IELTSやTOEFLを短期対策する方法は?試験日が差し迫った人向け

TOEFLとIELTSの結果を短期対策で出す方法

こんにちは、SOLO IELTS TOEFLルークです。

この記事ではIELTSやTOEFLを短期対策する方法を紹介します。試験日が差し迫った人向けの記事となっています。

IELTSやTOEFLは短期といえど確実にスコアを上げるためには3か月はかかる試験です。目標スコアから逆算した本日やるべきタスクを消化していくことが大切になります。

最後に試験日まで1週間しかないという人にもアドバイスを書きました

試験日から逆算したIELTSとTOEFL対策

IELTSやTOEFLは他の英語の試験と同様に短期対策するにあたっては、試験日というゴールから逆算した計画を立てることが大切です。

現状の自分のIELTS、TOEFLのスコアと目標のスコアまでにどれぐらいギャップがあるのかをまずは知りましょう。

短期で対策をするにあたっては試験日までにむやみやたらに勉強するのではなく、各自に必要なことを把握してそれに集中することが大切です。

IELTSやTOEFLの短期ってどれぐらい?

IELTSやTOEFLの短期対策とはそもそもどれぐらいの期間を言うのでしょうか。確実にスコアを上げるという観点で考えるとIELTSとTOEFL対策は3か月はかかります。

具体的には、1日2-3時間を3か月続けて1点上がるのがIELTS、10-15点上がるのがTOEFLといったところです。

この記事を読んでいる人には、「試験は来週なんだ」という人もいるかと思います。3か月間の短期対策の話をメインに、それから最後に試験1週間前にできる対策を紹介したいと思います。

TOEICのようになかなか直前の詰め込みが効かないのがIELTS、TOEFLですね

IELTSやTOEFLの短期対策

上記で説明したように、IELTSやTOEFLの短期対策は基本的には3か月かかるという観点からまず対策を紹介していきます。

IELTS、TOEFLは4技能全ての勉強をする必要があります。 現状の各セクションのスコアによってどの技能に着目して対策をするのが良いかが決まります。

RLはSWよりもスコアを伸ばすのに時間がかかります。LRは英語力の素地であり、SWというのはLRの上に乗っかったテクニカルな部分であるためです。

IELTS、TOEFLに限らず土台作りは時間がかかりますね

やってはいけない短期対策

まずはやってはいけないIELTS、TOEFLの短期対策を知っておきましょう。以下はスコアアップという点ではそんなに効果がない対策です。

  1. 模試を解くだけ
  2. 復習に時間をかけていない
  3. Rは単語を覚えるのみ
  4. Lは解いて音源を聴く
  5. SWは模範解答を見て納得するだけ
  6. 多くの参考書に手を出す

復習がなおざりになっている対策が最悪です。模試は隅から隅まで丸暗記してしまうほどに復習をすることがとても大切です。解いた時間の3-5倍の時間を復習にあてることが大前提です。

また何冊も参考書に手を出すのではなく、IELTSにしてもTOEFLにしても、 短期対策の場合は公式問題集のみに手を出すのが正統法です。

それだけ復習に時間を当てても、少し時間を空けて再度模試をとくとまだ間違えるのが人間なのです

TOEFLの短期対策

TOEFLにおいては1日2-3時間の勉強を3か月続けて10-15点上がるのが平均的な学習者です。従って、目標を定める際に現状TOEFL60点の人が100点を目指すというのは非現実的です。

TOEFLにおいては目標とするスコアによって着目すべきセクションが変わります。多くのTOEFL受験生が目指すスコアである61点、80点、100点と分けて考えてみましょう。

TOEFL61点を目指す短期対策

TOEFL61点を目指すにあたっては正攻法という観点では中高の英語を完璧にすることです。英検2級の過去問で9割の正答率、 準1級で6割ほどの正答率を目指せばTOEFL初回受験で61点はでます。

ただしこれは正当方ですので短期対策ではありません。短期対策では合計61点 (R13 L12 S18 W18 )を目指していきます。

つまりRLを捨ててSW18点を目指してトレーニングをします。SWもリスニング能力が必要ですが、61点を目指すにあたっては細部を聞き取る必要はありません。

要点だけを聞き取って短文でもいいのでとにかく話すこと、書くことを訓練します。TOEFLのSWは量だけで18点にのるのです。

TOEFL80点を目指す短期対策

TOEFL80点の正攻法は全セクションで20点を目指すことです。しかしこちらもRで20点を取るのに時間がかかるため短期対策としては非現実的です。

短期対策で80点を目指す場合はRを捨てて、Lの力を上げLSWでRをカバーする戦略です。従って、合計80点 (R16 / L22 / S20 / W22)がとるべき戦略となります。

