MBAに必要な「GMAT」とは?試験内容やスコア詳細を徹底解説

MBAに必要な「GMAT」とは?試験内容やスコア詳細を徹底解説

こんにちは!

SOLO IELTS TOEFLルークです!

今回の記事では、MBAに必要なGMATの試験内容やスコア詳細をできるだけ詳しくまとめていきます。

MBA受験を意識して、「初めてGMATを知った」という方も少なくないと思います。そんな方がこの記事を読んで、GMATの概要や対策方法を理解する参考にしていただければ幸いです。

GMATとは基本的にMBA留学に必須のテストです。ビジネススクールの授業で学ぶために必要な英語力、数学力、分析力の3つの能力を測ります!

なお情報量が多いので、見出しを参考にして必要な情報だけを読んでください。それでは詳しくみていきましょう。

MBA留学に必要なGMATとは?

GMATの概要

GMATは一般的にMBA留学を目指す方が、TOEFLIELTS)などの英語資格の対策後に受験するテストです。

まずは、以下のGMATの概要をみてみましょう:

団体Graduate Management Admission Council
試験名称Graduate Management Admission Test
試験内容・Quantitative(数学)
・Verbal(英語)
・AWA(ライティング)
・IR(総合問題)
試験時間合計:3時間7分
– Quantitative:62分
– Verbal:65分
– AWA:30分
– IR:30分
スコア最高点:800点(最低点:200点)
有効期限5年
受験場所東京・名古屋・大阪・福岡
受験回数上限・12ヶ月で5回まで(生涯で8回まで)
受験料262 USD(※ 約27,500円)
申し込み方法オンライン
公式ウェブサイトhttps://www.mba.com/

※… 1USDを105円とした場合

GMATは、Graduate Management Admission Council(以下「GMAC」)という団体により運営されています。

GMATは、ビジネススキルを測定することを目的としたテストで、基本的にMBAプログラムの出願資格として必要になります。

試験科目は4科目で、特に大切なのは総合スコアを決定する「Quantitative(数学)」と「Verbal(英語)」の2科目です。「AWA(ライティング)」と「IR(総合問題)」は総合スコアとしてカウントされなれません。

GMATは受験回数が制限されてるので、戦略を立ててから対策を行いましょう。特に高いリーディング力が必要になるテストなので、スコアコントロールができた段階で対策することをオススメします!

試験当日の流れ

次に、GMATの試験当日の流れを確認していきましょう :

  • 1. 試験会場に到着
  • 2. パスポート以外をロッカーにしまう
  • 3. 待合室で身元確認
  • 4. 試験本番の部屋に移動
  • 5. PCスクリーン上のの注意点を確認
  • 6. 試験開始

GMAT受験の際に、最も重要なことは試験当日にパスポートを持っていくことです。パスポートがないと受験ができないので、出発前に必ず持ち物を確認しましょう。

また、一度待合室に入ったら勉強をすることができません。試験会場に早く着きすぎても緊張感に押しつぶされてしまうので、集合時間の10分前あたりに会場に向かうと良いでしょう。

パスポート以外の持ち物は、基本的に全てロッカーにしまいます。ただ、休憩時間中に飲食が可能なので水分や食料は持っていくと良いでしょう。筆記用具・参考書・腕時計などは室内に持ち込むことはできないので注意してください!

各セクションの流れ

各セクションは、以下の順番で解いていきます:

  • セクション1. AWA(30分)
  • セクション2. IR(30分)
  • 休憩時間1.(8分)
  • セクション3. Quantitative(62分)
  • 休憩時間2.(8分)
  • セクション4. Verbal(65分)
  • スコアの確認

休憩時間は8分と短いので、トイレと軽い飲食程度を済ませると良いでしょう。手軽に摂取できるゼリー飲料などがオススメです。

GMATは、試験終了後すぐにAWA以外のスコアを確認することができます。AWAのスコアは、20日以内にウェブ上で確認が可能になります。

申込方法

GMATは、以下のページからオンラインで受験申し込みをします:

GMAT申し込みページ

上記のページに個人情報を登録した後に、オンラインで申し込みを行います。受験料はクレジットカード支払いになります。

受験日は土日祝日を除く「平日」で、試験会場は全国4箇所の中から都合が良い会場を選択します。

GMATの試験内容について

GMAT 試験内容

GMATの概要がわかったところで、次はGMATの試験内容をセクションごとに確認していきましょう。

先述の通り、GMATでは以下の4科目が出題されます:

