こんにちは、SOLOのルークです!
オンラインでIELTSやTOEFLを教えています。
今回の記事では「インペリアル・カレッジ・ロンドンの概要と留学方法」を紹介します。
インペリアルでは、工学部のほとんどの学科で世界ランキング10位以内を獲得しています。留学生のための準備コースにあたるファウンデーションコースがないので、高い英語力が受験資格として必須です!
それでは詳しく見ていきましょう。
目次:
インペリアル・カレッジ・ロンドンの特徴
まずは、インペリアル・カレッジ・ロンドンの基本的な情報を見てみましょう:
都市 | ロンドン |
生徒数 | 17,717人 |
男女比率 | 60:40 |
留学生比率 | 59% |
コース期間 | 3年 |
合格率 | 11.5% |
出願資格(英語) | IELTS 6.5- / TOEFL 92点- |
QS世界ランキング | 6位 |
Times世界ランキング | 12位 |
インペリアル・カレッジ・ロンドンは、「科学、工学、医学、ビジネスの分野で産業、商業、医療への応用を念頭に置いた世界レベルの奨学金、教育、研究を体現し、提供する」というミッションを掲げ運営されています。
イギリスの大学では珍しく男子比率が6割を超えています。設置されている学部が、「工学、医学、科学、ビジネス」と男子に人気なのが理由として挙げられます。
同校の合格率は11.5%程度です。志願者28,700人に対して、合格者は3,305人です。これは、同大学より世界ランキングで上位に位置しているオックスフォードやケンブリッジよりも低い値ですので、入学は超難関と言えます。
インペリアル・カレッジ・ロンドンの世界ランキングは大学格付け機関QSでは6位、Times Higher Educationでは12位です。
学費
2023年度の学費を確認してみましょう :
学費(年) | £36,700 – £39,100 |
奨学金(年) | 年間 £1,000 |
- 参照元 : Tuition Fee
インペリアル・カレッジ・ロンドンの学費は、2023年7月現在のレートでおよそ年間670-715万円です。
例外として、医学部の学費はおよそ800万円 / 年となっておりますのでご注意ください。
学部奨学金に関してですが、インペリアル・カレッジ・ロンドンでは日本人の学生が申請できるものでは、最大で1千ポンド支給されます。修士・博士過程については、多数ありますのでウェブサイトからご確認ください。
インペリアル志望の方で、金銭的に不利な学生は日本にいる間に学費の目途を立てておく必要があります!!
学部紹介
続けて、インペリアル・カレッジ・ロンドンが設置している学科を確認してみましょう :
- 宇宙工学
- バイオ工学
- 化学
- 土木環境工学
- コンピューティング
- デザイン工学
- 地球科学工学
- 電子工学
- 機械工学
- 材料
- 脳科学
- 免疫学&炎症学
- 感染症
- 代謝、消化および生殖
- 国立心臓&肺研究
- 公衆衛生
- 外科&がん研究
- 科学
- 数学
- 物理
- 生命科学
- 金融
- マネジメント&起業
- 経済&社会政策
- マーケティング
- 統計&オペレーション
「工学、医学、科学、ビジネス 」の4分野から成り立っており、その中に上記の学部があります。
世界ランキングで評価の高い学科は「石油工学、土木工学、機械工学、コンピューティング、電子工学、自然科学、化学、環境科学、医学、統計、数学、物理、バイオ科学、材料科学、コンピュータサイエンス」です。
インペリアルといえば、工学と医学と呼ばれるほどに、ほとんど全ての学科が世界ランキングで上位を占めています!
ロケーション
次に、ロケーションです:
インペリアル・カレッジ・ロンドンのキャンパスは、ロンドンの中心地に位置しています。美術館や博物館に囲まれた贅沢な学生生活を送ること可能です。
留学中の滞在先は、学生寮とアパートから選択できます。インペリアル・カレッジ・ロンドンでは、入寮申込期日までに申込書を提出した留学生を含めた新入生全員に、学内の学生寮への入居が保証されています。
その立地の良さから、産業界と密接な関係を持ち、イギリスの大学の中で最高の就職率を誇っており、ガーディアン紙から「卒業生の雇用可能性」における項目でトップを獲得しています!
インペリアル・カレッジ・ロンドンの進学方法
以下は、インペリアル・カレッジ・ロンドンの進学要件です。
資格 | 学部 | 修士 |
IELTS | 6.5 -7.0 | 6.5 – 7.0 |
TOEFL | 92点 – 100点 | 92点 -100点 |
成績 (GPA) | 4.5以上(5段階) | 3.6以上 |
規程テスト | A Level: AAA – A*A*A: IB: 38-42 | N/A |
インペリアル・カレッジ・ロンドンに入学のためには「英語の資格・GPA(成績)・規程テスト」の3点の準備が必要になります。
IELTS(TOEFL)のスコアは、6.5または7.0ですが、各学科によって異なります。ご自身の志望学科のウェブサイトよりご確認が必要です。
学部進学者の規程テストに関しては、日本のセンター試験は認められていません。代わりに、イギリスのA Levelを受験する必要があります。
出願プロセスは以下です :
- STEP1. IELTS(TOEFL)スコアメイク
- STEP2. A Levelのスコアメイク
- STEP3. パーソナルステートメント
- STEP4. 推薦状
- STEP5. インタビュー
学部入試では、まずはIELTS(TOEFL)などの英語試験と、A Levelなどの学力テストを受けます。テストのスコアがとれた方が出願資格を得られます。
テストの後は、パーソナルステートメントと推薦状の準備、インタビューへと進んでいきます。また、学科により大学側から課せられる独自テストを受ける必要もあります。
インペリアルのパーソナルステートメントでは、「読んてきた本、課外活動」などをライティングとして提出します!
IELTS vs TOEFL
インペリアル・カレッジ・ロンドンへ出願するためには、IELTS6.5-7.0またはTOEFL92-100が必要です。
私個人の見解としては、IELTSの方がオススメと考えています。理由は以下の2点です:
- 理由1:IELTS7.0の方がスコアメイクが若干容易
- 理由2:RLの誤答数の許容範囲が広い
弊社の生徒のスコアを参照にすると、IELTS 7.0はTOEFL95点と同等のレベルですので、IELTSの方が若干スコアメイクが容易です。
また、TOEFL100点を目指す場合、リーディングとリスニングは28点近く取得することが理想です。つまり、4問程度までしか間違えることが許されません。
一方で、IELTSはリーディングとリスニングは10問程度間違えても、バンドスコア7.0を取得することができます。
下記に、IELTS7.0の難易度と勉強法を気になる人は参照にしてみてください。
- 参照 : IELTS「7.0」の難易度と勉強法
まとめ
最後に今回の記事のポイントをまとめておきます:
- QS世界大学ランキング6位
- 年間の学費は670-715万円
- IELTS 6.5から出願可能
ロンドン屈指の名門校であるインペリアル・カレッジ・ロンドンですが、出願に必要なスコアはIELTS6.5(TOEFL92点)と、オックスブリッジに比べて比較的容易です。
しかし、求められるGPAは 5段階「4.5以上」とかなり高いので、その点には注意しましょう。
インペリアルに興味がある場合は、キャンパスツアーをみてみましょう。
自分が実際にキャンパスにいることをイメージすると、より海外留学をする実感をえられるのではないでしょうか。
記事を最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
最後に、弊社は海外進学をされる方が必要な、IELTSやTOEFL対策をオンラインで専門的に教えています。英語対策でお悩みなどありましたら、遠慮なくご連絡下さい!