Lは音声変化に注意しながらシャドーイングの再現性をあげていきます。WはIntegratedを300字弱、Independentを350字を目指してかけるように文字量を大切にします。

スピーキングで20点をとるためには、タスク1,2の完成度を上げつつ、タスク3,4で簡単な言葉を使って説明できるところを目指します。

TOEFL100点を目指す短期対策

TOEFL100点はRLで満点を狙えるような実力を目指すことが結果的には短期対策となります。 目指すべきスコアの内訳は、合計100点 ( R26 / L27 / S22 / W25 )となります。

特に強調しきれないのがリスニング力です。SWの要点聴き取りにも作用するため結果的に100点となります。

S22点なのに?という声が聞こえてきそうですがS23点以上は日本で育った人には非常に難しいのが現実です

詳しいTOEFL100点までの各セクションの学習方法は以下の記事を参照にしてください。

IELTSの短期対策

IELTSの短期対策もTOEFL同様に1日2-3時間の勉強を3か月続けて1点上がるのが平均的な学習者です。現状IELTS4.0の人が7.0を3か月で目指すというのは非現実的です。

IELTSはTOEFLのように目標としているスコアごとに、対策の着目すべきセクションが変わるといったような事はありません。

基本的にはRLをSWより0.5多くとるというのが戦略になります。つまりOA6.5を目指している人というのは、(R6.5 / L6.5 / S6.0 / W6.0)となります。

足して4で割ると6.25ですが繰り上げでオーバーオール6.5になるのですね

IELTS RL短期対策

Rというのは短期での対策というのは難しいです。精読できないとスコアが出ないようになっているためです。精読というのは英文法(特に構文ですね)と単語力の上に成り立っています。

Rにおける問の先読みなどのテクニカルなこともきちんと読めることが前提の上に役立つスキルです。

従ってRは3か月かけて+3000-4000語の補強をしながら、問題を解き終わった後に1文1文意味を完全にとれているかを追求することが大切になります。

LはIELTSの音源の真似をできるところが短期対策となります。 自分が生成できる音というのは聞き取ることができるためです。ただ問題を解くのではなく、 自分がIELTSの音源の真似をできるところを目指します。

真似をしているところは必ず録音して オリジナルの音と比べましょう

IELTS SW短期対策

最後にIELTS SWです。IELTS SWは高スコアを出すのは難しいですか短期対策が非常にしやすい分野です。

まずSWともに共通しているのは評価基準を知ることです。目指しているスコアにおける「話さなければならない、書かなければならないレベル」を知ることから始めます。

IELTSの良い点としては「これぐらい書けたら〜点です。 これぐらい話せたら〜点です。」と非常に細かく説明されていることです。

評価基準を知ったら今度は実際に話すこと、書くことです。Sは発音良く流暢に話し続けること、Wはまずは型に沿って書くことを覚え、表現の幅を増やしていくことがカギになります。

SWに関しては対策ロードマップを作っているので是非上から網羅していってください。

RLの素地がある人はロードマップに沿って対策をするとSWも6.0-6.5ぐらいまでは確実に取れます

試験日1週間前

では最後に試験日まで1週間しかない人は何をすべきなのかを考えてみましょう。

まず最初にすべきことは模試を解いて試験の流れと概要をつかむことです。英語力がそこそこある人は試験に慣れるだけでIELTSは1点、TOEFLも15点ぐらい変わったりします。

模試を解く際に気を付けて欲しいのは時間を徹底して守るということです。

IELTSやTOEFLの模試を解く以外には英語に慣れることができると尚良いです。1日3-4時間英語を聴いたり読んだりしましょう。

できれば聴いたり読んだりしたことを要約する訓練をしておくと、 全体像をつかむというIELTSやTOEFLにおける非常に大切な感覚が養われます

筆者メッセージ

IELTSやTOEFLを短期対策する方法は理解できましたでしょうか?

短期対策と言いつつIELTS やTOEFLというのは実質3ヶ月はかかるというお話でした。

IELTSやTOEFLにおけるRLなどは非常に根性がものをいうと思っています。実はテクニカルなことというのはあまり効果をもたらしません。

来る日も来る日も、できないけれども立ち上がり続けるという力が最も大切になります。

ポジティブにとらえると、IELTSやTOEFLといえど英語であります。継続していれば必ずできるようになります。

今日もまた立ち上がって前に一歩進みましょう

弊社はIELTSとTOEFLに特化しています。試験準備において苦労している、時間を短縮したいという人は遠慮なく私に相談してくださいね。

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