Quantitative(数学)Verbal(英語)AWA(ライティング)IR(総合問題)
出題数31問36問1問12問
スコア6-51点6-51点0-6点1-8点
設問1. 計算問題
2. 条件選択問題
1. 論理的分析
2. 長文読解
3. 文章訂正問題
論文の弱点を見つけ証明1. 図表解析問題
2. 二項目分析問題
3. 表分析問題
4. 複数資料推論問題
必要スキル中学校から高校の数I・数ATOEFLリーディング26点以上
(IELTS リーディング7.0以上)
TOEFLライティング25点以上
(IELTSライティング6.5以上)
Quantitative と Verbalの基礎力

いずれの試験も英語で問題が出題されるので、問題を理解するためにはある程度のリーディング力が必要になります。

また、英語力ではなくビジネススキルを測定する試験なので、英語力の対策だけでなく、母語の思考力も同時に伸ばしていく必要があります。

それでは各試験の内容を詳しく見ていきましょう。

試験1. Quantitative(数学)

以下が、「Quantitative(数学)」の概要です :

試験時間62分
出題数31問
スコア6 – 51点
設問1. Problem Solving(計算問題)
2. Data Sufficiency(条件選択問題)
出題範囲基礎知識問題
速さ
数と式
図形
xy座標
整数(指数)
平方根
絶対値
集合
仕事算
平均(中央値)
順列(組み合わせ)
確率統計
正規分布
不等式
二次関数
指数関数
文章問題

出題される内容は大きく分けて2つあり、「Problem Solving(計算問題)と「Data Sufficiency(条件選択問題)」が出題されます。Data SufficiencyはGMAT特有の問題なので、たとえ数学が得意でも問題形式に慣れておくと良いでしょう。

出題範囲は、「中学校から高校の数I・数A」で習った内容が出題されます。出題される範囲の英語表現をあらかじめ把握しておくことで、間違って問題を解くことを避けることができます。

GMATは、近年 Quantitative が難化しています。個人的には、GREの数学よりも難しいと感じます。

試験2. Verbal(英語)

次に、「Verbal(英語)」セクションの概要です :

試験時間65分
出題数36問
スコア6 – 51点
設問1. 論理的分析(CR)
2. 長文読解(RC)
3. 文章訂正問題(SC)
必要スキル– TOEFLリーディング26点以上(IELTS リーディング7.0以上)
– 社会科学・自然科学・ビジネスの背景知識
– GMATで出題される語彙

「Verbal」は英語力を測定するセクションですが、TOEFL(IELTS)とは違い英語の論理理解力を中心に評価します。試験で問われる内容が全く異なるので、注意してください。

あくまで「英語ができる」という前提のもと作成されている試験なので、読解にも相当のリーディング力が必要になります。TOEFL(IELTS)で高スコアが取得できる状態から、さらに速読力や難易度の高い語彙力を身につける必要があります。

日本の受験生にとっては、まず文章訂正問題で確実にスコアを取ること、長文読解と論理的分析のパートの正答率を上げていくこと、この2点が鍵となります!

試験3. AWA(ライティング)

次に、「AWA(ライティング)」の概要を見ていきましょう :

試験時間30分
出題数1問
スコア0-6点
設問1. Analysis of Argument
必要スキル・TOEFLライティング25点以上(IELTSライティング6.5以上)
・ロジカル・シンキング

AWAは論理的にライティングを展開する力を求められます。TOEFL(IELTS)のライティングと相関性が高いので、比較的スコアが取得しやすいセクションと考えられます。

ポイントは、AWA は英語力ではなく論理展開力が評価されるということです。そのため、TOEFL(IELTS)のように難易度の高い表現を積極的に使用するのではなく、前後の論理的な繋がりにより焦点を当てることが大切になります。

繰り返しになりますが、AWA は総合的なスコアとしての重要度は低いセクションと言えます。まずは優先的に「Quantitative」と「Verbal」の対策をしていくことがオススメです!

試験4. IR(総合問題)

最後に、「IR(総合問題)」の概要です :

試験時間30分
出題数12問
スコア1-8点
設問1. 図表解析問題
2. 二項目分析問題
3. 表分析問題
4. 複数資料推論問題
必要スキル・読解力(速読力)
・Quantitative と Verbalの基礎力

IR は、英語と数学の両方のスキルが必要となり比較的難易度の高いセクションです。一方で、AWA と同様に総合スコアには影響を与えない独立した問題です。

ビジネススクールでの評価の位置付けも明確に決まっていないので、平均値の5点を目指すと良いでしょう。

IRは、「Quantative」と「Verbal」の学習をすることが一番の対策方法です。特別な表現や数式などは出題されません!

