豪州の大学で免許を取り直す場合」によって必要なプロセスが違います。

しかし、どちらにせよ最初の準備として必要になるのが「英語力の証明」です。具体的には、以下のいずれかのテストで、基準スコアを満たす必要があります:

  • 選択1:OET350点以上(各セクション350以上)
  • 選択2:IELTS7.0以上(各セクション7以上)
  • 選択3:PTE65以上(各セクション65以上)
  • 選択4:TOEFL94以上(R24, L24, W27, S23以上)

OETとは、医療現場で使用される英語に特化したテストです。看護士の方ですと、背景知識で情報を補完できるというメリットがありますし、現地で働き始めた際にOETのテスト対策がそのまま役立ちます。

IELTSは、アカデミック領域に特化していますが、出題されるトピックは多岐にわたっています。IELTSで対策をすると、日常生活で役立つというメリットがあります。

PTEも、アカデミック領域に特化していますが、IELTSと比較して抽象的な文章を読み聞きする問題はほとんどありません。一方で、パソコンに向かって、瞬発力をもって正しい音声で発話できる力が必要です。

TOEFLは、出題されるトピックは限定的ですが、一般的に馴染みが無いものが多いです。設問の難易度自体は、この4つのテストの中では、最も難解だと感じる人が多いように思います。

どのテストが良いのか

結論だけを述べると、IELTSで基礎英語力をつけ、OETで合格を目指すのがオススメです。

前提としてですが、「合格する」という観点においては、どれもさほど難易度は変わりません。(難易度は変わらないから、どれを選択しても良いわけです。)

どのテストも、英検1級より若干難しいレベル感です。

この選択肢の中で、唯一、OETが医療英語に特化をしています。OETは「現地で働くにあたって十分な英語力を保持しているか」を測定することを目的に作られています。

OETの英語ができないと、仕事現場で苦労します。一方で、OETをなんとかパスできる人は、なんとか仕事を英語でも遂行できることの証明になります。

「OETができないとどうしようもない. . .」

こう考えることができるので、看護師の方にとっては英語学習の大きなモチベーションになるのではないでしょうか。

OETの欠点は、教材と教えられる先生がほとんどないことです。また、専門性が高いテストですので、英語の基礎力がない人にとっては対策が難しいテストです。

ですので、先にIELTSを活用して、英語の基礎固めをするのがオススメです。具体的なスコアとしては、IELTS6.0-6.5を目指すと良いかと思います。そこから集中してOETに取り組むと、半年以内に合格が可能です。

PTEやTOEFLでももちろん構いませんが、OETとの相性という観点では、IELTSが一番良いです。トピックも比較的ジェネラルですし、OETとも単語の被りが多いためです。

これらの基準は、一般的に考えられているよりも相当に難しいです。英語が得意でない人が独学を前提とする場合、少なくとも2年は対策をする心意気で学習計画を立てると良いかと思います。

こちらは私の意見です。人によってテストとの相性がありますので、まずは各模試に回答してみて、学習意欲が最も湧くものを選択するとよいかと思います。各試験の公式サイトで無料の模試に回答することが可能です!

看護師の年収

最後に、年収を確認しましょう。

オーストラリアの正看護師の2022年平均年収は$79,972です。2022年7月のレートで日本円でおよそ750万円です。

これは、月収にするとおよそ6,600AUD(約62万円)です。ここから、所得税をひかれると5,110AUD(約48万円)が月の手取りとなります。

最後に

今回の記事のポイントを以下にまとめておきます:

  • 最初の準備は英語資格
  • OETでの対策がオススメ
  • 年収はおよそ750万円

以上が、オーストラリアで看護師として働く方法と年収まとめでした。

この記事を読んでいる皆様のほとんどが看護師という専門性の高い職についている方達です。看護師の方は「英語さえできれば」海外でも働ける確率が飛躍的に上がります。

一方で、その英語の基準が高く多くの人が挫折しているのも事実です。 実際に語学学校に長期的に通っても、英語の基準が満たせずに諦めている人たちを私は目の当たりにしてきました。

日本で働きながら、英語基準を満たす事ができると費用を貯めることができます。何より、看護師登録までの確率を大きく上げる事ができます。

弊社は日本で唯一、IELTSや医療英語OETの対策を専門的にできるオンラインスクールです。毎月、海外で看護師をされる方の英語サポートを全面的に提供しています。英語対策で困っている事がありましたら、遠慮なくご相談ください!

記事を最後までよんでいただき、ありがとうございました。

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2 Comments
  1. Jiro 4週間 ago

    上記に Ahpra に認定されてる大学は11 校とありますが、ACU が3回書いてあります。後 VIC 州の大学が一つもありませんが確か VIC 州全ての大学での看護科も確か認定されてるはずです。

    • Author
      ルーク 4週間 ago

      こんにちは。教えていただきありがとうございます!
      早速、修正いたしました:)

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