今回の記事は、「ダートマス大学MBA(Tuck )の特徴と進学方法」を紹介します。
それでは、詳しくみていきましょう。
目次:
ダートマス大学MBA(Tuck )
まずは、基本情報から確認しましょう。
都市 | Hanover, NH |
生徒数 | 294人 |
コース期間 | 21か月 |
受験者数 | 2,463 |
合格率 | 11.9% |
GMAT平均値 | 724 |
英語の必要資格 | 必要(詳細不明) |
平均勤務年数 | 5.0年 |
年齢 | 23 – 38 |
ウェブサイト | https://www.tuck.dartmouth.edu/mba |
ダートマス大学MBAは「賢明かつ果敢に決断ができるビジネス界のリーダーの育成」というミッションを掲げ運営されています。
受験者数は2,463人ですが、入学者数は294人です。つまり、ダートマス大学MBAの合格率はおよそ11.9%ということになります。これは、合格者が全員入学することを前提とした確率ですので、実際の合格率はもう少し高いでしょう。
ダートマス大学MBAは、出願に必要な英語資格の詳細スコアは明記されていません。一方で、GMATの合格者平均点は724と非常に高く、いずれにせよ英語力は必要です。
学費
ダートマス大学MBAの2022-23年度の学費です。
学費(年) | $77,520 |
卒業までの概算総費用 | $234,279 |
- 参照 : Tuition Fee
ダートマス大学MBAの学費は、2022年9月現在のレートで年間およそ1,108万円です。生活費込みの卒業までの費用はおよそ3,350万円です。
トップ校の中では学費は平均的です。その学費は、年間2-5%の割合で高くなり続けています。
奨学金に関しては、ダートマス大学MBAではMerit-basedを採用しています。Merit-basedとは、能力や学業成績に基づいて支給される奨学金です。財務状況に応じて支給されるNeed-basedではありません。
ランキング
ダートマス大学MBAの世界ランキングの推移です。
Year | QS | FT | Economist |
2022 | 52位 | 18位 | 11位 |
2021 | 49位 | 10位 | N/A |
2020 | 45位 | 16位 | N/A |
- 参照 : QS Global MBA Rankings
- 参照2 : Financial Times
ダートマス大学MBAは、大学格付け機関QS 52位、FT 18位、Economist 11位のランキングです。格付け機関により、評価方法が異なります。
QSのランキングは、「雇用機会(40%)、起業家精神と卒業生の成果(15%)、投資収益率(20%)、リーダーシップ(15%)、クラスと教員の多様性(10%)」の内訳にて評価されています。
FTは、「加重平均給与、昇給率、女性教員・学生の割合、キャリアアップ」など多岐にわたって評価されていますが、その比重は公開されていません。「企業の社会的責任・卒業生の推薦」が評価に含まれていることが、他社との違いです。
Economistは、「新しいキャリアの機会(35%)、自己啓発/教育経験(35%)、給与の増加(20%)、ネットワークの可能性(10%)」の4点が評価対象です。
給与
ダートマス大学MBAの給与の推移です。
入学前 | $84,051 |
卒業後 | $142,179 |
上昇率 | 78.1% |
卒業直後の給与は、入学前の1.78倍になります。給与上昇率は、他の海外トップMBA校と比較をすると平均的です。
Tuck MBA卒業後のキャリアパスですが、その他のMBA同様に、コンサルティングと金融の会社へ進まれる方が中心です。
企業名まで確認できますので、上記ウェブサイトを確認してください。
その他の情報
その他のデータを確認してみましょう。
留学生比率 | 41% |
女性比率 | 46% |
卒業3か月以内就職率 | 97% |
キャリアサポート | 28位 |
卒業生による推薦 | 17位 |
留学生比率も女性比率も40%を超えており、米国MBAの中では比較的バランスの取れた学校と言えます。通常の米国MBAでは、双方とも30%前後であることが多いためです。
「卒業3か月以内就職率も97%」と、出口でも優れた成果を上げています。
キャリアサポートのランクはさほど高くありませんが、卒業生の推薦ランクを踏まえると、プログラム満足度は高いことが伺えます。
進学方法
ダートマス大学MBAの出願要件です。
- TOEFL(IELTS)
- GMAT (GRE)
- 学士の成績
- 推薦状
- エッセイ
- レジュメ(職歴)
- 願書
- インタビュー
上記の出願要件は、トップMBA校ですと、おおよそどこも同じです。
一方で、TOEFL(IELTS)のスコア提出は必要ですが、具体的な数値は書かれていません。
ランキングを考えると、少なくともTOEFL100(IELTS7.0)を目指して学習すると良いでしょう。
一方で、GMATの合格者平均点が724点とかなり高い数値になっています。
GMAT対策には、高い英語力が必要です。英語に自信がない人は、TOEFL(IELTS)対策を通して、高い英語力をつけた上でGMAT対策を始めると良いでしょう。
最後に
今回の記事のポイントです:
- Economist 世界大学ランキング11位
- 年間の学費は1,108万円
- 出願にはTOEFL(IELTS)が必要
ダートマス大学MBA(Tuck )の特徴はある程度把握できましたでしょうか。
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自分が実際にキャンパスにいることをイメージすると、より海外留学をする実感をえられるのではないでしょうか。
マネジメントにおける戦略的思考を獲得し、決断の成功率を上げることを大切にしていることが伺えますね。
その他の海外MBA校や情報は下記のサイトにまとめておりますので、必要な場合はご参照下さい。
- 参照元: 海外MBA 一覧
最後に、弊社は海外MBAを志す方に、TOEFLとIELTSをオンラインで専門的に教えています。英語対策でお悩みなどありましたら、遠慮なくご連絡下さい!
記事を最後まで読んでいただき、ありがとうございました。