GMATのスコアについて

MBA留学に必要なスコア

まずは、MBA留学に必要なGMATのスコアを確認していきましょう。ビジネススクールのランキングに応じて、求められるスコアは大きく3パターンに分かれます。

以下がその3パターンです :

  • 世界ランキングトップ:約730点
  • ヨーロッパトップ:約650-710点
  • アジアトップ:約600-680点

注意点として、世界ランキングトップ合格者のGMAT平均値は年々上昇しています。INSEAD」や「HEC Paris」を除いた、アメリカのMBAスクールは基本的に730点が必要だと考えましょう。

またオンラインMBAの場合は、GMATの平均スコアが「538点」、最高スコアが「677点」です。なので、アジアトップMBAプログラムで求められる水準と同程度と考えて良いでしょう。

以下は、各MBAで求められる入学要件をまとめた記事です。参考までにご覧になってください:

MBAトップ校を目指さないにしても、GMAT600点を切ると選択肢が大幅に減るため気をつけましょう!

総合スコア 算出表

繰り返しになりますが、GMATの総合スコアは「Quantitative(数学)」と「Verbal(英語)」のスコアによって決定します。

それぞれ「6 – 51点」で採点されたスコアが、800点満点に換算されます。 目安は以下の表の通りです :

ちなみに、Verbal の平均スコアは「約27点」で、Quantitativeの平均スコアは「約38点」です。

実際のスコアは1点ずつ加算されますが、上記の表では5点きざみで表記しています。というのも、同じスコアでも受験日の平均スコアによって総合スコアに変動があるためです。

例えば、「Verbal 25点」、「Quantitative 45点」の場合でも、トータルスコアが590点だったケースや、610点になったりするケースがあります。あくまで参考程度に考えていただければ幸いです!

その他スコア(AWA & IR)

AWAとIRのスコアは、総合スコアとは関係がありませんが、ビジネススクールにはスコアが報告されます。総合スコアに反映されないから低いスコアでも良い、という訳ではないので注意してください。

参考までに、以下が AWA と IR に関する共通認識のようです:

  • 認識1. 評価観点の一部として扱われる
  • 認識2. AWA「4.0以下」・IR「4以下」はネガティブ
  • 認識3. AWAがより重視される

AWA は「0 – 6.0点」、IR は「0 – 8点」でスコアが算出されます。平均点はいずれも「4.3点」です。上記の共通認識を考慮すると、いずれも平均点以上は取得できるように対策しておくことが良いと考えられます。

AWAにおいては4.5点以上、IRは5点以上を目安にしておくとマイナスイメージは避けられます!

GMATとGRE スコア換算表

MBA留学を考えたときに、GMATと同様に特別な対策を求められるのが「GRE」です。近年、ほとんどのビジネススクールがGMATの代わりにGREも応募要件として認定しています。

参考までに、以下がGMATとGREのスコア換算です:

GMAT と GRE のテスト構成は類似点が多いですが、一つ大きな違いとして、GMATよりも文章読解の割合が多いことが挙げられます。問題を解くために必要あん語彙力も多く、難解な語彙が出題されることも特徴の一つです。

日本の年間受験者数は、GMATが「約2,000 – 2,500人」なのに対して、GREは「約3,000人」と若干ですが GRE の方が受験者数が多いです。

現在GMAT対策をしていてGREへの変更検討をしている方は、志望校がGREでの出願が可能かあらかじめ確認しておくことをオススメします。スクールの中には、GMATのみを応募要件としているところもあります!

以下の参照リンクでは、GREのスコアを入力すると自動的にGMATのスコアに換算してくれます。参考までにどうぞ:

最後に

GMAT高スコアは「英語力」と「数学力」が鍵

最後に、今回の記事のポイントをまとめておきます:

  • 「Quantitative(数学)」と「Verbal(英語)」対策を優先する
  • 600点以上がスコアの目安
  • TOEFL(IELTS)対策で英語力を伸ばしつつ、数学力を強化する

MBA受験生にとって、GMATは避けては通れない道です。非常に難易度の高いテストですが、TOEFL(IELTS)対策でスコアメイクが万全にできている状態ならば、通常約3ヶ月程度で対策している方が多い印象です。

一方で高校で文系だった場合、「Quantitative(数学)」の対策に苦労して、半年ほど対策が必要になる場合もあります。自分の現状を正しく分析して、長期的に対策のプランを構築していくことが大切になります。

GMATで高スコアを取得することができれば、ネイティブの受験生に勝てるアドバンテージになります。厳しいテストですが、この壁を超えた先に新しい可能性が広がっていると思います!

最後まで記事を読んでいただきありがとうございました。

TOEFL(IELTS)対策や、GMAT対策でお悩みやご相談などあればお気軽にご連絡ください。

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